
トップアナリストによる今買うべき3銘柄(2024年6月25日)
2024年6月26日 Masuko Takashi
ビザは、時価総額が4,930億ドルに迫る世界最大のクレジットカード発行会社で、15,000以上の金融機関によって発行され、42億枚以上の「VISA」ブランドカードが使用されています。
ビザは、6月30日までの12カ月間に、世界200カ国の1億以上の加盟店を通じて、約2,690億件の決済取引を行いました。これほどの規模で事業を展開する企業は、どの分野であれ多くはありません。
ビザは、6月に終了した2023会計年度の最終四半期に好調な業績を達成しました。同四半期の純収入は前年同期比12%増の81億ドルで、予想を4,000万ドル上回りました。非GAAPベースの純利益は45億ドル、1株当たり2.16ドルで、EPS(1株当たり利益)は予想を4セント上回りました。
同社の決済件数は、「欧州域内を除くクロスボーダー取引」が22%増と牽引したことで、年率9%増と好調で、処理取引総額は前年比10%増でした。
ゴールドマン・サックスのアナリスト、Will Nance氏はビザの今後の可能性に楽観的です。全体として、事業トレンドは比較的安定しており、中核となる消費者向け決済事業には大きな余力が残されている一方、新たなフロー(消費者向け決済の10倍程度)の開拓も進んでいます。
Nance氏の強気スタンスは、「買い」そして目標株価286ドルに結実しており、1年後に21%の上昇を見込んでいます。
ビザは最近、24件のアナリストレーティングがあり、その内訳は「買い」が20件、「中立」が4件で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価281.91ドルは、現在の株価236.96ドルから1年間で19%の上昇可能性を示唆しています。
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本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、Seeking Stability? Goldman Sachs Says These 2 ‘Blue Chip’ Stocks Are Less Vulnerable to Rising Rates原文の翻訳を中心にまとめています。
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