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アナリストによる今買うべき金関連株ベスト5(2024年2月)

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金は歴史的に、安全な避難先資産として知られています。そして金関連株への投資は、株式や債券以外にポートフォリオを分散し、市場ボラティリティに対してヘッジしたい投資家にとって魅力的な選択肢となり得ます。

JPモルガンのレポートによると、金価格は年後半に最高値を更新する前に、短期的には下落トレンドになると予想されています。さらに同社は、金価格は2025年に1オンスあたり2,300ドルのピークに達すると予測しています。

一般投資家のポートフォリオに最適な金銘柄を特定するために、TipRanksの株式スクリーナーツールを活用し、5銘柄を厳選しました。これらの銘柄はアナリストから「強気買い」のコンセンサス評価を得ており、15%以上の上値余地を示唆しています。

それでは、投資家が検討すべき5銘柄を紹介します。

バリック・ゴールド (NYSE:GOLD)

カナダを本拠とするこの鉱山会社は、金と銅の探査、開発、生産に関与しています。TipRanksによれば、アナリストの平均目標株価は21.31ドルで、今後12カ月で43.79%の上値余地を示唆しています。

ウィートン・プレシャス・メタルズ (NYSE:WPM)

カナダの貴金属ストリーミング会社で、鉱山会社が生産する貴金属やコバルトを長期契約に基づいて購入し、支払額と販売額の差から利益を得ます。アナリストの平均目標株価の53.67ドルは、今後12カ月で16.93%の上値余地を示唆しています。

リオ・ティント (NYSE:RIO)

英国を拠点とするグローバル鉱業企業で、金、鉄鉱石、アルミニウム、銅、ダイヤモンドなど様々なコモディティ事業で知られています。平均目標株価の81.19ドルは、今後12カ月で19.2%の上値余地を示唆しています。

オシスコ・ゴールド・ロイヤリティーズ (NYSE:OR)

カナダを本拠とする貴金属仲介会社で、ロイヤルティおよびストリーミングの取引に携わっています。平均目標株価の18.32ドルは、今後12カ月で25.14%の上値余地を示唆しています。

B2ゴールド (NYSE:BTG)

カナダの鉱山会社で、主に金の探査と生産に注力しています。平均目標株価の4.48ドルは、今後12カ月で68.4%の上値余地を示唆しています。先週、2人のアナリストが「買い」レーティングを付けました。

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、5 Best Gold Stocks to Buy Now, According to Analysts – February 2024原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
米国株投資の銘柄分析はTipRanks
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