
アナリストが依然選好する「強気買い」半導体銘柄:ASML、TSMC、ケイデンス・デザイン・システムズ
2023年10月27日 Masuko Takashi
続いてご紹介するのは、リミテッド・パートナーシップの鉱物権会社であるブラック・ストーン・ミネラルズです。この会社は、エネルギー産業、特にエネルギー資源が豊富な地域における土地所有権に基づくロイヤルティ収入から収益を得ています。同社の土地所有権は、テキサス、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマなど広範囲にわたっています。
同社は、地質学者や技術エンジニア、土地・事業開発者、エネルギー投資の専門家など、多数の専門家の経験に基づいて土地を取得しています。そして、土地利用に関する収益は主にロイヤルティの形で、エネルギー採掘会社から土地所有者であるブラック・ストーンに支払われます。2023年末時点で、ブラック・ストーンの保有する土地には、63基の稼働中の掘削装置があります。
これらのリグ稼動に伴うロイヤルティにより、ブラック・ストーンの2023年第4四半期の売上高は1億9,080万ドルとなり、前年同期比17%減となりましたが、予想を6,400万ドル以上上回りました。EPSは65セントと、予想を24セント上回りました。
配当志向の投資家は、ブラック・ストーンが7四半期連続で1億ドルを超える配当可能キャッシュフローを記録していることに興味を持つでしょう。第4四半期の数字は前四半期から4%減少しましたが、それでも1億1,910万ドルでした。
この分配可能キャッシュフローは、今年4月に発表された普通株1株当たり37.5セントの第1四半期の配当を支えました。年率換算で1.50ドルで、前四半期比では21%減少しましたが、それでも予想配当利回りは9.15%です。
この銘柄は、スティフェル・ニコラスのアナリスト、Derrick Whitfield氏の注目を集めています。「当社の見解では、ブラック・ストーン・ミネラルズは、バリュエーション、資本還元、有機的な価値創造など、投資家にユニークな投資テーマを提供しています。同社は、米国最大の石油・ガス鉱物およびロイヤルティに関する専業の所有企業です」
Whitfield氏は、「買い」レーティングを付け、19ドルの目標株価は今後12カ月で16%の上値余地を示唆しています。
TipRanksによれば、ブラック・ストーン・ミネラルズ株の過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が1人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「中程度の買い」です。株価は16ドル前後で推移しており、平均目標株価の18ドルは、今後12カ月で10%の上値余地を示唆しています。
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本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、Seeking at Least 8% Dividend Yield? Analysts Offer 2 Dividend Stocks to Buy原文の翻訳を中心にまとめています。
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