
「強気買い」小売株でベストの銘柄は?
2024年3月7日 Masuko Takashi
ソーシャルメディアの巨人であるメタ株は、年初来で約194%上昇しています。この大幅な上昇にもかかわらず、Josey氏はメタの見通しについて強気の姿勢を崩しておらず、彼の目標株価425ドルは、今後12カ月で20%以上の上値余地を示唆しています。
Josey氏を含め、多くのウォール街アナリストは、コスト構造の削減、広告売上高の増加、AIの進歩により、メタ株を推奨しています。
過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が37人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の389.57ドルは、今後12カ月で10.24%の上値余地を示唆しています。
ライドシェアやデリバリーを世界的に展開しているウーバー株は、旅行者数の伸びの加速、厳格なコスト規律、成長イニシアチブへの投資から恩恵を受けています。株価は年初来で約150%上昇しています。それでも、Josey氏は更なる上値余地があると見ており、12月20日に目標株価を67ドルから75ドルに引き上げました。
ウォール街アナリストはウーバー株について楽観的であり、過去3カ月間のアナリストレーティングは、同株をカバーするアナリスト34人全員が「買い」レーティングを付け、コンセンサス評価は「強気買い」です。しかし、株価が大幅に上昇しているため、平均目標株価の64.48ドルは、今後12カ月で4.49%の上値余地を示唆するに留まっています。
ウォール街のアナリストは、アマゾン、メタ、ウーバーに対して強気です。これら全ての銘柄のコンセンサス評価は「強気買い」ですが、アナリストの平均目標株価は、今後12カ月間でアマゾンがウーバーやメタよりも上昇する可能性が高いことを示唆しています。
本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、3 Large Cap Stocks 5-Star Analyst Picks for 2024原文の翻訳を中心にまとめています。
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