
手術支援ロボットのインテュイティブ・サージカル、堅調な決算で株価急騰
2024年10月19日 Masuko Takashi
カナダのトロントを本拠とするバリック・ゴールドは、業界最大級のティアワン(第1級)金・銅資産ポートフォリオを誇ります。同社では、ティアワン鉱山を年間最低生産量が50万オンス、採掘年数が10年以上の鉱山と定義しています。バリックは1株当たり0.10ドルの四半期配当を支払っており、配当利回りは2.35%と魅力的です。
2024年第1四半期には、バリック・ゴールドは94万オンスの金と4万トンの銅を生産しました。調整後EPSは前年同期比36%増の0.19ドル、売上高は4%増の27億5,000万ドルでした。
2024年通期の金生産量は390万~430万オンス、銅生産量は180~210Kt(千トン)を見込んでいます。同社は、ドミニカのプエブロ・ビエホ鉱山の拡張工事の完了とパプアニューギニアのポルジェラ鉱山の操業再開を背景に、年内に金の生産量増加を予想しています。
TipRanksによれば、 バリック・ゴールド株の過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が10人、「中立」が2人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の22.54ドルは、今後12カ月で29.4%の上値余地を示唆しています。株価は過去1年で7.1%下落しています。
カナダのトロントを本拠とするアグニコ・イーグルは、カナダ、オーストラリア、フィンランド、メキシコで事業を展開し、米国とコロンビアで開発プロジェクトを行う大手金鉱山会社です。同社は、低リスク地域での金生産拡大、キャッシュフローの成長、安定的な配当、株式希薄化の抑制を掲げています。そして、長期的に優れたリターンを生み、高品質で管理しやすい事業構築を目指しています。
2024年第1四半期には、87万8,652オンスの過去最高の金生産量を報告しました。2024年通期の金生産量は335万~355万オンスと予想しています。1株当たり0.40ドルの四半期配当(配当利回り2.34%)を発表し、第1四半期中に1,990万ドル相当の自社株買いを実施しました。
第1四半期の鉱山収入は前年同期比21.2%増の18.3億ドル、調整後EPSは前年同期比31%増の0.76ドルでした。
TipRanksによれば、過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が11人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の74.43ドルは、今後12カ月で7.7%の上値余地を示唆しています。過去1年間で株価は23.7%上昇しました。
金は、困難な経済状況下では安全な投資先と考えられています。投資家は、ポートフォリオに何らかの形で金のエクスポージャーを持つべきでしょう。上記の3つの金鉱株は、将来的に大きく上昇する可能性があり、アナリストの強気な評価も得ています。なお、投資家は綿密な調査の後、これらの銘柄への投資を検討すべきでしょう。
本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、3 Best Gold Stocks to Buy in May 2024, as per Analysts原文の翻訳を中心にまとめています。
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