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配当株投資は、潜在的な株価上昇とともにインカム(配当収入)を提供します。したがって、安定した収入を求める投資家は、配当利回りの高い銘柄を検討すべきでしょう。TipRanksの株式スクリーナーツールを使い、リオ・ティント (NYSE:RIO) と スノコ (NYSE:SUN) の2銘柄を特定しました。これらの銘柄は5%以上の配当利回りを提供し、ウォール街のアナリスト予想では15%以上の上昇可能性があります。
リオ・ティントは良い配当株か?
リオ・ティントは英国を本拠とする多国籍鉱業・金属会社です。配当利回りは6.38%で、基礎素材セクターの平均1.88%を大きく上回っています。
同社は、先進技術と自動化への投資を通じてコスト削減と生産性向上に注力しています。また、主要金属に対する需要の拡大と生産水準の向上により、利益水準とキャッシュフロー・ポジションが押し上げられる見込みです。
TipRanksによれば、リオ・ティント株の過去3カ月間のアナリストレーティングは、5人全員が「買い」で、コンセンサス評価は「強気買い」です。さらに、平均目標株価77.63ドルは、15.73%の上昇の可能性を示唆しています。株価は過去3カ月間で6.2%上昇しています。
さらにポジティブな点として、リオ・ティント株はTipRanksのスマートスコアが最高の「パーフェクト10」です。「パーフェクト10」の株式は、歴史的にS&P500指数(SPX)を大きくアウトパフォームしています。
スノコ株は良い投資か?
スノコは、米国のガソリンスタンドとコンビニエンスストアの広範なネットワークで知られる石油・石油化学企業です。重要なのは、同社の配当利回りが6.35%で、エネルギーセクターの3.75%に比べてかなり高いことです。
同社のバランスシート改善と資本活用戦略は心強いものです。さらに、2024年5月に完了した燃料ターミナルおよびパイプライン運営会社NuStar Energyの買収により、スノコはより多角的な企業になりました。
TipRanksによれば、過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が5人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。60.67ドルの平均目標株価は、今後12カ月で15.43%の上値余地を示唆しています。株価は過去3カ月間で14.54%下落しています。また、スマートスコアは「アウトパフォーム」相当の9です。
本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、RIO, SUN: 2 High-Yield Dividend Stocks to Buy, According to Analysts原文の翻訳を中心にまとめています。
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