ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)は2019年末に上がる?動向から価格予想

この記事を読んでほしい人
✔ ビットコインが2019年末に上がると予想している方
✔ 2019年末のビットコインの価格予想が知りたい方
✔ ビットコイン投資を始めようとしている方

ビットコインは2019年末に上がるっていう予想もあるけど、どうなんだろう・・」、といったようにビットコイン相場の予想で悩んでいないでしょうか。

これまで、暗号資産(仮想通貨)市場は年末に大きく動いてきました。特に昨年末の盛り上がりはすさまじく多くの人に注目されました。

ということは2019年も暗号資産(仮想通貨)は年末に動くのでしょうか。これからの暗号資産(仮想通貨)市場に注目して見ていきましょう。

2019年4月頃から5月にかけて動きがあったので、ビットコイン相場は定期的にチェックしておくことをおすすめします。

この記事の要約
  • 2017年末のビットコイン価格上昇は先物取引と日本でのPR過熱が要因か
  • 2018年末は盛り上がらず
  • 2019年末のビットコイン価格は80-120万円まで上昇するとの予想
  • ビットコインETFの認可次第では再度価格の急上昇が見込まれる
  • SEC長官がビットコインETFの環境作りが現状十分でないと判断
  • インドが暗号資産(仮想通貨)の罰則に関する法案を提出
  • G20ではビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)の枠組み作りについて議論(健全な市場作りに向けた動き)

また、年末の価格上昇を期待して、とりあえずビットコインを買っておきたい方はここから「bitFlyer(ビットフライヤー)」で口座開設しましょう。手数料無料かつ主要アルトコインを含む12通貨を扱う、オールラウンダー型の取引所です。)

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ビットコインは年末に動く傾向にある?

ビットコインを含む主要な暗号資産(仮想通貨)は年末に大きな変動をする傾向があります。特に2017年末は大きな上昇をしています。

この経験があるので、投資家は否応なく年末に相場が上がると期待をしている傾向があります。

そのため、ここまでの上昇でなくても年末にかけて価格が上がっていくと機運が高まっています。

ビットコインに限らず投資では、年末年始や特定の月で大きな動きがあるため、年末も1つのポイントとして捉えておくといいでしょう。

ビットコイン2017年末の価格上昇

2017年12月中旬ビットコインは220万円を超えました。他の暗号資産(仮想通貨)も大きな価格上昇を見せ、1日40%もの値上がりも珍しくありませんでした。

2017年の暗号資産(仮想通貨)チャート

特に年末には、ビットコイン先物取り引き関連のニュースが多く見られました。

実際CBOE(シカゴオプション取引所)にビットコイン先物が上場した後、ビットコインは史上最高の高値を記録したのです。

ビットコインはいくらくらい上昇したか

2017年のビットコイン価格は最大で約20倍になりました。

また、夏の時点でも約40万円前後だったので、年末には5倍以上です。

昨年末には、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)も大きな価格上昇を見せました。

特にリップルは年末年始にかけて最も大きな上昇率を見せました。約1ヶ月の間に8倍以上となったのです。

いわゆる「億り人」と呼ばれる人たちが出たのも、2017年夏ごろから秋にかけての時期になります。

暗号資産(仮想通貨)初心者はもちろん、投資初心者の方も1日で大きな利益を得られる程上昇相場が続いていたからです。

ビットコインの当時の上昇要因は?

ビットコインが2017年当時、なぜ上昇したかは複数の要因が考えられます。

まず年末にアメリカでのビットコイン先物取り引きが開始されたこと。

そして、日本でも、暗号資産(仮想通貨)取引所のテレビコマーシャルが放映され、一般の方も暗号資産(仮想通貨)を知ることになりました。これによって、個人投資家の参入が急増したとされています。

市場も楽観的で、ポジティブなニュースが出れば、すぐに10%以上も値上がりするなど1日単位でのボラティリティも高かったです。

  1. アメリカでの先物取引の開始
  2. 暗号資産(仮想通貨)取引所の認知上昇
  3. 個人投資家の参入

2017年当時は、暗号資産(仮想通貨)のリスクよりも非中央管理制度など画期的なシステムや、将来性に期待する傾向が強かったため、値上がりしやすい状況でした。

ビットコイン2018年末の価格下落

2018年暗号資産(仮想通貨)のチャート

特に2018年末には、一時値上がりを期待して上昇したものの、2018年始から続いていた下落傾向に歯止めをかけることができませんでした。

ビットコインはいくらくらい下落したのか

2018年のビットコイン価格の推移を振り返っていきましょう。

2018年1月では200万円を越える値をつけていたものの、様々なニュース(ICO規制の議論やコインチェックへのハッキング事件)が重なり2月には70万円台まで下落してしまいます。

たった1ヶ月の間に価値が半減してしまったことで、市場に大きなショックを与えました。

2018年の価格推移ビットコインの価格
始値(2018/1/1)158万円
終値(2018/12/31)42万円
最高値207万円
最安値36万円

ビットコインの当時の価格下落の要因は

年末に価格が上がりすぎたため調整が入ったこともありますが、最も大きな要因は暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックから暗号資産(仮想通貨)NEMが不正流出したことでしょう。

その後、金融庁の規制は強くなり、市場は悲観的になっています。

今ではビットコイン価格は100万円をきっています。

  1. NEMの不正流出
  2. 年末の価格上昇による調整

また、億り人を見てビットコイン取引を始めた初心者の中には、何となくビットコイン投資を始めた方など、深く分析せず投機的な取引を繰り返していた方もいたことでしょう。

そういった場合は、値上がりし過ぎている状況判断が出来ず大きな損失を発生させ、市場撤退するケースが多いです。

ですので、これまで暗号資産(仮想通貨)の価格を支えていた、多くの個人投資家(ビットコイン初心者)が損失による市場撤退や自主的な撤退をすることで、出来高が減りました。

2019年の年末のビットコイン価格予想

昨年に引き続き、暗号資産(仮想通貨)市場にとって最も重要なビットコインETFが米国のSECに認可されるかどうかが注目されています。

もし、認可されれば年末にむけて暗号資産(仮想通貨)市場は昨年末を上回る価格上昇を見せるかもしれません。

ビットコインETFが認可されることで、ビットコインは金融商品から証券としても扱われることになります

それによって、より多くの機関投資家やビットコインに不信感を抱いていた層も暗号資産(仮想通貨)市場に参入するとみられています。

また、2019年6月10日のニュースでは、アメリカSEC長官(米証券取引委員会)のジェイ・クレイトン氏がビットコインETFについて1つの方針を示しました。

簡単に説明すると、ビットコインETFに必要な市場の監視ルールとツールが不足しているため、現状認める事はできないといった趣旨の内容です。そのため、年内の承認は難しい可能性が高いです。

これからの暗号資産(仮想通貨)市場はどのように変化していくのか、具体的に予想してみます。

予想1:「年末には約250万円」

もしビットコインETFが認可されれば、300日間で5倍の価格上昇になる可能性があります

これは、TotalCryptoという暗号資産(仮想通貨)情報サイトによる分析です。

単純に計算して150日後の年末頃には約250万円ほどでしょうか

しかし前述で解説したように、ビットコインETFの承認に必要な市場の監視ルールとツール、そして顧客の資産保護や管理に関する環境が十分ではありません。

諸問題が解決されれば到達する可能性はあるでしょう。

予想2:「3倍の270万円に」

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、年末のビットコイン価格を約270万円と予想しています

現在の価格からすると約3倍です。ビットコインETFをおり込み済みです。

ただし、こちらもビットコインETFありきの予想ですので、容易に達成できる価格ではありません。

予想3:「550万円を予想」

ファンドストラット社のトム・リー氏は、ビットコイン価格を強気の550万円以上としています。こちらもビットコインETFをおり込み済みです。

トム・リー氏は年始にも強気な価格予想をしています。

こちらもビットコインETFを織り込んでいますが、他の予想よりも更に強気ですので可能性は低いでしょう。

2019年6月時点のビットコイン市場

2019年6月時点でのビットコインの価格と、ビットコインにも関係のある主要な情報についてご紹介していきます。

ビットコインは小幅な下落が続く

2019年6月11日時点のビットコインは、4月から5月末にかけて値上がり及び反落した影響が続き、小幅な下落を続けています。

1BTC=868000円台と2019年3月以前よりは、高値で推移しているものの方向感に乏しい状況です。

80万円を下回らなければ反発する可能性も考えられるので、これから売買を検討している方は、節目の見極めを重要視しましょう。

インドが暗号資産(仮想通貨)の罰則に関する法案を提出

2019年6月8日~9日にかけて実施されたG20では、暗号資産(仮想通貨)も議題にあがり規制やルール作りについて議論されていました。

規制を作りつつ暗号資産(仮想通貨)市場を成長させようという動きがある一方で、インドでは反対の方向に動いています。

2019年6月6日にインドでは、インド国民が暗号資産(仮想通貨)の売買を含むあらゆる取引を行った時点で、懲役最高10年・罰金刑の法案を提出しました。

こちらの法案が通ると、ビットコインの価格にも少なからず影響を与えるため、今後の推移に注目です。

様々な課題が残っているもののビットコイン(BTC)は将来性が明るい

昨年末のアメリカでの先物取引開始は暗号資産(仮想通貨)市場に大きなインパクトを与え、大きな価格上昇を起こしました。

また、その後の価格下落にも先物取引の影響があるとされています。

今年も、引き続きアメリカ市場の動向が暗号資産(仮想通貨)市場に与える影響は最も大きく、

年末に価格上昇するかどうかは、

  • ビットコインETFが認可されるか
  • 世界的に統一された枠組みができるかどうか

にかかっているといえます。

この記事のまとめ
  • 2017年末のビットコイン価格上昇は先物取引と日本でのPR過熱が要因か
  • 2018年末は盛り上がらず
  • 2019年末のビットコイン価格は80-120万円まで上昇するとの予想
  • ビットコインETFの認可次第では再度価格の急上昇が見込まれる
  • SEC長官がビットコインETFの環境作りが現状十分でないと判断
  • インドが暗号資産(仮想通貨)の罰則に関する法案を提出
  • G20ではビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)の枠組み作りについて議論(健全な市場作りに向けた動き)

また、年末の価格上昇を期待して、とりあえずビットコインを買っておきたい方はここから「bitFlyer(ビットフライヤー)」で口座開設しましょう。手数料無料かつ主要アルトコインを含む12通貨を扱う、オールラウンダー型の取引所です。)

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この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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