✔ ビットコインの価格が上昇している原因を知りたい方
✔ これからビットコインの価格がさらに上昇するか知りたい方
2020年に入り、実はビットコインの価格はずっと上がり続けています。この高騰が続くようなら、今すぐにでも投資をしたほうが絶対にいいでしょう。ただ本当にこの高騰が本物かどうかは疑わしく思えるところです。
今回は2020年のビットコインの高騰がなぜ高騰しているのか、真相を徹底解説していきます。過去の高騰と比較していくのでぜひ参考にしてください。
- 2020年に入ってビットコインの価格が高騰し、1BTC=100万円を超えている
- 2017年にビットコインの価格が上昇したのは、期待感によるバブルである
- 2020年の暗号資産(仮想通貨)を取り巻く情勢として「コロナウィルス」「新しい暗号資産(仮想通貨)取引所」「半減期」「中国の動向」「アルトコインの価格上昇」があげられる
- 2017年のバブルと異なり、明確な根拠に裏づけられた2020年の価格上昇は今後も続くと予想される
国内大手の暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer(ビットフライヤー)で暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみましょう。
目次
2020年ビットコインが高騰!チャートで詳しく確認
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
さて、まずは実際の高騰をチャートで確認していきましょう。上のチャートは、2019年12月から2020年2月16日までのビットコインの価格推移を示したものです。
2020年1月6日ごろを機に価格が高騰傾向にあることが分かります。
1月6日には1BTC=80万円前後でしたが、1月29日ごろからはずっと100万円以上の水準をキープして価格の高騰を続けています。
2020年の高騰は本物!2018年に起きたビットコインバブルと異なる点を解説
2020年に発生しているこのビットコインの高騰に対しては、懐疑的になる人も少ないでしょう。これまでのビットコインの高騰は、何度も跳ね返されてきました。
しかし今回の高騰は本物の可能性が大きいです。2017年から2018年にかけて発生したバブルとは異なり、いくつもの根拠によって支えられています。
マイニング最大手BitmainによるIPOの準備や、各国が法整備を進め、暗号資産(仮想通貨)の取引環境が国際的に整備されたことで市場が安定し、価格が高騰しています。ほかにも多くの要素が絡み、ビットコインの需要が伸びています。
ビットコインの価値は需要が増えることで高騰します。今回の高騰を支える要因を紹介し、ビットコインバブルとは異なるという点を紹介しましょう。
2017年から2018年にビットコインが高騰した理由は期待感
ビットコイン市場の高騰と聞いて、2017年末から2018年初頭にかけての「ビットコインバブル」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
あのときは一時ビットコインの価格が200万円に達するほど高騰しましたが、多くの人がバブルの破裂によって資金を失っています。当時を思い出して、高騰と聞くと疑ってかかる人もいるでしょう。
ですがビットコインバブルは暗号資産(仮想通貨)の知名度の向上や「億り人」の登場によって暗号資産(仮想通貨)への「期待感」が高まり、中身が伴わないまま「みんなが買ってるから買ってみよう」という買いが続いたことで発生しています。
そのため悪いニュースが起きたことで簡単に破裂し、あっという間に下落をしました。
金融市場がリスクオンの動き
暗号資産(仮想通貨)は「リスク資産」のひとつであると言われています。リスク資産とは大きな利回りを期待できる反面、大きな損失も発生する可能性のある金融商品のことです。
リスク資産に追い風が吹き、リターンを得やすい状況になることで、その資産に資金が集まる状況をリスクオンと言います。
現在の暗号資産(仮想通貨)市場はビットコインが2020年に半減期を迎えることや、中国の習近平主席がブロックチェーンに本格的に参入していくという発言、新規の暗号資産(仮想通貨)取引所の登場など好材料が多いためにリスクオンの動きを見せています。
また中国を中心に世界で流行の兆しを見せるコロナウイルスも各国の金融市場に影響を及ぼし、暗号資産(仮想通貨)市場に資金が流れる要因となっています。
ただ大きな損失が発生するリスク資産ということで、投資をためらう人もいるかもしれません。今後のビットコインは価格を上昇させながら、需要が高まることで次第に価格は安定していくと予想されます。
価格が安定すれば、投資に伴うリスクは緩和されていきます。ビットコインがリスク資産であるのも、今のうちに限られた話なのです。
2018年の下落相場を的中!ピーター・ブラント氏の予想
2020年のビットコイン相場に期待している著名人として、ピーター・ブラント氏というビットコインの有名なトレーダーが挙げられます。
ピーター氏は「2018年にビットコイン相場が80%以上下落する」と述べ、当時のバブルの崩壊を予言するなどの発言が有名で、氏の発言が相場に変化を及ぼすこともある、非常に影響力の大きなトレーダーです。
そんなピーター氏は2019年11月に今後のビットコイン相場に対して
- 2020年7月に5500ドル(約60万円)の底値をつける弱気の相場
- 2020年7月以後、50000ドル(約550万円)を目指して動く強気の相場
という2つのプランを提示しました。
しかしその後、アメリカとイランの緊張を受けてビットコイン相場は高騰。ピーター氏も今後が強気相場に転じる可能性を指摘しています。
2020年2月現在、ビットコイン相場はおよそ100万円ほどです。もしピーター氏の予想が再び的中し、ビットコイン相場が550万円に達すると、現時点で購入している人はおよそ5倍以上の利益となります。
これほど上がり幅の大きな金融商品はほかに例がありません。
2020年ビットコインが高騰の真相を解説! 有力情報5選をご紹介
ではこの2020年のビットコイン高騰を支える真相として有力視されている情報を5つ、具体的に解説していきます。
実際はこの5つの情報のどれかが真相というわけではなく、そのうちの複数の要因や他のミクロな要素が複雑に絡み合って現在の高騰を引き起こしています。
主要な情報をもとに、今回の高騰をひも解いていきましょう。
新型コロナウイルスは金融市場にも影響
近日の暗号資産(仮想通貨)市場に大きな影響を与えているのが、中国から発生した新型コロナウイルスです。中国はかつて世界で最も暗号資産(仮想通貨)の取引高が大きかった、暗号資産(仮想通貨)大国です。
そのため中国のニュースは、暗号資産(仮想通貨)を語るうえで切っても切り離せないほど深い関係にあります。
また新型コロナウイルスは世界の金融市場にも影響を与えています。日本の日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)、アメリカであればS&P500やダウ平均など、主要な株価指数は大きく下落しました。
新型コロナウイルスは中国の企業に悪影響を及ぼし、中国と貿易する各国の相場にも不安をもたらしました。国際社会に不安が広がると、国の事情に左右される為替や株式から、そういった事情に左右されない安定資産へ資金が流れます。
暗号資産(仮想通貨)は特定の政府などが管理をしないため、国際社会が不安でも価格に影響を及ぼしません。そのため新型コロナウイルスをきっかけに国際金融市場から資金を退避させ、暗号資産(仮想通貨)市場へ流れる動きが生まれていると考えていいでしょう。
金融庁が続々と許可! 新暗号資産(仮想通貨)取引所はコチラ
日本では暗号資産(仮想通貨)取引所を営業するには、金融庁の認可が必要です。そのハードルは非常に高く、日本で新しい暗号資産(仮想通貨)取引所ができるのは、安全な投資先ができるということで市場にとってはプラスです。
また日本では有名な大手企業が続々暗号資産(仮想通貨)取引所を開設しています。日本のIT大手の楽天はみなし業者の「みんなのビットコイン」を買収し、「楽天ウォレット」として新しく営業を開始しました。
同じく日本のIT大手ヤフーは、子会社のZコーポレーションを通して「TAOTAO」という暗号資産(仮想通貨)取引所を運営しています。
更に伊藤忠商事や大和証券、第一生命など名だたる企業が合同で「DeCurret(ディーカレット)」という暗号資産(仮想通貨)取引所の運営を開始しました。
知名度の高い大手企業が暗号資産(仮想通貨)取引所に参入することで、より暗号資産(仮想通貨)が身近な存在となり、投資を誘導できます。また大手企業の資金を使った、充実のサービスなども期待できます。
日本政府も暗号資産(仮想通貨)取引をより安全に行えるよう、暗号資産(仮想通貨)法の改正を進めるなど国全体で暗号資産(仮想通貨)を認める方向で動いています。日本も暗号資産(仮想通貨)大国のひとつであり、日本が前向きな態度を見せることで市場にもいい影響を与えます。
2020年5月に半減期がくる
2020年5月ごろ、ビットコインは半減期を迎えます。半減期とは、ビットコインの取引が正しいものであると証明する「マイニング」の報酬として新しく発行されるビットコインの額が半減するタイミングのことです。
ビットコインが公開された当初、マイニングの報酬は50BTCでした。2012年に最初の半減期が訪れて25BTCになり、2016年7月には2度目の半減期で12.5BTCとなりました。
半減期はおよそ4年に1度の周期で訪れ、次の半減期は2020年5月ごろだと予想されています。
過去の値動きを見ると、半減期を迎える前後にビットコインの価格は高騰しています。そのため次の半減期も価格が高騰すると予想されています。
半減期がくるアルトコイン
ビットコイン以外にも、2020年中に半減期を迎えることが予想される暗号資産(仮想通貨)があります。例えばモナコイン(MONA)は2020年7月に半減期を迎えると予想されています。
モナコインは日本最大のインターネット掲示板「5ちゃんねる」発祥の暗号資産(仮想通貨)で、日本最大の同人誌即売会であるコミックマーケットや秋葉原などで決済手段として利用できるなどコアな支持層を有しています。
またジーキャッシュ(ZEC)も2020年10月の半減期を迎えると予想されています。ジーキャッシュは「ゼロ知識証明」と言われる独自の仕組みを利用し、匿名性の高い送金を実現した暗号資産(仮想通貨)です。
こうしたアルトコインでも、半減期が訪れると価格が高騰すると言われています。半減期の存在は暗号資産(仮想通貨)全体を盛り上げる要素のひとつです。
中国が暗号資産(仮想通貨)市場へ本格参戦!
2019年10月24日、中国の習近平国家主席はブロックチェーンの研究会に出席し、
「世界の主要国家がこぞってブロックチェーン技術の発展を支援している。我が国も積極的にブロックチェーンを経済・社会に導入し、発展を図っていく」
と発言、今後積極的にブロックチェーンをリードしていく考えを発表しています。
この発表により、ビットコインの価格が40%も高騰しています。流石にこれほどの高騰は期待感が先に立ち過ぎた、過剰な高騰だという声もあります。
ただ中国は暗号資産(仮想通貨)投資にこそ厳しい姿勢を取るものの、これまでもブロックチェーン技術は盛んに研究開発を行ってきました。習近平国家主席の発言で本格的に暗号資産(仮想通貨)に乗り出せば、今よりも価格は更に高騰すると言われています。
今後の暗号資産(仮想通貨)市場に期待が持てそうです。
アルトコインの価格も高騰
出典:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/xrp/
出典:https://coinmarketcap.com/currencies/ethereum/
ビットコインの価格が高騰すると、それに伴ってアルトコインの価格も上昇します。アルトコインとはビットコイン以外のすべての暗号資産(仮想通貨)を指し、暗号資産(仮想通貨)取引所によってはビットコインを使ってアルトコインを買うこともできます。
上記の画像は2019年12月から2020年2月までの、リップル(XRP)とイーサリアム(ETH)の価格推移を示したものです。
リップルは2020年当初は22円ほどでしたが、2月時点では30円以上の水準で推移しています。
イーサリアムは1月時点では14000円から15000円ほどでしたが、2月には30000円台を記録しました。
ビットコインの高騰はビットコインに収まらず、あらゆるアルトコインに波及し、暗号資産(仮想通貨)市場全体を押し上げる効果を持っているのです。
さいごに
- 2020年に入ってビットコインの価格が高騰し、1BTC=100万円を超えている
- 2017年にビットコインの価格が上昇したのは、期待感によるバブルである
- 2020年の暗号資産(仮想通貨)を取り巻く情勢として「コロナウィルス」「新しい暗号資産(仮想通貨)取引所」「半減期」「中国の動向」「アルトコインの価格上昇」があげられる
- 2017年のバブルと異なり、明確な根拠に裏づけられた2020年の価格上昇は今後も続くと予想される
国内大手の暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer(ビットフライヤー)で暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみましょう。
今回は2020年現在、ビットコインが高騰している理由を解説しました。
今回の高騰は新型コロナウイルスの流行による国際金融市場への不安感、日本で大企業が続々と暗号資産(仮想通貨)取引所の運営を始めたこと、2020年5月に半減期を迎えること、中国が暗号資産(仮想通貨)市場に本格参戦する意志を見せていること、そしてアルトコインの高騰が主な要因として考えられます。
ビットコインの高騰と聞くと、2017年から2018年にかけてのビットコインバブルを思い出す人もいるでしょうが、2020年の高騰はこうした要因に支えられているためバブルよりも期待感は上です。
今後の高騰に期待して、投資を検討してみてください。
ビットコイン(BTC)