【ビットコイン価格ニュース】前日比（終値)＋2.89％。テクニカル分析的には価格は上昇する可能性が高く940万円台あたりまで伸びることが考えられる

10月4日  2時台には最高値923万円台まで上昇

出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産・デジタル通貨の新しい動き

ソラミツ、パラオ国ブロックチェーン貯蓄国債システムの実証事業を開始

ソラミツ株式会社は、経済産業省が実施する「令和５年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金（我が国企業によるインフラ海外展開促進調査）に関わる間接補助事業」に採択された。

カンボジア、ラオス、ソロモン、フィジーなどに続き、アジア大洋州国のパラオにおいて、貯蓄国債（Savings bonds）の発行・管理・運営システムのプロトタイプが稼働し実証事業を開始した。

９月30日には、パラオの独立記念日に合わせてプロトタイプシステム公開の記念セレモニーが開始され、パラオ大統領、パラオ財務大臣、在パラオ日本大使、内閣官房、ソラミツなどが式典に参加した。

今後の本番稼働に向けて実証事業を継続し、貯蓄国債の商品設計、運用設計、システムの改善などを実施していく。
出店（記事）：ソラミツ株式会社（2024年10月３日15:06）
出典：PR TIMES

JHBO ドキュメンタリーがビットコインの生みの親サトシ・ナカモトの正体に関する新たな洞察を約束

ドキュメンタリー映画監督カレン・ホバック氏の最新ドキュメンタリーは、10 月８日に HBOで放映される予定で、視聴者を「ジェットコースター」に乗せてビットコインの謎の生みの親、サトシ・ナカモトの正体を暴くと約束している。

HBO のミニシリーズ「Q: Into the Storm」で QAnon 陰謀論の著者数名の正体を暴いたとされ、世間の注目を集めたホバック氏は、現在、暗号通貨の世界に調査の目を向けている。

映画監督はXで、「行方不明になった別の人物を追跡していた」と明かしたが、これは明らかに謎のビットコイン発明者を指している。
出典：Coin Market Cap（2024年10月４日）

SECと仮想通貨スタートアップ、仮想通貨の分類をめぐり法廷闘争

テキサスを拠点とする仮想通貨スタートアップのLejilexは、計画中の仮想通貨取引所に関する先制裁を求めて、米国証券取引委員会（SEC）との法廷闘争を開始した。

同社は、証券を販売するのではなく、仮想通貨取引を促進することを意図していると主張し、その事業が証券法に違反しないことを明確にすることを目指している。

10月３日にテキサス連邦裁判所に提出された弁論書で、LejilexはSECが規制権限を逸脱していると非難し、SECがデジタル資産を証券とみなしていることは「大規模な規制上の土地収奪」であると主張した。

同社は、テキサス州のCrypto Freedom Allianceの一員であり、昨年設立され、2024年末までに取引所を立ち上げる予定である。
出典：Coin Market Cap（2024年10月４日）

Nvidiaの仮想通貨詐欺事件が再開される可能性：司法省とSECが訴訟を提起

米国司法長官エリザベス・プレロガー氏とSECの上級弁護士セオドア・ワイマン氏は、Nvidiaの事件に多大な関心を示している。この事件は、「1995年の民間証券訴訟改革法に基づく民間証券詐欺集団訴訟における不誠実さと不正行為の要求」を扱っている。

10月２日、両機関は、2021年に却下されたにもかかわらず、事件を再開するのに十分な証拠があると主張した。基本的に、彼らは、以前の裁判所の判決を無視して、事件には再検討する強い根拠があると主張した。

彼らはさらに、最高裁判所が控訴裁判所による事件の再開を承認すべきであると述べた。
出典：Todayq News（2024年10月４日17:17）

IMF、エルサルバドルにビットコイン法の縮小を要請

エルサルバドルのビットコイン実験は間違いなく先進的だが、国際金融・規制機関の受けは良くない。国際通貨基金（IMF）は当初から主要な批判者だった。国際機関は10月３日のプログラム協議で、改革を改めて求めた。

エルサルバドルは暗号通貨の採用に関しては先駆者である。この中米の国は2021年９月にビットコイン（BTC）を法定通貨として採用した最初の国となった。

現在、エルサルバドルは5,892枚のコインを保有しており、記事執筆時点で３億4,854万4,862ドル相当。2024年だけでも、テカパの火山を利用した地熱発電所を利用して少なくとも474枚のコインを採掘している。
出典：FINBOLD（2024年10月４日）

「私じゃない」：サトシ・ナカモトのもう一人の仲間がビットコインの生みの親であることを否定

米国の大手テレビ局 HBO が新シリーズ「マネー・エレクトリック：ビットコイン物語」の放送を間もなく開始すると発表したため、過去 12 時間は暗号通貨業界で大騒ぎとなった。

しかし、この騒ぎの原因は番組そのものではなく、2008年にビットコインを生み、ホワイトペーパーを作成した匿名の人物、サトシ・ナカモトの正体がついに明らかになるという主張だった。
出典：UTODAY（2024年10月４日13:57）

暗号通貨フィッシング詐欺で９月に4,600万ドルが流出

2024年第３四半期には、投資家から１億2,700万ドル相当の暗号通貨が盗まれ、９月には約4,600万ドルが失われた。

Web3セキュリティ会社Scam Snifferによると、９月にフィッシング攻撃の被害を受けた被害者は約10,800人。最大の損失は９月28日に報告され、許可フィッシングシグネチャを使用したフィッシング攻撃で12,083 spWETH、3,243万ドルが流出した。
出典：COINTELEGRAPH（2024年10月４日）

各国の経済指標を見る

オセアニア地域

８月のオーストラリアの持ち家向け新規住宅ローン額は前月比0.7％増

オーストラリアの８月の持ち家向け新規住宅ローン額は、前月比0.7%増の186.8億豪ドルとなったが、７月（下方修正された同2.5%増）より大幅に鈍化した。既存住宅の購入は急激に減速した（７月の3.3%に対して0.5%）。

また、新築住宅の購入は減少した（5.5%に対して-4.1%）。一方、住宅建設は部分的に回復した（-3.3%に対して1.6%）。

地域別に見ると、新規住宅ローンはクイーンズランド州（2.6%）、南オーストラリア州（2.1%）、西オーストラリア州（0.5%）、タスマニア州（1.9%）、ノーザンテリトリー州（7.8%）、オーストラリア首都特別地域（1.3%）で増加した。

しかし、ニューサウスウェールズ州（1.4%減）とビクトリア州（1.8%減）では減少した。前年同月比では、16.8%上昇した。
出典：統計局（2024年10月４日10:30）

８月のオーストラリアの住宅向け投資融資は前月比1,4％増

オーストラリアの８月の住宅向け投資融資は、７月（前月比5.4%増）から鈍化し、同1.4%増の117億1000万豪ドルとなった。

住宅向け投資融資は、2002年から2024年まで平均65億7605万豪ドルで、８月には過去最高の1億1711万豪ドルに達し、2020年５月には過去最低の38億8060万豪ドルであった。
出典：統計局（2024年10月４日10:30）

中東地域

９月のトルコの貿易収支は51億2200万ドルの赤字

トルコの９月の貿易収支は、暫定推定によると、前年同月（50億9500万ドルの赤字）から拡大して51億2200万ドルの赤字となった。輸出は前年同御月比1.8%減の220億ドル、輸入は同1.4%減の271億ドルとなった。

１月から９月までの期間を考慮すると、同国は601億ドルの貿易赤字を記録した。輸入（7.9%）が輸出（3.2%）を大幅に上回るペースで増加したためだ。
出典：統計局（2024年10月４日15:40）

ヨーロッパ地域

８月のフランスの鉱工業生産性は前月比1.4％増

フランスの８月の鉱工業生産性は、前月比1.4%増となり、市場コンセンサスと７月（上方修正あれた同0.2%増）を上回った。

これは2023年５月以来の工業活動の最も強い伸びを示しており、製造業生産高（７月の0.2%に対して1.6%）の力強い回復、特に輸送機器（4.7%減に対して3.3%）とその他の製造業（0.1%に対して2.8%）の回復が牽引している。

建設活動も回復し、７月（2.3%減）から0.6%増加した。一方、鉱業・採石業、エネルギー、水道、廃棄物管理の生産量は伸びが鈍化した（0.4%対2%）。前年同月比では、0.5%増となり、７月（修正値1.2%減）から回復した。
出典：国立統計経済研究所（2024年10月４日15:45）

９月のイギリスの建設業購買担当者景況指数は57.2

イギリスの９月のS&Pグローバル建設業PMIは、８月（53.6）から上昇して57.2となり、市場コンセンサス（53.1）を大きく上回り、同部門の７年連続の拡大を記録し、2022年４月以来の伸びとなった。

この結果は、イングランド銀行による金利引き締めの長期化にもかかわらず、英国の建設需要が今年新たな回復を遂げたことを示唆している。新規受注は2年半で最速のペースで拡大し、全体的な活動はほぼ3年ぶりの高水準に達した。

生産量を牽引したのは土木工事で、３年以上で最も急激なペースで上昇したが、商業ビルと住宅ビルの建設もかなりのペースで上昇した。
出典：S&P Global（2024年10月４日17:30）

８月のイタリアの小売売上高は前月比0.5％減

イタリアの８月の小売売上高は、前月比0.5%減となり、前月比0.5%増の記録を帳消しにし、市場コンセンサス（同0.2%増）を大きく下回った。

非食品の小売売上高は前月比0.7%減少したが、食品の小売売上高は横ばいであった。前年同月比では0.8%増となり、７月（1.0%増）から減速した。
出典：国立統計研究所（2024年10月４日19:00）

北米地域

８月のメキシコの失業率は3.0％

メキシコの８月の失業率は、3.0%となり、１年で最高となり、前年月と同水準となった。失業者数は６万8000人増加して190万人、就業者数は51万9000人増加して5970万人となった。

経済活動人口は58万7000人増加して6160万人となり、労働参加率は60.2%となった。季節調整済み失業率は７月（2.7%）を上回り、2.8%となった。
出典：国立統計地理研究所（2024年10月４日21:00）

９月のアメリカの非農業部門雇用者数は25万4000人増

アメリカの９月の非農業部門雇用者数は、25万4000人増となり、８月（上方修正された15万9000人）を大きく上回り、市場コンセンサス（14万人増）を大きく上回った。

これは６カ月間で最大の雇用増加であり、過去12カ月間の月平均増加数20万3000人を上回っている。

雇用は引き続き増加傾向にあり、飲食サービス（69,000人）、医療（45,000人）、政府（31,000人）、地方（16,000人）と州（13,000人）の両方、社会扶助（27,000人）、主に個人および家族向けサービス（21,000人）、建設（25,000人）である。

製造業では雇用が7,000人減少し、鉱業、採石業、石油・ガス採掘、卸売業、小売業、運輸・倉庫業、情報、金融活動、専門・ビジネスサービスではほぼ変化がなかった。

一方、７月の雇用者数は89,000人から144,000人に55,000人ほど上方修正され、８月の変化は142,000人から159,000人に17,000人ほど上方修正された。
出典：労働統計局（2024年10月４日21:30）

９月のアメリカの失業率は4.1％

アメリカの９月の失業率は、4.1％となり、３カ月ぶりの低水準となった。８月（4.2％）から低下し、失業率が変わらないと予想していた市場コンセンサスを覆した。

失業者数は28万1000人減少して683万4000人、就業水準は43万人増加して１億6186万4000人となった。一方、労働力参加率は62.7％で安定し、就業人口比率は60％から60.2％に上昇した。
出典：労働統計局（2024年10月４日21:30）

９月のアメリカの非農業部門の平均時給は35.36ドル

アメリカの９月の民間非農業部門の従業員全員の平均時給は、13セント（前月比0.4%増）増加して35.36ドルとなり、市場コンセンサス（同0.3%増）を上回り、８月（同0.5%増）よりは鈍化した。

９月には、民間部門の生産および非管理職従業員の平均時給は８セント（同0.3%増）増加して30.33ドルとなった。

過去12カ月間で、平均時給は９月に4.0%増加し、４カ月間で最大の伸びとなった。これは、８月（修正値3.9%増）と市場コンセンサス（同3.8%増）を上回った。
出典：労働統計局（2024年10月４日21:30）

９月のアメリカの労働力参加率は62.7％

アメリカの９月の労働力参加率は、62.7%となった。また、就業人口比率は８月（60%）から60.2%に上昇した。

アメリカの労働力参加率は 1948年から2024年まで平均62.84%で、2000年１月には史上最高の67.30% に達し、1954 年12月には史上最低の58.10%であった。
####出典：労働統計局（2024年10月４日21:30）

９月のカナダのアイビー購買担当者景況指数は53.1

カナダの９月のアイビー購買担当者景況指数は、８月（３年半以上の安値48.2）を上回って53.1となり、市場コンセンサス（50.2）を大きく上回った。

価格指数が６カ月ぶりの最低水準（８月の63.4に対して58.2）に低下したことから、カナダの経済活動が堅調なペースで再び拡大していることを示している。

一方、雇用指標は８月から3.1ポイント低下して51.6となり、在庫指数は53.6から53.3にわずかに低下した。調整前のPMIも、８月の50.3から９月には54.5に急上昇した。
出典：アイビービジネススクール（2024年10月４日23:00）

南米地域

９月のブラジルの貿易収支は53億6000万ドルの黒字

ブラジルの９月の貿易収支は、輸入の伸びが輸出を上回ったため、前年同月比41.6%減の53億6,000万ドルに急落した。輸出は前年同月比0.3%増の287億9,000万ドルで、製造業出荷額が166億1,000万ドルと同16.8%の急増を牽引した。

しかし、農産物輸出は12.1%減の57億5,000万ドル、採取産業輸出は19.8%減の62億2,000万ドルに急落した。

対照的に、輸入は19.9%増の234億3,000万ドルに急増し、製造業購入額が18.5%増の212億4,000万ドル、採取産業輸入が45.9%増の15億5,000万ドル、農産物輸入が18.9%増の4億6,000万ドルとなった。
出典：開発・産業・対外貿易省（2024年10月５日03:00）

要人発言

米国大統領のバイデン氏

「イスラエルはイランの攻撃についてどうするかまだ決めていない」。油田攻撃の「他の選択肢」を検討すると発言。
出典：X（2024年10月５日03:16）

シカゴ地区連邦準備銀行総裁のオースタン・グールスビー氏

「港湾ストライキの終結は米国経済にとってもう一つの非常に良いニュースだ」
「（児湯音右傾を受けて）一つのデータポイントにあまり反応したくないが、このような状況が続けば、2025年末までに政策金利はかなり低くなると思います」

「このような雇用報告がもっと出れば、完全雇用に落ち着きつつあるという自信が増すだろう」「インフレが目標を下回る兆候がいくつかある」
出典：X（2024年10月４日）

ECBのギンドス副総裁、インフレで勝利を宣言するのは時期尚早と発言

欧州中央銀行のルイス・デギンドス副総裁は、９月のデータが「ポジティブなサプライズ」となった後でも、インフレについて完全に安心するのは時期尚早だと警告した。

「勝利を宣言することはできない」と同副総裁は金曜日に述べた。「サービスインフレが依然として高いためだ。緩和はしているが、ごくごくわずかなものだ」
出典：Bloomberg（2024年10月４日07:16）

ドラッケンミラー氏、好調な雇用データを受けてFRBの次の動きを警戒

億万長者の投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏は、将来の金利引き下げに関してFRBが窮地に追い込まれていることを懸念している。

「FRBが2021年のようにフォワードガイダンスに囚われないことを願う」と、ドラッケンミラー氏は９月の米国雇用者数増加がすべてのエコノミストの予想を上回ったことを受けて金曜日に電子メールで述べた。

「GDPはトレンドを上回り、企業利益は堅調、株式は過去最高、信用は非常にタイト、金は最高値を更新」「制限はどこにあるんですか？」
出典：Bloomberg（2024年10月４日10:02）

ラリー・サマーズ氏、９月の50bpsの利下げは「間違いだった」と発言

アメリカのラリー・サマーズ元財務長官は、先月の米雇用増加がすべての予想を上回ったことが新たなデータで示されたことを受けて、先月の連邦準備制度理事会（FRB）の利下げ決定は間違いだったと述べた。

「後から考えれば、９月の50bpsの利下げは間違いだったが、大きな影響はなかった」と、ブルームバーグTVの有料寄稿者であるサマーズ氏はXの投稿で述べた。
出典：Bloomberg（2024年10月４日11:28）

政治・法律関連

所信表明演説

日本の石破茂首相は、10月27日の総選挙を前に、インフレに苦しむ有権者への支援を示すため、低所得世帯への給付金を含む一連の経済対策を策定するよう内閣に指示した。石破政権は、新政権としては近年で最も低い支持率でスタートした。
出典：Bloomberg Balance of Power（2024年10が通４日）

経済・産業・技術・金融・投資関連

市場のボラティリティが夜間のリスク管理に光を当てる

過去18カ月間、地政学的変化、金利環境の変化、シリコンバレー銀行 (SVB) の破綻などの主要な金融イベントに刺激されて、ボラティリティが時折急上昇したことから、機関投資家にとって効果的なリスク管理の重要性が極めて重要になっている。

そのため、市場を動かすイベントに24時間対応し、米国時間外 (中部標準時午後５時から午前８時) に継続的に取引し、豊富なグローバル流動性プールにアクセスできるようにする必要性が高まっている。

これは、CME グループの金融商品の米国時間外取引量の伸びが過去最高に達した８月初旬のボラティリティ ショックで明らかになった。
出典：OpenMarkets（2024年10月３日）

米国の雇用の急増は、FRBが慎重に行動する必要があることを示唆している

米国の雇用報告は、雇用創出、失業、賃金、労働時間など、あらゆる面で非常に好調だった。とはいえ、裏付けとなるデータが不足しているため、警戒は続いている。

インフレを背景にFRBは金融政策を中立に戻す動きに転じているが、９月に見られた50bpではなく、25bpの増加になると我々は考えている。９月の雇用報告は明らかに好調だ。

米国の非農業部門雇用者数は、コンセンサス予想の15万人に対して25万4000人増加し、過去２カ月のデータに対して７万2000人上方修正された（予想範囲は７万人から22万人）。

失業率は4.2％から4.1％に低下したが、これを予測したのは71人中１人だけだった。一方、賃金は前月比0.4％上昇し、８月の率は前月比0.1％ポイント上昇して0.5％に修正された。

表面的には、このような数字を見ると、FRBは金利を引き下げるのではなく引き上げるべきである。
出典：ING（2024年10月４日）

東京株式市場

日経平均株価は前日比83円56銭高

10月４日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比83円56銭高の３万8635円62銭で取引をひけた。プライム市場の売買高概算は18億1827万株。売買代金概算は３兆8802億円。

値上がりした銘柄数は1150銘柄（69.90％）、値下がりした銘柄数は448銘柄（27.23％）、株価が変わらなかった銘柄数は47銘柄（2.85％）であった。
出典：MINKABU（2024部ｂ｢10月４日15:45）

ニューヨーク株式市場

10月４日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は42,248ドル26セント、S&P500総合は5,737.48ポイント、ナスダック総合は18,130.42ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は42,138ドル50セント、S&P 500総合は5,751.07ポイント、 ナスダック総合18,137.85ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下10月4日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。

ビットコインの10月4日の値動き

始値8,852,237円で寄りついた後上昇し、１時台には8,940,000円まで上昇したが、8,848,707円まで押し戻されて下洛し、２時台には最安値8,810,659円まで下洛したが、、､906,253円まで買い戻されて上昇した。

５時台には8,991,497円まで上昇したが、8,943,859円まで押し戻されて下洛し、６時台には8,923,009円まで下洛したが、8,954,803円まで買い戻されて上昇し、７時台には8,977,999円まで上昇したが、8,963,017円まで押し戻されて下洛した。

10時台には8,889,840円まで下洛したが、8,987,314円まで買い戻されて上昇し、11時台には8,995,497円まで上昇したが、8,954,324円まで押し戻されて下洛し、13時台には8,930,000円まで下洛したが、8,942,969円まで買い戻されて上昇した。

17時台には9,038,748円まで上昇したが、9,009,252円まで押し戻された。18時台には9,034,199円まで上昇したが、9,008,001円まで押し戻されて下洛し、198,993,568円まで下洛したが、9,000,827円まで買い戻されて上昇した。

22時台には最高値9,236,279円まで上昇したが、9,154,919円まで押し戻されて下洛し、23時台には9,042,918恵那まで下洛したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値9,109,595円をつけ、10月４日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、425,620円であった。

10月5日の価格予想及び、注目のイベント

10月５日のビットコインは、始値9,110,000円で寄りついた後、9,105,299円まで下洛したが、9,215,223円まで買い戻されて上昇し、２時台には9,292,651円まで上昇したが、9,222,223円まで下洛した。

その後、9,239,785円まで買い戻されて上昇し。４時台には9,312,592円まで上昇したが、9,286,795円まで押し戻されて下洛し、５時台には9,250,499円まで下洛したが、9,286,038円まで買い戻された。

６時台には始値9,284,865円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
10月４日のビットコインは、前日比（終値）で、プラスの値動きとなった。22時台には最高値923万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は910万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表ｄめいると、ローソク足は雲の上にあることから、トレンドは上昇トレンドに入っているといってもいいかもしれない。基準線と転換線はともに急激な右肩上がりとなっている。

また、雲を形成している先行スパンは、「先行スパン１」が雲の上部を形成している。さらに、遅行スパンはローソク足の上に位置している。これらのことから、価格は上昇する可能性が高いことを示唆している。

したがって、現時点（６時台）では920万円台で推移しているが、930万円台から940万円台まで伸びる戸とが考えられる。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想

この記事のライター

Tsuji Hideo

フリージャーナリスト。出版社勤務後、１９８４年４月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』（いずれも共著）がある。２００７年１１月から２０１６年１月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引（ＦＸ）の専門誌月刊「ＦＸ攻略．ｃｏｍ」の初代編集長を務める。ＦＸポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。