【ビットコイン価格ニュース】前日比（終値)－4.20％。テクニカル分析的には価格は下落する可能性が高く850万円台から840万円台まで下落することも考えられる

8月28日  ４時台には最高値898万円台まで上昇

出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産・デジタル通貨の新しい動き

ブロックチェーン特化のベンチャーファンドNonagon Capital、次世代ソーシャルネットワーク「0xPPL」に出資

Nonagon Capitalは、クリプトネイティブのためのSNS「0xPPL（ゼロエックスピープル）」へ出資した。0xPPLは、ブロックチェーン技術を活用したソーシャルネットワーキングサービス、および、アプリケーションである。

フォローしたユーザーが売買した暗号資産やNFTに関する情報を手軽に確認できるエコシステムを構築することで、共通の興味や価値観を持つ人々を繋ぐことを目指すプラットフォームである。

従来のソーシャルメディアとは異なり、ブロックチェーン上に記録された暗号資産やNFTに関するデータを基に、同じ趣向を持つ人々との出会いと関係構築を促進する。
出典（記事）：Nonagon Capital（2024年８月28日15:03）
出典：PR TIMES

仮想通貨（暗号資産）の確定申告・会計ツール「クリプトリンク」　事業者向けサービスの提供開始

仮想通貨・暗号資産の収支計算・管理プラットフォームを開発・提供しているクリプトリンク株式会社は、事業として暗号資産やNFTの取引をされている企業や、個人事業主向けに、暗号資産での売上や売掛金の受取りや経費等の支払いを含めた会計帳簿の作成ができる機能の提供を開始した。

クリプトリンクではすべての仮想通貨投資家が確定申告を行っていただくため、簡単にリーズナブルに仮想通貨の収支計算をおこなっていただけるサービスを提供している。

今までは投資家に向けてのサービスを主に提供していたが、昨今の暗号資産やNFTの広がりに伴い、事業として暗号資産の取引を行う。売上や売掛金として暗号資産を受け取る。暗号資産を経費として支払いを行う。NFTを発行して売上として計上する。

などを行うユーザーが増加しており、そのようなユーザーの会計業務の効率化のために事業者向け機能をご提供することとなった。
出典（記事）：クリプトリンク株式会社（2024年８月28日13:49）
出典：PR TIMES

新規暗号資産「マスクネットワーク（MASK）」「ジパングコインシルバー（ZPGAG）」「ジパングコインプラチナ（ZPGPT）」取扱いを開始

株式会社 bitFlyerは、販売所において、マスクネットワーク（以下「MASK」）、ジパングコインシルバー（以下「ZPGAG」）、ジパングコインプラチナ（以下「ZPGPT」）の売買及びかんたん積立を開始した。

マスクネットワークは、ソーシャルメディアプラットフォーム上で暗号資産の取引や分散型アプリケーション（DApps）の利用を可能にするブラウザ拡張機能である。

ユーザーのプライバシーを保護しながら、X（旧 Twitter）や Facebook のようなソーシャルメディアサイトにブロックチェーン機能を追加することを目指す。

エンドツーエンドの暗号化を提供し、暗号資産の送受信、分散型金融（DeFi）へのアクセスや NFT の取引などを直接ソーシャルメディア上で行えるようにすることが特徴。

また、ガバナンストークンである MASK は、分散型自律組織（DAO） プロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用できる。

ジパングコインシルバーは、三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行する暗号資産です。1 ZPGAG は、銀現物の 1 グラムに相当する価値を持ち、銀現物価格と概ね連動することを目指す。

価格形成及び価値保全の仕組みから、銀現物と同等の資産特性及び投資特性を持つ。暗号資産として低コストでの小口決済が可能であり、信頼性と利便性の高い資産運用及びインフレヘッジ資産としても利用できる。

ジパングコインプラチナは、三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行する暗号資産です。1 ZPGPT は、プラチナ（白金）現物の 1 グラムに相当する価値を持ち、プラチナ現物価格と概ね連動することを目指す。

価格形成及び価値保全の仕組みから、プラチナ現物と同等の資産特性及び投資特性を持つ。暗号資産として低コストでの小口決済が可能であり、信頼性と利便性の高い資産運用及びインフレヘッジ資産としても利用できる。
出典（記事）：株式会社bitFlyer（2024年８月28日13:49）
出典：PR TIMES

Animoca Brands Japan、インフルエンサーとWeb3プロジェクトのマッチングプロジェクト「オシモカ」を開始

Animoca Brands Corporation Limitedの戦略的子会社であるAnimoca Brands株式会社は、インフルエンサーマッチングプロジェクト「オシモカ」を開始した。また、「オシモカ」の公式サイトにてインフルエンサー登録を開始した。

Animoca Brands Japanは、日本と海外を繋ぐWeb3のゲートウェイとしての役割を担い、Web3のマスアダプションを推進することをミッションに掲げ2021年10月より日本を拠点に事業を展開している。

「オシモカ」は、Web3プロジェクトのグローバル展開や日本市場への参入に必要なマーケティングやトークン設計、取引所への上場などの支援などのサポートを行う「アドバイザー事業」の一環として実施する。

Animoca Brands Japanのパートナプロジェクトの国内外への展開やAnimoca Brandsが投資する海外のWeb3プロジェクトの日本参入などと、Web3のインフルエンサーをマッチングさせることでより一層プロジェクトを盛り上げていく。
出典（記事）：Animoca Brands（2024年８月28日12:00）
出典：PR TIMES

株式会社クエストリー、アニメ／コンテンツ制作の資金調達を支えるファンドのトークン化事業で Ava Labsと提携

株式会社クエストリーは、アバランチ（Avalanche）ブロックチェーンの関連技術を提供するAva Labsとパートナーシップを締結した。

この度の提携により、ファンドのトークン化事業において、アバランチ・ブロックチェーンを基盤とする**デジタル証券（セキュリティ・トークン）の発行を実現する。

株式会社クエストリーは、「日本のコンテンツを金融の力で世界一に」をミッションに掲げ、コンテンツ産業の持続的な発展を支える新たな**直接金融の仕組みを企画・開発している。

その第一号案件として、クエストリーはみずほ証券株式会社と共同で、アニメ映画制作費の資金調達を目的としたコンテンツ・ファンド（愛称：Talent of Talents）を組成する取り組みを進めている。

一方で、「直接金融」は今後、ブロックチェーン技術の進展により不可逆的に変化していくことが予想されることから、クエストリーは、世界の金融機関や事業会社が利用しているアバランチ・ブロックチェーンとその関連技術を最大限活用するべく、Ava Labsと協業することとなった。
出典（記事）：株式会社クエストリー（2024年８月28日10:00）
出典：PR TIMES

レリパ、テレグラムのTON基盤ゲーム開発でAstarGamesと協力を発表

テレグラムプラットフォーム上のゲームは、日本のみならず、世界中のユーザーの注目を集めている。

暗号通貨市場の既存モデルとは異なり、テレグラムのゲームはWeb2とWeb3の「障壁」をほとんど取り除き、ユーザーがテレグラムアプリをダウンロードするだけで簡単にゲームをプレイできるようにする。

TON（The Open Network）とは、人気のメッセージングアプリであるTelegramが2018年に作成したブロックチェーンネットワークである。

Telegramが開発したTONブロックチェーンは、高速かつ低コストで、急成長しているブロックチェーンゲームに最適である。

Telegramは、今年の総ユーザー数が15.62億人、月間アクティブユーザー数が8億人に達し、世界で8番目に人気のあるソーシャルメディアプラットフォームであることから、TONブロックチェーンゲームは今や大規模なユーザーにリーチする可能性を持っている。

Telegramとの統合により、この技術はゲームに数百万人の新規ユーザーをもたらし、ゲーム内アイテムの所有権や透明性のある経済、Play-to-Earnモデルなどの機能を実現する。
出典（記事）：株式会社レリパ（2024年８月27日19:27）
出典：PR TIMES

新たな暗号資産「資産形成トークン」発行プロジェクトを始動

株式会社Ｚａｉｆは、新たな暗号資産「資産形成トークン（仮称）」の発行プロジェクトを開始した。この新しい暗号資産は、保有者に対してさまざまな特典を提供し、より充実した資産形成をサポートすることを目指す。

現在、日本においては老後30年間で約2,000万円が不足することが金融庁から報告されるなど、資産形成に対する国民的な関心が大きく高まっている。

暗号資産の成長性と長期的に資産を運用する積立投資の強みを組み合わせた「資産形成トークン（仮称）」を新規発行・上場することで、Web3という新たなアセットクラスにおける投資機会を活かし、ホルダーの資産形成に大いに役立つことを目指す。
出典（記事）：株式会社Ｚａｉｆ（2024年８月27日18:00）
出典：PR TIMES

Marathon Digitalがビットコイン以外のマイニングに進出する理由

Marathon DigitalのCFO Salman Khan氏が、Kaspaマイニングへの革新的な参入とビットコインへの注力について語る。Marathon Digital Holdingsは、仮想通貨投資の限界を押し広げ、定評のあるビットコインのマイニング事業と並行してアルトコインを探求している。

最近のディスカッションでは、ラウンドテーブルのアンカーであるRob Nelsonに、CryptoLiferのホストであるSam PriceとMarathon Digital HoldingsのCFOであるSalman Khanが加わった。

会話はすぐに、あまり知られていないアルトコインであるKaspaへの同社の興味深い動きに移り、投資家の間で好奇心を刺激した。Rob Nelsonは、Marathonの多様なアプローチに対するSam Priceの興奮を強調することで議論を開始した。

詳細を掘り下げたいSamは、Bitcoin Conferenceでの同社の戦略的プレゼンスを称賛し、Kaspaへの飛躍についてSalman Khanに質問した。Salmanは、Marathonのイノベーションへのコミットメントを強調して答えた。

彼は、同社の中心的な焦点はビットコインマイニングであることに変わりはないが、Kaspaマイニングにエネルギーの一部を割り当てるという決定は、高い利益率と株主への付加価値の可能性によって推進されていると説明した。
出典：The Street Roundtable（2024年８月28日）

ビットコインの８月のローソク足は大転換の兆し―強気派が優勢か?

８月が終わりに近づくにつれ、ビットコインの値動きが市場アナリストの注目を集めている。彼らは現在の月間ローソク足が暗号通貨の歴史の中で最も重要なものの一つになる可能性があると考えている。

月末の値動きは、特にテクニカル分析を注意深く見守っている人々の間で、トレンド転換の可能性についての議論を引き起こした。

しかし、楽観的なアナリストがいる一方で、注意を促すアナリストもいる。彼らはトレーダーたちに、今月はまだ終わっておらず、外部要因がまだビットコインの軌道に影響を与える可能性があることを思い出させている。

現在のビットコイン価格チャートで最も興味深い側面の一つは、月間の時間枠で「トンボ童子」のローソク足が形成される可能性があることだ。

Xの最近の投稿で、HODL15Capitalのアナリストはこのローソク足を「ビットコイン史上最も興味深い月間ローソク足」と呼んでいる。特に、トンボ童子は価格の方向性が反転する可能性を示す日本のローソク足パターンである。

このパターンは、始値、高値、終値がほぼ同じで、安値が大幅に低い場合に形成され、長い下値の影を作る。このパターンは、月の前半は売り手が主導権を握っていたが、引けまでに買い手が価格を押し上げ、強い強気のモメンタムを示唆することが多い。
出典：NEWSBTC（2024年８月28日）

AFP通信、仮想通貨投資詐欺の手口に注意喚起

オーストラリアでは、過去12カ月間に投資詐欺で少なくとも１億8000万ドル相当の仮想通貨が被害に遭ったと報告されている。被害者は50歳未満である可能性が高くなっているという。

AFPは、経済的に困窮している国民がいることを認めた上で、全国民に対し、詐欺の急増と巧妙化に特に注意するよう呼びかけている。詐欺の手口はうますぎると思われるものが多いという。

AFPは、８月26日から30日までオーストラリアで開催される詐欺啓発週間に向けて、州および準州の警察と協力して全国民に「ストーリーを共有し、詐欺を阻止する」よう呼びかけている。

AFPが主導する共同警備サイバー犯罪調整センター (JPC3) は、詐欺啓発週間の一環として、警察に報告された投資詐欺被害の半分近くが仮想通貨に関するものだという新しいデータを公開した。

また、このデータによると、50歳未満の若者が、高齢者を抜いて投資詐欺の被害者として最も多く報告されている。

オーストラリアのサイバーセキュリティセンター (ACSC) がcyber.gov.auを通じて警察に寄せられた報告から収集し、JPC3が公開したこのデータによると、2023年度から24年度にかけて、オーストラリア国民は投資詐欺で3億8200万ドルの被害を受けたという。

投資詐欺による被害の半分近く (47%)が仮想通貨に関するものだった。
出典：AFP（2024年８月28日06:59）

イーサリアムの生みの親であるVitalik Buterin氏、財団の監視が強まる中で自身の年俸を公表

イーサリアムの共同創業者であるVitalik Buterin氏は火曜日、イーサリアム財団が自身に約14万ドルの年俸を支払っていることを明らかにした。

イーサリアムの開発者や研究者を中心とした同財団は、予算に対する世間の監視が強まる中、新たな支出報告書を準備している。カナダ人プログラマーであるButerin氏は、スイスを拠点とする非営利団体の設立を2014年に支援した。

同団体は、研究、助成金、イベントを通じてイーサリアムのエコシステムをサポートしている。

暗号資産業界を中心としたビジョナリーの一人と見なされているButerin氏は、他の二人のメンバーと共にイーサリアム財団の理事会のメンバーであり、同団体のイニシアチブを支援している。

Buterin氏は、自身の給与をTwitter (通称X) で公開し、2022年から2023年までのイーサリアム財団の支出を分析した近日公開予定の報告書の断片を共有した。

Buterin氏は給与をシンガポールドルの形で公開した。シンガポールの通貨で合計182, 000ドル、米ドルで約14万ドル相当だ。
出典：Decrypt（2024年８月28日）

Coinbase、BVBのスポンサーシップ範囲を拡大

2024年～2025年のサッカーシーズンの開幕に伴い、Coinbaseはドイツのサッカークラブ、ボルシア・ドルトムント (BVB) との既存のパートナーシップの範囲を拡大した。このスポンサー契約は元々2022年７月に合意されたもので、今後三年間有効だ。

本日火曜日に発表されたところによると、CoinbaseとBVBは協力関係をヨーロッパとシンガポールに地理的に拡大し、ドイツを超えて拡大した。当初の取引と強化された取引は、SPORTFIVEが仲介した。

「我々のパートナーシップの延長は、ドイツで最も好感の持てるサッカークラブに対するCoinbaseの長期的なコミットメントを改めて示すものです」とCoinbase GermanyのCEOであるJan Sell氏は述べた。

「我々はパートナーシップをドイツを越えて拡大し、他の市場のBVBファンにリーチできることを嬉しく思います」。

以前の条件では、米国に本社を置くCoinbaseは、BVBの公式スタジアムである81, 365人収容のSignal Iduna Parkの広告権を獲得し、スタジアム周辺の横断幕やカムカーペットにブランディングを行う権利を獲得していた。
出典：FINANCE MAGNATES（2024年８月27日15:00）

米国の暗号通貨政策は財務省が決める

米国が暗号通貨業界を規制するための一貫した哲学を持つようになれば、それは財務省から生まれる可能性が高い。ブロックチェーン業界の期待と不満は長年、米国証券取引委員会に向けられてきた。しかし、財務省は全体像をコントロールしている。

「財務省は政府における金融サービスの総合的な政策センターです」とジョージ・ワシントン大学規制研究センターのロジャー・ノバー所長はAxiosに語った。

財務省は研究を招集しているが、明確なビジョンを明確にしていないという事実が、業界がワシントンD.C.から矛盾した信号を受け取る理由の1つだとノバーは言う。これは一種の問題だ。

財務省は仮想通貨市場のより効果的な監視を求めている。そして、連邦政府と議会に規制のギャップを埋めるよう求めている。

しかし、それができていないのは、政府の他の部門に対して、業界を育成すべきか、強制的に排除すべきかを明確にするトーン設定の声明を出していることだ。
出典：AXIOS（2024年８月28日）

お金、でも銀行からではない？　ステーブルコインと自己資本比率

ブロックチェーンと暗号資産市場の到来がもたらした最も興味深い結果の１つは、「お金とは何か?」という問いが再びファッショナブルになったことだ。一般的に言えば、その定義には「交換媒体」、「価値の貯蔵」、「計算単位」という用語が含まれている。

この三頭政治は、暗号資産やコモディティの世界ではほとんどの人を失格にしてしまう。最近まで、この3つのカテゴリーすべてに当てはまるものは、中央銀行(現金、中央銀行準備金、中央銀行デジタル通貨)か銀行によって発行されたものだけだった。

その後、ステーブルコインが登場し、暗号資産業界のサービスとして有機的に発生した。そして突然、はるかに多くの人々がお金を、少なくともお金のように見えて、お金として使えるものを、実現可能な形で生み出すことができるようになった。

これは悪いことではないかもしれない。PayPalのような決済サービス企業は、決済サービスは銀行だけが提供する必要はないことを何年も前から示してきた。お金の発行が異なるべきであることは明らかではない。

住宅ローンなどのビジネスから資金を切り離すことは、健全な進化なのかもしれない。しかし、好むと好まざるとにかかわらず、それはここにある。

究極的には、重要な基準は受け入れられるかどうかであり、毎日640億ドルの取引量があるステーブルコインは確かに受け入れられている。
出典：OMFIF（2024年８月23日）

カマラ氏を待つ

カマラ・ハリス副大統領が民主党の大統領候補に浮上して以来、仮想通貨業界はホワイトハウスとの「リセット」を望んできた。言い換えれば、ハリス氏の仮想通貨に対する見方がジョー・バイデン大統領よりも友好的であるという兆候だ。

しかし、同氏の仮想通貨業界へのアプローチの正確な輪郭はしばらく謎のままで、仮想通貨関係者は不安に陥るだろう。

バイデン政権下で業界が守勢に立たされていることは周知の事実だ。証券取引委員会などの機関は仮想通貨ビジネスを執拗に追及し、コインベース・グローバル、バイナンス、クラーケンなどの取引所を訴えている。

バイデン氏は、仮想通貨の保管を容易にする規則の廃止を拒否した。ハリス政権は違うだろうか？　ハリス氏が別の方針を取るかもしれない兆候がいくつかある。最近結成された草の根組織Crypto4Harrisが会合を開いた。

上院多数党院内総務のチャック・シューマー氏もその一人であり、同氏はデジタル資産に関する法案をすぐに可決したいと述べた。多くの仮想通貨幹部はすでにハリス陣営と話をしており、同陣営は業界の懸念に耳を傾ける姿勢を示していると述べている。

これは今年の夏までバイデン政権からは見られなかったことだ。それでも、業界が詳細を知りたがっている一方で、ハリス氏の仮想通貨プラットフォームの詳細は白紙のままだ。

業界がこれまでに得た最高の情報は民主党全国大会のときで、ハリス陣営の顧問が党の候補者がデジタル資産の成長を支援する措置を支持すると述べたときだった。

「ハリス陣営が選挙前に詳細な仮想通貨プラットフォームを発表するとしたら驚きだ」とアメリカン大学ワシントン法科大学院の法学教授ヒラリー・アレン氏は述べた。

「仮想通貨業界が選挙に注ぎ込んでいる莫大な資金にもかかわらず、仮想通貨はほとんどの有権者にとって目立った問題ではない」。

ハリス氏には、インフレ、中東紛争など、焦点を当てるべき主流の問題が他にもたくさんある。国民のかなりの部分がそれらの問題に関心を持っている。
出典：Bloomberg Crypto（2024年８月28日06:00）

通貨・為替関連（FXを含む）

ドルは年初来安値に下落、トレーダーはFRBの利下げの手掛かりを求めている

ドルは水曜日、他の通貨に対して過去一年間以上で最も低い水準付近で推移した。ポンドは数年ぶりの高値からわずかに離れたところで取引されている。市場は広く予想されている来月の米利下げの規模の手掛かりに注目している。

仮想通貨ビットコインはアジアで注目を集め、６万ドル付近の支持線を割り込んだ後、4%以上下落した。

豪ドルは、７月の国内インフレ率が4カ月ぶりの低水準に鈍化したことを示すデータを受けて、８カ月ぶりの高値に上昇したが、価格上昇の抑制に向けた全般的な進展は失望を誘った。直近では.06793ドルと横ばいだった。

サクソのFX戦略責任者、チャル・チャナナ氏は「オーストラリア準備銀行 (RBA、中央銀行) は９月の会合で軸足を変更しない可能性が高い。そうなれば、周期的な米ドル安と安定した世界経済のダイナミクスに加え、短期的に豪ドルに新たな強さが加わる可能性がある」と述べた。

他の市場では、トレーダーらが世界最大の経済大国の状況に関する新たなヒントを待っている中、外為市場全体の動きは控えめだった。
出典：channel news asia（2024年８月28日09:31）

各国の経済指標を見る

オセアニア地域

７月までの１年間でオーストラリアの消費者物価指数は3.5％増

オーストラリアの月次消費者物価指数（CPI）は、７月までの１年間で3.5％上昇し、６月の3.8％上昇からは低下したものの、市場コンセンサスの3.4％をわずかに上回った。

これは、エネルギー料金救済基金の払い戻しの延長と拡大を反映し、３月以来の最低の数字だった。住宅価格は、電気料金の急激な低下（5.1減％対7.5％）に押され、大幅に下落した（4.0％対6.5％）。

また、自動車燃料価格の顕著な減速（4.0％対6.6％）の中、輸送料金は５カ月ぶりの低水準（3.4％対4.2％）に下落した。同時に、医療（5.3％）と教育（5.6％）のインフレ率は安定していた。

一方、食品インフレ率は、主に果物と野菜、パンとシリアル製品、その他の食品により、3ka3か月ぶりの高水準の3.8％に達した。

アルコールとタバコ（6.9％に対して7.2％）と通信（1.0％に対して1.9％）の価格も上昇した。変動の大きい品目と旅行を除くと、消費者物価は7月に3.7％上昇し、2022年1月以来の最低となった。

インフレ率は依然としてRBAの目標範囲である２％～３％から外れている。
出典：統計局（2024年８月28日10:30）

第２四半期のオーストラリアの建設工事総額は前期比0.1％増

オーストラリアの第２四半期の建設工事総額は、前期比0.1％増の649.3億豪ドルとなり、市場予想の0.7％増を下回った。

この数字は、主にエンジニアリング活動の回復（第１四半期は-1.8％に対して0.5％）に支えられ、2020年第3四半期以来最大の落ち込みとなった第１四半期の下方修正2.0％減の後に発表された。

一方、建物建設（0.3% 減vs.2.1%減）、住宅建設（0.1%減 vs.0.1%減）、非住宅建設（0.5%減 vs.0.5%減）は減少した。

地域別に見ると、ビクトリア州（0.5%）、クイーンズランド州（2.3%）、西オーストラリア州（6.2%）、ノーザンテリトリー州（15.8%）では建設工事が増加した。

一方、ニューサウスウェールズ州（-4.3%）、南オーストラリア州（-0.3%）、タスマニア州（-1.7%）では減少した。第２四半期までの１年間で1.2%増加したが、第１四半期の3.1%増加よりも緩やかだった。
出典：統計局（2024年８月28日10:30）

ヨーロッパ地域

８月のフランスの消費者信頼感指数は92.1

フランスの８月の消費者信頼感指数は、92.1となり、７月（90）から上昇し、市場コンセンサスと一致した。長期平均の100を下回っているものの、これは2022年２月以来の最高値である。

消費者は、財政状況の見通し（７月の－10に対して－９）、および生活水準（－50に対して－45）について悲観的ではなくなった。

同時に、貯蓄意向に関する見解は増加し（37対35）、世帯は大きな買い物をすることに対する否定的な見方がやや緩和し（－31対－32）、インフレ期待は低下した（－53対－47）。

一方、将来の貯蓄能力（９）と将来の失業に対する懸念（28）に対する評価は変化がなかった。
出典：国立統計経済研究所(2024年８月28日15:45）

７月のフランスの失業保険申請件数は２万6100件減

フランスの７月の失業保険申請件数は、６月（１万820万件）から減少し、２万6100件減となった。

フランスの失業保険申請件数は1996年から2024年まで平均890件減で、2020年４月には過去最高の80万7300件、2020年６月には過去最低の19万5000件減であった。
出典：DARES（2024年８月28日19:00）

要人発言

日銀副総裁、見通しが実現すれば利上げは正当化

日銀の姫野良三副総裁は、インフレ率が日銀の見解に沿って推移する限り、日銀は金利を引き上げると述べ、今月初めの金融市場の混乱にもかかわらず、日銀のスタンスが基本的に変わっていないことを示した。

首相は「市場動向と7月の利上げの影響を見極めていくというのが日銀の基本姿勢だ」と述べた。「経済・物価見通しが実現するとの確信が強まれば、金融緩和の度合いを調整する」

姫野副総裁の発言は、追加利上げが検討されているという日銀のメッセージを強めるもので、米連邦準備制度理事会が来月の利下げを示唆してから数日後の円の上昇圧力を維持している。

副総裁の発言は、日本での追加利上げが１月までに行われる可能性が高いという多くの日銀ウォッチャーの予想を裏付ける可能性が高い。同時に、姫野副総裁は講演と午後の記者会見で、利上げが差し迫っていないことを示唆するコメントをした。
出典：BNN Bloomberg（2024年８月27日22:58）

中央銀行・国際金融機関

米国がまもなく利下げ開始、オーストラリアも追随か

わずか３週間前、米準備銀行 (中央銀行) のブロック総裁は、今後６カ月間の利下げの可能性は低いと宣言した。しかし、米連邦準備制度理事会 (FRB) のジェローム・パウエル議長は、世界の金利がどうなるかについての疑念を払拭した。

パウエル議長は、世界中の中央銀行関係者 (オーストラリア準備銀行のアンドリュー・ハウザー副総裁を含む) を前に、待望の米利下げが間もなく始まると宣言した。「政策を調整する時が来た」とパウエル議長は、曖昧さの余地を残さない爽やかな明瞭さで述べた。

「方向性は明確で、利下げのタイミングとペースは今後発表されるデータ、今後の見通し、リスクのバランスによって決まる」。米連邦準備理事会や他の中央銀行による利下げは、オーストラリア準備銀行に追随するようほぼ抗いがたい圧力となるだろう。
出典：ABC.NET（2024年８月28日）

政治・法律関連

ドイツ・テューリンゲン州選挙で右翼過激派が勝利へ

ドイツ・テューリンゲン州の日曜（９月１日）の統一地方選挙で、右翼過激派が勝利しそうな勢いである。

ドイツのザクセン州とテューリンゲン州の２つの州は、日曜日に新しい州議会を決める投票に向かう。極右政党AfDが大幅に躍進すると予想されているが、特に極右過激派ビョルン・ヘッケが党首を務めるテューリンゲン州での躍進が目立っている。

世論調査によると、ヘッケ党は約30％の得票率で地滑り的勝利を収めると予想されており、これはベルリンの連立3党を合わせた得票数のほぼ３倍に相当し、21％で2位につけている保守政党CDUに約10％の差をつけている。

かつて、ドイツの政治的言説においてヒトラーが「絶対悪」として描かれるのは「大問題」だと発言したヘッケは、ドイツのいずれかの州で同党初の首相になることを目指している。

ザクセンとテューリンゲンの両州では、AfDの地方支部は連邦党よりもさらに右翼的だと考えられている。ドイツの国内情報機関（Verfassungsschutz）は、AfDを「間違いなく右翼の過激派」と分類しているが、連邦AfDは今のところ過激派の疑いがあるだけだ。

ヘッケは、禁止されているナチスのスローガンを使用したとして、すでに2度有罪判決を受けている。

７月、ハレの地方裁判所は、彼が2023年11月の選挙キャンペーン集会で、もともとアドルフ・ヒトラーのシュトゥルマブテイルング（SA）が使用していた「ドイツのためにすべてを」というスローガンを使用したと認定した。

さらに裁判所は2019年、ヘッケ氏に対する「ファシスト」のレッテル貼りは「検証可能な事実的根拠」があるため、ドイツ法に沿うものであり、名誉毀損には当たらないと判断した。
出典：EURACTIVE（2024年８月28日19:17）

経済・産業・技術・金融・投資関連

ブラック・マイス：悟空ブームが中国の需要喚起と経済活性化に貢献

中国の大ヒット・ビデオゲーム『ブラック・マイス：悟空』は、国内需要が低迷する中、観光からコンピューター・アクセサリーまで「悟空経済」を生み出し、多方面にわたる経済活動の波を牽引している。

16世紀の中国小説『西遊記』に登場する孫悟空を題材にした中国初のAAA級プレミアムゲームの成功は、中国の一部地域での旅行ブーム、ゲームハードのアップグレード需要の増加、飲み物やウェルネスサービスへの支出の急増につながっていると、地元当局や企業は述べている。

先週発売されて以来、一夜にしてセンセーションを巻き起こした3Dロールプレイングゲームは、外需が低迷し、不動産市場が低迷するなか、個人消費が世界第2位の経済大国のエンジンを活性化させるカギと見なされるようになってきた。

市場調査会社Video Game Insightsによると、テンセント・ホールディングス傘下の新興スタジオGame Scienceが開発した「Black Myth」の売上は、月曜午後の時点で1,540万本を超え、ビデオゲームプラットフォームSteamでの売上は7億3,700万米ドルを超えた。
出典：South China Morning Post（2024年８月27日09:00）

AIの寵児レポート

８月最終週は通常、市場にとって大きな週ではないが、今年は違う。投資家がAI業界にとって重要な岐路と見ている、エヌビディアの決算発表が今日の鐘の後に行われると、Business Insiderのマシュー・フォックス氏は書いている。

ハイテク企業はこの決算シーズン、AIへの投資がいつ実を結び始めるかについて、厳しく追及されてきた。そして今、その投資から利益を得ている企業が主役となる。

ウォール街のアナリストの多くは、エヌビディアが売上高と１株当たり利益の予想を上回ると予想しているが、最新製品のリリースには懸念が残る。BIのフィリップ・デ・モットは、6つのトップ企業がエヌビディアの業績に何を期待しているかをまとめた。

興奮しているのはウォール街だけではない。少なくともあるバーでは、エヌビディアの決算ウォッチ・パーティーが開かれている。

エヌビディアにとって、５月下旬の前回の決算報告以来、順風満帆だったわけではない。その株価は、６月にマイクロソフトを抜いて世界で最も価値のある企業となった。
出典：INSIDER TODAY（2024年８月28日）

中国の景気減速は、習近平国家主席にとって新たな頭痛の種となっている

反体制デモは第2四半期に前年同期比で18％増加し、経済的不満が3分の2近くを占めた。これは米国の擁護団体フリーダムハウスの中国反体制モニターの新しい報告書による。
これまでのところ、労働と不動産が重要な痛手となっている。

抗議行動は多くの場合、行き詰まった住宅プロジェクト、突然の会社閉鎖や流動性の欠如、賃金の支払い不能、あるいは退職者に十分な手当を提供できない地方政府の問題によって引き起こされたと、このプロジェクトの主幹は述べている。

この数字は全体像を捉えているわけではない。研究者たちは今年初め、動画プラットフォーム上のコンテンツを精査する新たなキャンペーンを観察し、６月には新たなデータソースも取り入れた。

厳重に管理され、厳しく監視されている中国では、抗議行動は指導者に対する存亡の危機にはならない。厳しく管理され、厳しく監視されている中国において、デモは指導者の存在を脅かすものではない。

デモは通常、小規模で散発的であり、習近平を直接批判するものではない。このため、北京が経済支援のために大胆な措置をとるよう促すことはないだろう。

しかし、譲歩や弾圧、あるいはその両方を織り交ぜて紛争を解決する責任を負う地方当局者にとっては問題である。より大きな問題は、デモが全国的な経済不況の兆候であるということだ。

どこの国でも人々はピンチを感じており、それは最も身近な商品の需要にまで重くのしかかっている。

今週の期待外れの決算も赤信号だ。ネット通販大手のPDDホールディングスや飲料メーカーの農夫春など、中国最大の消費者関連企業の株価は記録的な暴落に見舞われた。
出典：Bloomberg Balance of Power（2024年８月28日19:05）

予想される米国の利下げで銅価格が上昇

CNBCのデータによると、９月引き渡しの銅は１ポンドあたり４ドル以上を記録し、2024年７月22日以来の高値を記録した。同時に、ロンドン金属取引所の３カ月ごとの銅価格も上昇し、１トンあたり9ドル以上で取引された。

このベースメタルは８月に４カ月ぶりの安値を記録したが、ここ数週間は一貫して上昇している。

CNBCは、ヘッジファンドからの新たな需要が銅の最近の上昇を支えていると主張するサクソバンクの商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏に言及した。同氏は調査メモで次のように書いている。

調整の最悪の時期は過ぎたと考えているが、銅がより力強い回復を遂げる前に、需要の基礎が改善する必要があり、連邦公開市場委員会が待望の利下げサイクルを開始すれば、資金調達コストの低下による補充によってそれが支えられる可能性がある。

同氏は、投資家は投資の実現可能性を見極めるために倉庫の銅在庫レベルを熱心に監視していると付け加えた。

８月23日金曜日、米連邦準備制度理事会（FRB）のジェローム・パウエル議長は「政策を調整する時期が来た」と述べ、９月18日の利下げ予想に火をつけた。
出典：LeapRate.com（2024年８月28日11:41）

協調・対立・紛争

米軍司令官、中東戦争のリスクは短期的に低下

米国防総省の制服組トップは、イスラエルとレバノンのヒズボラが今週初めに報復攻撃を行い、追加攻撃がなくなったことを受けて、中東でのより大規模な戦争の脅威は低下したと考えている。

しかし、統合参謀本部のC・Q・ブラウン議長は月曜日、ロイター通信に対し、紛争のリスクが低下したとはいえ、イランがイスラエルへの攻撃を検討していることから、イランとその代理人は依然として大きなリスクであると述べた。

イスラエルを含む3日間の中東訪問の後、ロイター通信に対してブラウン氏は、地域戦争の短期的な危険は「いくらか」低下したと述べた。

「起こると分かっていたことが2つあった。1つはすでに起こっている。今は2つ目がどうなるかにかかっています」と、ブラウン氏はイスラエルを離れる際にロイターに語った。

ブラウン氏は、ここ数週間でイスラエルに対して行われた2つの大きな攻撃の脅威に言及した。ヒズボラの攻撃と、先月テヘランでハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏が殺害されたことに対するイランの攻撃の約束である。
出典：THE HILL（2024年８月27日18:53）

東京株式市場

日経平均株価は前日比83円14銭高

８月28日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比83円14銭高の３万8371円76銭で取引をひけた。プライム市場の売買高概算は13億7271万株、売買代金概算は３兆2680億円。

値上がりした銘柄数は600銘柄（36.45％）、値下がりした銘柄数は989銘柄（60.08％）、株価が変わらなかった銘柄数は57銘柄（3.46％）であった。
出典：MINKABU（2024年８月28日15:48）

ニューヨーク株式市場

８月28日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は41,250ドル17セント、s&P500総合5,624.51、ナスダック総合17,738.80で、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は41,091ドル42セント、S&P500総合5,592.18、ナスダック総合17,556.03せ、それぞれの取引をひけた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は8月28日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。

ビットコインの8月28日の値動き

始値8,952,710円で寄りついた後、8,888,889円まで下落したが、8,925,189円まで買い戻されて上昇し、１時台には8,964,535円まで上昇したが、8,898,009円まで押し戻されて下落した。

２時台には8,886,699円まで下落したが、8,952,638円まで買い戻されて上昇し、４時台には最高値8,987,906円まで上昇したが、8,967,444円まで押し戻されて下落し、７時台には最安値8,371,814円まで下落したが、8,596,920円まで買い戻されて上昇した。

８時台には8,633,722円まで上昇したが、8,590,226円まで押し戻されて下落し、10時台には8,525,176円まで下落したが、8,603,299円まで買い戻されて上昇し、13時台には8,655,136円まで上昇したが、8,596,752円まで押し戻されて下落した。

17時台には8,492,265円まで下落したが、8,579,131円まで買い戻されて上昇し、21時台には8,734,635円まで上昇したが、8,705,656円まで押し戻されて下落した。

23時台には8,533,333円まで下落したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値8,576,472円をつけ、８月28日取引をひけた。この日１日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、616,092円であった。

8月29日の価格予想及び、注目のイベント

８月29日のビットコインは、始値8,574,196円で寄りついた後下落し、１時台には8,380,000円まで下落したが、8,591,633円まで買い戻されて上昇し、３時台には8,622,043円まで上昇した。

４時台には8,622,000円まで上昇したが、8,543,410円まで押し戻されて下落し、５時台には8,496,603円まで下落したが、8,641,123円まで上昇した。その後、8,604,204円まで押し戻された。６時台には始値8,602,557円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
８月28日のビットコインは、前日比（終値）で、３日間連続マイナスの値動きとなった。４時台には最高値898万円台まで上昇したが、その簿は伸びを欠いて押し戻され、終値は57万円台をつけ、取引をひけた。

ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の下にあることから、トレンドは下落トレンドを維持していると判断していいかもしれない。喜寿線と転換線はともに緩やかな右肩下がりとなっている。

また、雲を形成している先行スパは、「先行スパン１」が雲の下部を形成している。さらに、遅行スパンはローソク足の下にいちしている。これらのことから、価格は下落する可能性が高いことを示唆している。

したがって、現時点（６時台）では860万円台で推移しているが、850万円台から840万円台まで下落することも考えられる。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想

この記事のライター

Tsuji Hideo

フリージャーナリスト。出版社勤務後、１９８４年４月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』（いずれも共著）がある。２００７年１１月から２０１６年１月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引（ＦＸ）の専門誌月刊「ＦＸ攻略．ｃｏｍ」の初代編集長を務める。ＦＸポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。