7月22日 ９時台には最高値1078万円台まで上昇
出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足
まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。
暗号資産・デジタル通貨の新しい動き
最もパフォーマンスの良かった暗号通貨
ここはミームの世界である。過去７日間で最もパフォーマンスが良かった上位６位のうち ４位はミーム コインだ。過去１週間で60%上昇して１位を獲得したのは、猫をテーマにしたミームのPOPCATである。
そのすぐ後にはdogwifhatが続く。WIFは同じ期間に53%上昇し、PEPEが33.6%、FLOKI が33.4%上昇している。その間にはArweave(AR)とCore(CORE)があり、それぞれ40% と37%上昇している。
他に注目すべきものとしては、INJ、BONK、JUP、RUNE、TAO、Mantra の OM があり、約30%上昇している。実際のところ、UNI、AAVE、TRX、TON、ADA、EGLDを除き、ほぼすべての暗号通貨が今週上昇を記録した。
これらは赤字の唯一のアルトコインだが、それほど大きな損失はない。UNIのパフォーマンスは最悪で、５% しか下がっていない。
出典：CryptoPotato（2024年７月21日18:01）
Pixelverse、TelegramのミニゲームにPudgy Penguinのキャラクターを登場させる
人気の非代替トークン（NFT）コレクションPudgy Penguinsの顔が、TelegramのPixelverseのミニゲームにキャラクターとして統合される。
７月16日、Pixelverseは、DogecoinミームコインのDogeやSolanaミームコインを表すキャラクターMewなど、他の人気の暗号通貨キャラクターに加わり、Pudgy Penguinsのキャラクター「Pudgy」をゲームに導入すると発表した。
この統合により、プレイヤーはPixelverseゲームでキャラクターをプレイできるようになる。スタンドアロンのPudgy Penguinsモバイルゲームは、2025年にリリースされる予定だ。
NFT市場が低迷する中、一部の専門家は、この分野は調整サイクルを経験していると主張した。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
State Street、ステーブルコインとデポジットトークンでブロックチェーンの飛躍を目指す
State Streetは、ブロックチェーン決済技術に真剣に取り組んでいる。ブルームバーグによると、この世界的な資産運用会社は、独自のステーブルコインとデポジットトークンの作成を検討している。
さらに、同社は英国を拠点とする決済スタートアップ企業Fnalityへの投資を活用して、新たな決済オプションを作成し、「デジタルキャッシュコンソーシアムの取り組み」に参加する可能性がある。
ステートストリートは2021年に専用のデジタルファイナンス部門を設立した。この部門は後に人員削減を受けたが、今年復活し、主要事業に統合された。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
クレイグ・ライト氏は自分がサトシではないことを認め、ウェブサイトで免責事項を発表
クレイグ・ライト氏は７月16日にウェブサイトのホームページで法的免責事項を発表し、自分がビットコインの匿名の生みの親であるサトシ・ナカモトではないことを強調した。
免責事項は英国の高等法院の最近の判決を引用し、ウェブサイトのトラフィックをCrypto Open Patent Allianceが発表した調査結果の要約に誘導した。
免責事項はライトがビットコインのホワイトペーパーの著者ではないことを認め、このコンピュータ科学者はホワイトペーパーで概説されている技術の著作権を保有していないことを認めている。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
トレーダーはビットコイン価格の71,500ドルに注目、未決済残高は13%上昇
仮想通貨トレーダーが観察した過去のパターンに基づくと、ビットコインは火曜日に65,000ドルの価格ポイントを突破した後、71,500ドルの水準に向かう可能性がある。
価格の反発により、ビットコインの短期的な価格変動に賭ける先物トレーダーの関心も高まっている。
「65,000ドルを突破すれば、価格は65,000ドルから71,500ドルの範囲内で動く準備が整う」と、匿名の仮想通貨トレーダーRekt Capitalは7月16日のXポストで書いている。当時、ビットコインは65,000ドルをわずかに下回る水準で推移していた。
しかし、71,500ドルで大量のショートポジションが清算されるリスクがあり、多くの先物トレーダーは価格が今のところそのレベルには達しないと確信している。CoinGlassのデータによると、71,500ドルで約14億7000万ドルのショートポジションが消滅する。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
インドの暗号通貨取引所が２億3500万ドルのハッキング被害に
インドの暗号通貨取引所WazirXは７月18日に重大なセキュリティ侵害を受け、約２億3500万ドルの損失を被ったとされる。
このハッキングには、Web3セキュリティ会社Cyversがイーサリアムブロックチェーン上で検出した、WazirXのSafe Multisigウォレットからの複数の疑わしい取引が含まれていた。
ハッカーは盗んだ資産をすぐにイーサリアム、テザー、ペペなどを含むさまざまな暗号通貨に交換した。この事件を受けて、WazirXは引き出しを一時停止し、侵害を調査中とされている。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
Li.Fiプロトコルが攻撃され、1000万ドルが流出
イーサリアム仮想マシンとSolanaのスワップおよびブリッジング用のアプリケーションプログラミングインターフェースであるLi.Fiが、７月16日に攻撃を受け、1000万ドル以上の暗号通貨が失われた。
Li.FiはXのコミュニティに対し、ユーザーは追って通知があるまでLi.Fi搭載のアプリケーションを操作しないよう警告した。
その後、Li.Fiの広報担当者はCointelegraphに対し、「スマートコントラクトの脆弱性」は封じ込められ、「影響を受けたスマートコントラクトの側面は無効化された」と語った。約1,000万ドルの仮想通貨保有量が流出し、Arbitrumブロックチェーンにも影響が及んだ。
出典：COINTELEGRAPH A week in review（2024年７月14日～20日）
仮想通貨業界はトランプ氏の勝利とSECの解散を望んでいる
仮想通貨業界は、来たる米国大統領選挙で執行面でより柔軟なアプローチをとる人物がホワイトハウスに就任し、ウォール街のトップ警官との長きにわたる戦いに終止符が打たれることを期待している。
ドナルド・トランプ前大統領は最近、2.5兆ドル規模の仮想通貨業界に接近し、７月27日にはビットコインに焦点を当てた資金調達イベントに支持者を招待した。
共和党候補は在任中は仮想通貨を批判していたが、最近のコメントは好意的であり、弁護士らはトランプ氏が勝利すれば、米国証券取引委員会がデジタル資産分野をそれほど積極的に追及するのをやめると予想している。
「トランプ政権はおそらくSECの仮想通貨規制政策をリセットし、再考しようとするだろう」とウィルキー・ファー・アンド・ギャラガー法律事務所のパートナー、マイケル・セリグ氏は述べた。
「そのようなリセットには当然、前政権が起こした進行中の執行措置と調査の解決が含まれるだろう」
ジョー・バイデン大統領の下、SECは、特に2022年に仮想通貨取引所FTXが破綻して以来、この業界への追及を強化している。規制当局は数十件の執行訴訟を起こしており、多くの場合、取引所や証券会社が証券法に基づいて適切に登録していないと非難している。
SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、ほとんどの仮想通貨は証券であるため、SECに登録する必要があると主張している。多くの仮想通貨企業は、自社のトークンは証券ではないと主張するか、登録要件が不明確であると主張している。
SECはいくつかの問題を解決したが、クラーケン、コインベース、バイナンスなどの企業が関与する訴訟は依然として法廷で係争中である。
SECはまた、イーサリアムに関する調査や、ニューヨークに本社を置くパクソスが発行するバイナンスブランドの仮想通貨であるBUSDに関する調査など、いくつかの調査を終了した。
出典：BNN Bloomberg（2024年７月20日08:00）
政治がビットコイン、イーサリアムの好調な週を牽引
トランプ前大統領が暗殺未遂をかろうじて回避し、JDヴァンス氏を副大統領候補に指名し、共和党の指名を正式に受諾したことで、今週は再び米国の政治が中心舞台となった。
トランプ氏が11月の選挙で勝利する確率は先週末に急上昇したが、その後は若干低下している。しかし、ほとんどのモデルや賭け手は依然としてトランプ氏が最有力候補とみており、これが暗号資産の評価を支える展開となっている。
トランプ氏自身が今年初めに暗号資産に強く傾いたことに加え、JDヴァンス氏はSECの反暗号資産責任者であるゲイリー・ゲンスラー氏を公然と批判し、投資目的でビットコインを保有していることを明らかにしている。
言うまでもなく、暗号資産業界に対する規制緩和や正式な政府支援の可能性は、ビットコイン、イーサリアム、その他の暗号資産にとって好ましい展開となるだろう。
一方、SECは７月23日火曜日にスポットイーサリアムETFの取引を承認する準備が整っているようだ。
これらのETFの多くはフィデリティやブラックロックなどの大手「TradFi」ショップの支援を受けており、今後６～12か月間は手数料がほぼゼロになる。
当初の手数料免除期間が終了した後も手数料は比較的低く、長期投資家にとって比較的魅力的な展開となるはずだ。
出典：FOREX.com（2024年７月21日03:00）
NFT の売上低迷がアート界に変化をもたらした
木曜日にニューヨークで開催されたクリスティーズ アート アンド テック サミットでの「現状報告」では、NFT 市場で明らかになった売上の減少が再確認された。
なぜ重要なのか: 市場が暴落する中、美術界の有力者たちは非代替性トークンとの関係を真剣に受け止め、その関係は変化しつつある。
ペース ギャラリーとクリスティーズは早くからこの技術を取り入れており、2021 年頃に NFT、プロフィール写真、ジェネレーティブ ワークの売上が数百万ドルを集めるのを見て、ペース ヴァーソやクリスティーズ 3.0 のようなプラットフォームを構築した。
しかし、木曜日のパネルで、アートネット ニュースの元編集長アンドリュー ゴールドスタインは、最近の会話では、両社とも NFT をアート界の独自のカテゴリとして考えることから方向転換しているようだと指摘した。
ペイス・ギャラリーのCEO、マーク・グリムチャー氏は、NFTへの進出はアーティスト主導であり、アート界のバックオフィスのプロセスで役立つ可能性はあるものの、採用される可能性は低いと語った。
出典：AXIOS（2024年７月19日）
バイデン氏が脱退： カマラ・ハリス氏の不明なスタンスに対する暗号通貨市場の不透明感
暗号通貨に関して、ハリス氏は一度も公に意見を述べたことがない。彼女は現在副大統領だが、デジタル通貨、トークン化、ブロックチェーン、非可溶性トークン（NFTs）に関する広く議論されている話題について、一度も立場を表明したことがない。
一方、トランプ氏は暗号通貨推進派の意見で弾けている。彼は複数のビットコイン・カンファレンスに出席し、自らを初の「暗号大統領」として売り込み、暗号通貨を所有する5000万人のアメリカ人を 「エリザベス・ウォーレンとそのチンピラ 」から救うと約束した。
そして、「残りのビットコインはすべてMADE IN THE USA!!!」にするとまで言った。副大統領に指名されたJDバンス氏もビットコイン保有者だ。バンス氏の上院への財務公開によると、彼は13万6000ドルから39万ドル相当の暗号通貨を保有している。
彼はまた、暗号通貨企業や取引所を伝統的な銀行による遮断から保護する法案を動かした。ハリス氏もまた、テクノロジーに優しい民主党議員の一人と考えられている。
しかし、彼女は暗号通貨の背後にある「有望な」技術であるブロックチェーンについて語ったことはない。特筆すべきは、彼女が人工知能（AI）の利用拡大に懸念を示したことだ。
興味深いことに、2023年のホワイトハウスの財務公開によると、ハリスと彼女の夫は数百万ドルの投資ポートフォリオに暗号通貨を保有していない。一方、バイデン氏が立候補を取り下げ、ハリス氏を支持して以来、ビットコイン価格は微動だにしていない。
暗号通貨は過去7日間で約7.5％上昇し、報道時点では１枚６万7600ドル以上で取引されている。興味深いことに、ハリス氏をモデルにした$KAMAミームトークンは、バイデン氏が彼女を支持した後、史上最高値まで高騰した。
さらに、暗号通貨ベースの予測プラットフォームであるPolymarketのベッターの29％が、彼女が次期米大統領になることを想定しているのに対し、トランプ氏は64％である。
出典：FINANCE MAGNATES（2024年７月22日15:23）
第二次トランプ政権では、暗号通貨取引で「ほぼ」全員が勝者となる
米国での株式公開を阻まれてきたビットコインの採掘業者や暗号化企業は、ドナルド・トランプ第２代大統領の下で、デジタル資産の世界で最終的に最大の勝者となる可能性がある。市場シェアを失うリスクのある外国企業は、最終的に最大の敗者となるかもしれない。
前大統領の当選確率が高まる中、暗号への支持が高まっていることを受けて、市場関係者やオブザーバーの間ではこのような見方が広がっている。
CBSニュースが木曜日に発表した世論調査では、ジョー・バイデン大統領との再戦の可能性が高いトランプ氏が有権者の過半数（52％）を占めたが、11月の投票では誰が投票者になるかは不明だ。日、
バイデン氏は再選を目指さないと述べ、民主党候補となるカマラ・ハリス副大統領を支持した。マサチューセッツ工科大学暗号経済研究所の創設者であるクリスチャン・カタリニ氏は、「新しいルールが実施されれば、米国のほぼ全員が勝者となる」と語った。
出典：BNN Bloomberg（2024年７月21日15:01）
カマラ・ハリス氏のミームコイン、ジョー・バイデン氏脱落後に史上最高値に急騰
暗号通貨トレーダーたちは、日曜日に価格が２倍以上に上昇したカマラ・ハリス副大統領のコインを含む、非常にくだらないミームコインを介して、大統領政治の非常に深刻なビジネスに再び賭けている。
KAMAは、ジョー・バイデン大統領が再選キャンペーンを中止すると発表した数分後に、史上最高値の2.4セントを記録した。
時価総額2,400万ドルのKAMAは、かつていわゆるPolitiFiのキングメーカー暗号であったバイデンにインスパイアされたコインBODENの4倍近い規模になった。BODENはバイデンの発表後、50％近く下落した。
政治的な揺り戻しを受けて、トレーダーたちはミームコインのローンチパッドPump.funでハリスとバイデンを揶揄する新しいトークンを次々と生み出した。
歴史に照らし合わせれば、ほとんどのミームコインが取引されているソラナ（SOL）ブロックチェーンの上で、買い手と売り手がオーダーブックのチキンゲームを繰り広げるため、これらのトークンのほとんどは価値が暴落する可能性が高い。
バイデン氏はハリス氏の大統領選挙キャンペーンを支持した。ビル・クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、暗号批評家のエリザベス・ウォーレン上院議員も同様だ。
出典：CoinDesk（2024念７月22日05:33）
各国の経済指標を見る
先を見据えて：米国のインフレとCEEデータに注目
来週は米国でGDPデータの改善と前月比0.2%のコアPCEデフレーターの発表が予想されており、これによりFRBの利下げ予想は確実に維持されるはずである。
CEE地域では、ハンガリーの中央銀行会合とポーランドおよびチェコ共和国の一連のデータ発表に注目している。
GDP（木）：第２四半期のGDP成長率の速報値と６月のコア個人消費支出デフレーターが来週注目すべき重要なデータポイントである。第１四半期の成長率は年率1.4%とやや低調で、消費者支出は1.5%と低調であった。
今回は消費者支出の改善、在庫の増加、投資指標の若干の強化を反映して、現在のコンセンサス予想1.7%に対して2.5%に近い、より強い結果を予想している。
それでも、経済には課題があり、連邦準備制度理事会が９月から利下げに踏み切ることから、2024年後半には成長が鈍化すると予想される。
インフレ（金）：コアPCEデフレーターは前月比0.2％になると予想されており、リスクは下振れ傾向にある。コアCPIは前月比0.1％にとどまったが、ポートフォリオ手数料や輸送費など、PCEデフレーターに入力される一部のPPIは0.2％に有利である。
それでも、これは長期的に前年比２％のインフレを達成するために必要な実行率で推移しており、金利引き下げの期待は維持されるはずである。
出典：ING（2024年７月19日）
アジア地域
主要貸出金利を過去最低水準まで引き下げ
中国人民銀行は、脆弱な景気回復を支援するため、７月の決定会合で主要貸出金利を過去最低水準まで引き下げた。大半の企業・家計ローンの基準となる1年物ローンプライムレート（LPR）は10bps引き下げられ3.35％となった。
不動産担保ローンの基準となる５年物金利も同じ幅で引き下げられ、3.85％となった。これらの決定は、中央銀行が月曜日未明に７日物リバースレポ金利を1.8%から1.7%に引き下げるという予想外の行動を取った後に行われた。
ブルームバーグ・ニュースは、中央銀行が最近、市場を誘導するために短期金利へのシフトを示唆したことから、７日物金利が将来の基準政策金利となる可能性があると伝えた。これにより、既存の１年物指標である中期貸出金利の重要性は低下する。
中国人民銀行は先週の第３回全人代と６月の第２四半期GDPが低調な結果となったことを受け、本日のすべての政策金利を引き上げた。
出典：人民銀行（2024年７月22日10:15）
北米地域
６月のシカゴ地区連邦準備銀行全米活動指数は0.05
アメリカの６月のシカゴ地区連邦準備銀行全国活動指数は、市場コンセンサス（0.09）を下回り、５月（0.23）から鈍化して0.05となった。生産関連指標は、６月にCFNAIに0.11寄与し、５月（0.23）から低下した。
売上、受注、在庫部門の寄与は－0.02で、0.01から低下した。雇用関連指標は－0.02で、0.01から低下した。個人消費と住宅部門の寄与は－0.02で、５月から変化はなかった。一方、指数の３か月移動平均であるCFNAI-MA3は、５月の－0.08から－0.01に上昇した。
出典：シカゴ地区連邦準備銀行（2024年７月22日21:30）
要人発言
金利スパーク：ラガルド総裁、利下げにコミットしないと明言
欧州中央銀行は予想通り金利を据え置くことを決定し、市場はフォワードガイダンスをほとんど受け取らなかった。我々は、将来の利下げの見通しによって、より急勾配のカーブに向かう世界的なマクロトレンドが継続すると見ている。
労働市場データの冷え込みを受けて、英国債カーブも同様の傾向が見られた。ECBの会合は市場がほとんど反応を示さず終了した。理事会は全員一致で金利を据え置くことを決定した。
９月を視野に入れた短期金利は、その月の会合で織り込まれた20bpの緩和に向けてわずかに上昇し、年間全体では46bpにさらに近づいた。記者会見で重要な一文は、９月の決定は「オープン」だったということだった。
市場はすでに利下げにかなり傾いているが、木曜日の会合ではその見方をさらに裏付けるものはなかった。ECBはデータに依存し、会合ごとにアプローチしており、フォワードガイダンスは提供していない。
今後数ヶ月以上の価格設定で見られるややハト派寄りのフォロースルーは、ECBがもはや成長の下振れリスクを長期的見通しだけに帰していないためかもしれない。
また、ラガルド氏は賃金上昇率は高止まりする可能性が高いと強調したが、この見方はECBが初めて利下げを行った6月の予測ですでに十分に考慮されていたと付け加えた。
しかし、ブルームバーグが政策担当者らが今年さらに2回の利下げについて自信を失いつつあると報じたことで、午後遅くにこうしたハト派寄りの解釈は打ち砕かれた。
出典：ING（2024年７月19日）
中央銀行・国際金融機関
Fedは今月後半に方針転換のシグナルを発しそうだ
CIOは、６月の最初の利下げに続き、ECBが９月に再度利下げする余地があると見ている。市場は現在、９月の利下げの確率を65%と織り込んでいる。
FRBも９月に政策緩和を開始する可能性が高く、イングランド銀行も８月に政策緩和を開始する可能性があり、世界の一部地域でインフレ不安が生じているにもかかわらず、世界的な利下げサイクルは軌道に乗っている。
ユーロ圏の経済活動は依然として弱く、コアインフレは減速している。ユーロ圏のGDP成長率は2024年第1四半期にわずか0.3%だった。これは2023年第4四半期の0.1%の縮小よりはましだが、5四半期にわたる経済停滞に続くものだ。
経済活動の弱さとコアインフレの減速により、ECBは今年再度利下げを行う可能性がある。 ECBは2024年にさらに50ベーシスポイントの利下げを行うと予想している。
FRBは今月下旬に方針転換のシグナルを発し、９月に最初の利下げを行う道筋をつけるとみられる。６月の小売売上高、住宅着工件数、鉱工業生産データはすべて市場予想を上回った。
出典：UBS Wealth Management—-Global（2024年７月19日）
インフレが２%に下がるまでに時間がかかる中、欧州中央銀行は利下げを一時停止
欧州で金利引き下げを待っている住宅購入者や企業は、欧州中央銀行が頑固なインフレがしっかりと制御されていることを確認した上で再び基準金利を引き下げるため、もう少し待たなければならないだろう。
ECBの現在のスタンスは、７月30日～31日の次回会合で利下げを見送ると見込まれる米連邦準備制度理事会（FRB）のスタンスに似ているが、その後はFRBの方がECBよりも利下げに近づいているようだ。
フランクフルトに本拠を置く中央銀行は、ユーロ通貨を使用する20の欧州連合加盟国の銀行を監督し、金利政策を決定しているが、フランクフルトで木曜に会合を開く際には主要金利を3.75%に据え置く可能性が高いとエコノミストらは述べている。
出典：Smary Money Trading（2024年７月18日）
IMFの経済見通し：中国とインドの見通しは明るいが、世界経済は低調
国際通貨基金（IMF）は、今年の中国、インド、欧州の経済見通しを上方修正する一方、米国と日本の見通しはやや下方修正した。
しかし、航空旅行から外食まで、サービス業のインフレが予想以上に高止まりしているため、物価上昇に対する世界的な進展が鈍化しているとIMFは述べている。
全体として、IMFは火曜日、世界経済は今年も3.2％と低調に成長すると予想しているが、これは４月の前回予測から変わらず、2023年の3.3％成長からわずかに下回る。
パンデミックが経済活動を混乱させる前の2000年から2019年まで、世界経済の成長率は平均して年間3.8％だった。190カ国が融資するIMFは、経済成長と金融安定を促進し、世界の貧困を削減するために活動している。
IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グルンシャス氏は、世界経済見通しの最新版に付随するブログ投稿で、中国とインドが今年の世界経済成長のほぼ半分を占めるだろうと記した。
出典：Smary Money Trading（2024年７月16日）
沈黙を守るベイリー氏
イングランド銀行のアンドリュー・ベイリー総裁は、２カ月間沈黙を守っている。次の決定までに、英国の中央銀行総裁は10週間以上公の場で発言していない。６月の利上げ会合後の１文の声明を除けば、これは総裁としての４年以上で最も長い沈黙期間となる。
予想を上回るインフレ率など、ここ数週間の不安定な経済データの後では、無線による沈黙の感覚は、投資家がナイフエッジにあると判断する利下げを行うかどうかの決定を前に、より重大なものとなる。
出典：Bloomberg Five Thing to Start Your Day（2024年７月22日14:01）
政治・法律関連
次期共和党リーダー
トランプ氏は、J・D・ヴァンス氏を副大統領候補に選んだことで、共和党の将来に期待する方向性を示した。
無名から副大統領候補にまで急速に上り詰めたJ・D・ヴァンス氏の話は、アメリカでしか起こらない話であり、良くも悪くも、これからの世代のアメリカのあり方を形作るものとなるだろう。
「長い審議と考察、そして他の多くの素晴らしい才能を考慮した上で、私は、米国副大統領の地位に就くのに最もふさわしい人物は、偉大なオハイオ州のJ・D・ヴァンス上院議員であると決定した」と、トランプ氏は本日午後、自身のTruth Socialプラットフォームで発表した。
８年前、このような瞬間はあり得ないと思われた。2016年夏、ヴァンス氏の回想録『ヒルビリー・エレジー』が店頭に並び、ベストセラーリストに載った。
この本は、説得力のある個人的な物語と、トランプファンでない人にも理解できる言葉でドナルド・トランプ氏の人気を説明した内容が織り交ぜられている。ヴァンス氏は共和党候補を痛烈に批判したが、彼を引き上げた文化的潮流を明確に表現できたようだ。
出典：The Atlantic（2024年７月15日）
ヨーロッパはトランプ氏を受け入れる準備ができていない
ヨーロッパ大陸の首都は、数ヶ月前に英国の有権者がEUを離脱することを決定したことにまだ動揺しており、指導者たちはBrexitが他の離脱の連鎖反応を引き起こすことを恐れていた。欧州債務危機の傷跡と移民をめぐる激しい分裂はまだ生々しい。
「EUROPE ALONE」、このストーリーは、アメリカの抱擁のない未来について９人の思想家を特集したパッケージの一部である。トランプ氏は、ヨーロッパ人の自己中心的な考えを揺さぶり、彼らの連合が何であるかを思い出させた。
民主主義、多国間主義、そしてルールに基づく秩序である。ワシントンがその命令から外れたことで、当時EUの絶対的なリーダーだったドイツのアンゲラ・メルケル首相が自由世界の代弁者となった。
ヨーロッパ人は分裂するわけにはいかないことを知っていた。当時、ヨーロッパ大陸はロシアがクリミアを併合し、民族主義的ポピュリズムが台頭するなどすでに火の海だった。
脅威が高まり、ワシントンに見捨てられたヨーロッパ人は、団結しなければならないと悟った。
出典：FOREIGN POLICY（2024年７月１日2:30）
これから起こること
ジョー・バイデン氏は民主党予備選で圧勝したものの、党の指名候補者としての地位はまだ正式に確定していなかった。
ジョーン・E・グレーヴ氏がこの有用な解説書で述べているように、来月の党大会でバイデンに投票することを誓約している代議員は、その義務を免れることになる。理論的には、候補者が代議員の票を争うオープンな「フロア・ファイト」を意味する。
民主党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長は昨日、このプロセスは「透明で秩序ある」ものになると述べた。DNCの規則委員会は昨夜、水曜に会合を開いてプロセスを決めると発表した。
バイデン氏の発表後、カマラ・ハリス氏はすぐに立候補を表明した。副大統領であるバイデン氏の代議員を自動的に獲得する権利は彼女にはないが、彼の支持に加え、党内の多くの著名人からの明確な支持があることから、彼女が無投票で出馬するか、対抗馬が立っても有力候補となる可能性は非常に高い。
ハリス氏に有利なのは、大会での公開バトルで世間に無秩序な姿をさらすことへの民主党幹部の警戒心であり、ハリス氏がすでに獲得していると感じている指名を拒否された場合、黒人や女性有権者が党から離れてしまうかもしれないという懸念でもある。
また、世論の大きな関心を集める可能性のある、衝撃的な討論会になるだろうという意見もある。
出典：The Guardian（2024年７月22日）
ハリス氏の強み
バイデン氏とハリス氏の支持率は、最近のロイター／イプソスの世論調査では44％ずつで並んでおり、同じ世論調査では、ハリス氏がバイデン氏を２ポイント上回っている。また、支持率もバイデン氏をわずかに上回っている。
これらの数字は彼女の指名を圧倒的に有利にするものではないが、彼女の支持者たちは、統一され盛り上がる民主党を後ろ盾に彼女が国民に紹介されることで、支持率は急速に向上する可能性があると主張している。
また、共和党候補に対抗する軽快で精力的な選挙運動ができるという説の根拠として、彼女が最近トランプを攻撃した実績や、中絶に関してバイデンの有力な代弁者であることを挙げている。
ハリス氏はカリフォルニア州で「犯罪に厳しく」というメッセージで成功した穏健派と見られているが、後に進歩的な改革者として再登板した。
59歳の元検察官で、女性として初めて、また有色人種の女性として初めて大統領に選出されるであろうハリスと、76歳の有罪判決を受けた犯罪者との対比も、昨日広くシェアされたハリス氏の2020年選挙キャンペーンのこの広告に強調されている、
楽観主義のもうひとつの源泉である。ハリス氏の支持者たちは、世論調査によるとトランプ氏に惹かれているかなりの数の若い有権者や有色人種の間で民主党の支持を補強できるのではないかと期待している。
出典：The Guardian（2024年７月22日）
時の人・話題の人物
カマラ・ハリス氏
副大統領として、ハリス氏はしばしば国内外におけるボスの気候変動優先事項のスポークスマンを務めてきた。彼女は昨年、IRA発足1周年を宣伝するために全米を駆け回った数人の政権幹部のひとりだった。
59歳のハリス氏は、昨年のCOP28気候サミットでバイデン氏の代役を務め、発展途上国向けの気候援助基金に米国が30億ドルを拠出すると発表した。
ハリス氏（当時カリフォルニア州選出の上院議員）が大統領選に打って出た2019年当時、彼女の気候アジェンダはバイデン氏よりも野心的だった。彼女は炭素税を支持し、10兆ドル規模の民間・公的気候変動支出を提案した。
彼女はまた、採掘禁止に取り組むと述べた。そのため、バイデン氏が民主党の候補者となり、彼女を伴走者に選んだとき、共和党の攻撃を招いた。
上院では気候平等法案を提出し、ダコタ・アクセス・パイプラインを閉鎖するスタンディングロック・スー族の活動を支援した。しかし、前任のバーバラ・ボクサー氏が委員長を務めていた環境・公共事業委員会を去り、司法委員会に席を移した。
出店：Bloomberg Green daily（2024年７月22日17:01）
経済・産業・技術・金融・投資関連
インフレプロセスはより永続的になったか？
パンデミック後の世界のインフレの持続的な上昇は、インフレプロセスがより永続的になった可能性を浮き彫りにしている。
このような永続性の上昇は、企業や家計が、インフレが速やかに目標値に戻るという確信が薄れたために、価格や賃金の設定において、最近よりも過去のインフレ結果を重視するようになったことに起因する可能性がある。
永続性が高まると、今度は中央銀行がインフレを目標値に戻すという課題が複雑になる。
最近のディスインフレプロセスの減速を背景に、このノートでは、選ばれた主要先進国におけるインフレのダイナミクスをレビューし、エネルギー価格へのショックや供給混乱を考慮に入れた後でも、COVID-19パンデミック後の期間にインフレプロセスが確かにより慣性的になっていることを明らかにしている。
次に、エネルギー価格上昇の影響を特に受けやすく、ディスインフレの進行が今年鈍化したユーロ圏のデータを用いて推定した標準的な新ケインジアンモデルを用いて、インフレの持続性が高まると、新たな悪影響の供給ショックに対応して、大幅に金融政策を引き締める姿勢が必要になることを示している。
出典：Board of Governors of the Federal Reserve System（2024年７月19日）
ヨーロッパはテイラー・スウィフト問題を抱えている：「エラス・ツアー」がインフレ不安を巻き起こす
スウィフトたちは大西洋の向こう側で、少なくともヨーロッパの経済データでは大混乱を引き起こしている。なぜ重要なのか：「エラス・ツアー」は、コンサート参加者が食事、チケット、ホテルにお金を使うため、価格上昇の加速の原因となっている。
それが厳しい夏を招き、インフレ率を押し上げ、今後さらに歪みが生じる可能性がある。アナリストは、５月のスウェーデンのインフレの予想外の急上昇は、ストックホルムでのスウィフトの３回のコンサートが市内のホテルやその他のサービス価格を押し上げたためだとしている。
これは、英国とユーロ圏の政策立案者が、金利を下げるほど物価圧力が弱まったかどうかを評価しようとしているまさにそのときに起こった。
彼らの主張：投資顧問会社エバーコアISIの副会長クリシュナ・グハ氏は、スウィフトのコンサート、オリンピックやユーロ2024サッカー選手権などの他の注目イベントが、この夏のサービス部門のインフレを押し上げるだろうと述べている。
「これでインフレの根底にある強さを読み取るのが難しくなるだろう」とグハ氏はAxiosに語った。「問題は政策担当者が、デフレーションの継続を予測し、これを見通せるほど自信を持てるかどうかだ」
グハ氏は、欧州中央銀行についてはそうなるかもしれないと考えているが、イングランド銀行については確信が持てない。
「イングランド銀行が初の利下げを狙っている今、われわれは転換点にいる。すべてのデータが重要だ」とTD証券のマクロストラテジスト、ルーカス・クリシャン氏は言う。ECBは、いつ再び利下げするかを決めているところだ。
出典：AXIOS（2024年７月19日）
待望の中国政策更新、大きな変化はなし
中国は日曜、先進産業の発展からビジネス環境の改善まで、既知の野望を概説した政策文書を発表したが、アナリストらは世界第2位の経済大国である中国で差し迫った構造的変化の兆候は見当たらないと考えている。
60項目からなるこの文書は、習近平国家主席が率いる共産党中央委員会の非公開会議に続いて発表された。この会議はおよそ5年に1度開催され、総会として知られている。
この会議は７月15日から18日にかけて開催され、中国はデフレに陥り、不動産危機の長期化、債務の急増、消費者と企業の景況感の弱さに直面している。貿易摩擦も激化しており、世界の指導者らは中国の輸出優位性にますます警戒を強めている。
こうした課題から、一部の経済学者は北京政府に対し、家計を犠牲にして製造業やインフラに資源を注ぎ込む借金まみれの投資主導型モデルから脱却し、消費者需要の拡大に焦点を移すよう促している。
これらの経済学者らは、中国の長期的な成長の可能性が危機に瀕していると述べている。
しかし、総会は中国の「新たな生産力」の追求を再確認した。これは習主席が昨年作った造語で、中国の広大な工業団地の科学研究と技術向上を思い描いている。
政策文書によると、総会は「技術の革命的進歩、生産要素の革新的な配分、徹底的な産業変革と向上を促進する」ことを目標としている。
出典：U.S.NEWS & WORLD REPORT（2024年７月21日07:02）
米国のインフレ率の鈍化はFRBの安心感につながる
インフレが弱まり、経済活動が落ち着きつつあるという新たな兆候が見られる中、FRBの利下げへの道筋は来週さらに明確になるだろう。
経済学者は、金曜日に発表される食品とエネルギーを除いた個人消費支出価格指数が6月に２カ月連続で0.1％上昇すると予想している。そうなれば、３カ月の年率換算コアインフレ率は今年最低のペースとなり、FRBの2％目標を下回ることになる。
個人支出と所得に関するデータの一部である月次インフレ率の報告は、政府の第2四半期国内総生産（GDP）の当初推定値に追随する。予測者らは、今年最初の３カ月の1.4％のペースに続き、年率換算1.9％になると見込んでいる。
そうなれば、経済活動は2年ぶりの低水準となり、雇用と賃金の伸びの鈍化と相まって、FRBの政策担当者に緩和を開始する余地が生まれる。
出典：BNN Bloomberg（2024年７月21日13:07）
社会・環境
オリンピック開催費用の視覚化
パリオリンピックの開催費用は 90 億ドル以上と推定されており、近年の夏季オリンピックの中では最も費用がかからない部類に入る。
オリンピック開催費用は近年、ソチの 597 億ドルからソルトレークシティの 29 億ドル (2021 年米ドル) まで大きく変動している。
オリンピック開催に伴う最大の費用の１つはインフラである。これには、アリーナなどのスポーツ施設や、住宅や交通機関などの一般的なインフラが含まれる。これは通常、何十万人もの観光客を誘致できる夏季オリンピックでは高くなる。
国際オリンピック委員会は、都市に観客用のホテルの部屋を少なくとも 40,000室、選手と役員15,000 人を収容できるオリンピック村の設置を義務付けている。
その結果、オリンピックは数十億ドルの収益を生み出すにもかかわらず、慎重に計画または実行されなければ、開催都市に負の遺産を残す可能性がある。
たとえば、バーミンガム大学のレポートでは、最も費用のかかったイベントである2014年のソチでは、ロシアのリゾート地が実際の稼働率に比べて大幅に過剰開発されていたと結論付けられている。
レポートでは、交通網、スポーツ会場、ホテルなど、十分に活用されていないインフラを維持するために、10億ドルを超える追加投資が必要であると見積もっている。
出典：VISUAL CAPITALIST（2024年７月19日）
協調・対立・紛争
米国、イスラエルのイエメン攻撃への関与を否定
米国は土曜日、イスラエルがイエメン西部のフダイダで行った空爆への関与を否定したと、ホワイトハウスの国家安全保障会議報道官がフォックスニュースに語った。
報道官は、テルアビブでイスラエル民間人を殺害したドローン攻撃の後、ワシントンはイスラエルと「定期的」かつ「継続的」に連絡を取ってきたと明言したが、米国はイエメン攻撃でイスラエルを「調整」も「支援」もしていないと付け加えた。
米国のジョー・バイデン大統領も中東情勢について報告を受けたと、ボイス・オブ・アメリカ（VOA）のスティーブ・ハーマンが別途報じた。
これに先立ち、アル・アラビーヤに話した全会一致の情報筋は、イスラエル国防軍が米国と英国と連携して空爆を実施したと明らかにした。
出典：baha breaking news（2024念７月21日）
東京株式市場
日経平均株価は前日比464円79銭安
７月222日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比464円79銭安の３万9599円00銭で取引を引けた。プライム市場の売買高概算は13億4919万株、売買代金概算は３兆3112億円。
値上がりした銘柄数は236銘柄（14.33％）、値下がりした銘柄数は1375銘柄（83.53％）、株価が変わらなかった銘柄数は35銘柄（2.12％）であった。
出典：MIONKABU（2024年７月22日15:49）
ニューヨーク株式市場
７月22日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は40,414ドル49セント、S&P500総合は5,544.54ポイント、ナスダック総合17,923.65ポイントで、それぞれの取引が始まった。
終値は、ダウ工業株30種平均株価は40,415ドル44セント、S&P500総合は5,564.41ポイント、ナスダック総合18,007.57ポイントで、それぞれの取引をひけた。
このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は7月22日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。
ビットコインの7月22日の値動き
| ビットコイン価格 | |
| 始値 | 10,594,058円 |
| 高値 | 10,787,000円 |
| 安値 | 10,380,000円 |
| 終値 | 10.452,180円 |
始値10,594,058円で寄りついた後上昇し、２時台には10,657,110円まで上昇したが、10,509,646円まで押し戻されて下落し、３時台には最安値10,380,000円まで下落したが、10,528,979円まで買い戻されて上昇した。
９時台には最高値10,787,000円まで上昇したが、10,742,014円まで押し戻されて下落し、10時台には10,656,637円まで下落したが、10,697,862円まで買い戻されて上昇し、11時台には10,760,000円まで上昇したが、10,743,912円まで押し戻されて下落した。
15時台には10,505,003円まで下落したが、10,558,310円まで買い戻されて上昇し、17時台には10,584,337円まで上昇したが、10,522,133円まで押し戻されて下落し、18時台には10,501,000円まで下落したが、10,577,533円まで買い戻されて上昇した。
22時台には10,680,869円まで上昇したが、10,540,000円まで押し戻されて下落し、23時台には10,427,104円まで下落したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値10.452,180円をつけ、７月22日の取引を引けた。
この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、407,000円であった。
7月23日の価格予想及び、注目のイベント
20ビットコイン価格予想：10,900,000円～10,700,000円
| 経済指標 | 時間 |
| 特筆すべきものはなし |
| 政治・経済イベント（日本） | 時間 |
| バックオフィス DXPO東京’24（～24日）（東京都） | 09:00～18:0（24日は16:00） |
| 政治・経済イベント（海外） | 時間 |
| インドネシア・Food ＆ Hospitality Indonesia（～26日） | |
| サウジアラビア・2024 Esports World Cup（～８月25日）（リヤド） | |
| ベルギー・Le Cafe Crypto（～27日）（ブリュッセル） | 09:00～18:00 |
| インドネシア・Gaikindo Indonesia International Auto Show（～28日） | |
| 米・Market Group ALTSCHI（イリノイ州シカゴ） | 09:00～18:00 |
| 米・Family Office And Private Wealth Management Forum（～24日）（ロードアイランド州ニューポート） | 13:00～22:00 |
| 米・Public Funds Summit East（～24日）（ロードアイランド州ニューポート） | 13:00～22:00 |
| 南アフリカ・Finnovex South Africa（～24日）（ヨハネスブルグ） | 09:00～18:00 |
| フィリピン・BankTech Asia 2024（～24日）（マニラ） | 09:00～18:00 |
| 要人発言 | 時間 |
| 特筆すべきものはなし |
７月23日のビットコインは、始値10,452,180円で寄りついた後、10,436,990円まで下落したが、10,539,358円まで買い戻されて上昇し、４時台には10,743,950円まで上昇したが、10,737,639円まで押し戻されて下落した。
５時台には10,672,962円まで下落したが、10,710,000円まで買い戻された。６時台には始値10,713m371円で寄りついた後、下落している。
今日のポイント
７月22日のビットコインは、前日比（終値）で、マイナスの値動きとなった。９時台には最高値1078万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は1045万円台をつけ、取引を引けた。
ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の上にあることから、トレンドは上昇トレンドにはいっているとみていいだろう。基準線は水平に水死、転換線は右肩あがりとなっている。
また、雲を形成している先行スパンは、「先行スパン１」が雲の上部を形成している。さらに、遅行スパンはローソク足の上に位置している。これらのことから、価格は上昇する気配が濃厚であることを示唆している。
したがって、現時点（６時台）は1070万円台で推移しているが、1080万円台から1090万円台まで上昇することも考えられる。
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ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想
