【ビットコイン価格ニュース】前日比（終値)＋2.17％。400万円台を維持しながら推移していく

9月28日  23時台には最高値401万円台まで上昇

出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産（仮想通貨）の新しい動き

ビットコインの避難所としての魅力が再び喧伝され、閉鎖の可能性が高まる

アメリカの連邦政府機関閉鎖の見通しが高まっていることから、一部のビットコイン支持者らは、今年初めに地方銀行危機に対応して起きたものと同様の上昇を予測している。

FRNT Financialの共同創設者兼最高経営責任者（CEO）のStephane Ouellette氏は、「実際、私たちはビットコインの上昇がさらなる銀行不安に対する一種の安全策だと考えていた」と語った。

「市場がビットコインを購入するのは、アメリカの経済・金融の不確実性がさまざまな種類の時期にあるのか、それとも今年初めに見られたような銀行危機の状況だけなのかを見るのは非常に興味深いでしょう」
出典：Bloomberg(2023年９月28日04:57)

仮想通貨取引所クラーケンがアメリカ上場株式の取引を提供する計画

クラーケンはアメリカ上場株式と上場投資信託の取引を提供する予定で、創業12年の同社が仮想通貨のルーツ以外に初めて進出することになる。

個人情報について匿名を条件にこの件に詳しい関係者によると、クラーケンは当初、クラーケン・セキュリティーズと呼ばれる新部門が構築したサービスを通じて、アメリカとイギリスでの取引を提供する予定だという。

同社はすでにイギリスで必要な規制上の許可を取得しており、アメリカでのブローカーディーラーライセンスを金融業界規制当局に申請していると関係者は述べた。
出典：Bloomberg(2023年９月28日02:21)

アメリカの仮想通貨業界がワシントンに来るも苦戦に直面

仮想通貨企業は水曜日に国会議事堂に集結しているが、業界に優しい法律を推進するという彼らの取り組みは、連邦予算を巡る争いと、マネーロンダリングへの仮想通貨の使用に対する上院の取り締まりによって影が薄くなる可能性が高い。

アメリカ最大の仮想通貨取引所コインベース(COIN.O)と、同社が設立した非営利団体スタンド・ウィズ・クリプトが主催する草の根擁護キャンペーンの一環として、デジタル資産会社の幹部数十人が水曜日、議員やそのスタッフと会合している。
出典：REUTERS(2023年９月28日05:43)。詳細はこちらから。

ブラジル中央銀行、仮想通貨規制と証券会社の監督強化を求める

ブラジル中央銀行のロベルト・カンポス・ネト総裁は水曜日、政策立案者は仮想通貨の規制を強化し、証券会社を監督の対象にすることを目指していると述べた。

カンポス・ネト氏は議会公聴会で、ブラジル人による仮想通貨輸入の大幅な急増を踏まえ、規制当局が仮想通貨とそれに関連する活動の裏付けを精査することを強調した。

中銀が今週発表したデータによると、1月から8月までの仮想通貨輸入額は前年同期比44.2％増加し、総額74億米ドルとなった。
出典：REUTERS(2023年９月28日03:04)。詳細はこちらから。

中央銀行デジタル通貨をめぐる法的霧は「容認できない」、BISが警告

世界のほとんどの地域で国家デジタル通貨を発行する法的権限が不足しているため、発展途上国のデジタル通貨は危険にさらされていると、世界の中央銀行統括機関である国際決済銀行のトップは水曜日に警告した。

一般に各国には紙幣、硬貨、信用残高に関する法律があるが、2020年のIMFの文書では、中央銀行の80％近くが現行法の下でデジタル通貨の発行を許可されていないか、法的枠組みが不明確であることが示された。
出典：REUTERS(2023年９月28日01:56)。詳細はこちらから。

弱気相場中に蓄えた買い手が引き続き利益を得るため、ビットコインの長期保有者が保有額を増やす

ビットコイン（BTC）価格はここ数週間でボラティリティの低下を記録しているが、これは市場に何らかの衝動を引き起こす触媒の欠如に起因すると考えられている。

一方、市場関係者の目は、長年にわたるビットコインスポット上場投資信託（ETF）申請の承認を期待して、依然として米国証券取引委員会（SEC）に注がれている。

業界をリードするデジタル資産調査会社Reflexivity Researchのデータによると、ビットコイン（BTC）の長期保有者は依然としてポートフォリオを拡大している。

研究者は、Glassnodeのデータを利用して、長期保有者が保有するビットコイン供給の割合が2015年後半以来の最高レベルに達していることを示した。
出典：FXSTREET(2023年９月28日00:53)。詳細はこちらから。

Paysafe の機能停止後、Binance はユーザーに EUR を USDT に両替するよう求める

世界有数の仮想通貨取引所の一つであるバイナンスは木曜日、ペイセーフの一方的な決定によりユーロの支払いが一時的に中断されると発表した。

バイナンスは、ヨーロッパの決済鉄道であるペイセーフが「バイナンスユーザーに対するユーロ預金の処理を停止する」ことを一方的に決定したと述べた。

発表ブログではさらに、Paysafe ユーザーは事前に適切な措置を講じるよう推奨されていると述べている。

状況を緩和するために、取引所は影響を受けるユーザーが「2023年10月31日0:00（UTC）より前にBinanceアカウントのEUR残高をUSDTに変換する可能性がある」と提案した。
一方、ユーザーは引き続き Binance アカウントから銀行口座に EUR 残高を引き出すことができる。
出典：FXSTREET(2023年９月28日03:43)。詳細はこちらから。

各国の経済指標を見る

アジア地域

第１四半期のインドの経常収支は13億米ドルの赤字

インドの第１四半期の経常収支は、第１四半期の国内総生産（ＧＤＰ）の0.2％に相当する13億米ドルの赤字となり、市場コンセンサス（33億米ドルの黒字）には届かなかった。

しかし、一次産品価格の下落とサービス輸出の増加を背景とした貿易赤字の縮小が主な要因で、この差はここ２年近くで最も低い水準となっている。

商品赤字は前年同期の545億米ドルから526億米ドルに縮小し、サービス黒字は283億ドルから391億ドルに拡大した。コンピュータサービスからの純利益は増加し、主に送金である個人送金収入は20.8％増の286億米ドルとなった。

第二次所得黒字は212億米ドルから248億米ドルに増加した。一方、第一次所得赤字は84億米ドルから126億米ドルに拡大した。 2022年第4四半期の経常赤字は、当初予想の182億米ドルから168億米ドルに下方修正された。
出典：インド準備銀行（2023年９月28日15:00）

オセアニア地域

８月のオーストラリアの小売売上高は前月比0.2％増

オーストラリアの８月の小売売上高は、市場コンセンサス（前月比0.3%増）を下回り、同0.2%増となり、７月（0.5%増）から鈍化した。この小幅な上昇は、金利が高止まりする中、消費者が引き続き支出を抑制していることを浮き彫りにした。

衣料品、履物（1.3％対７月は2.0％）、カフェ、レストラン、持ち帰り食品（0.7％対1.3％）、百貨店（0.4％対3.6％）の売上が減少した。また家庭用品小売業 (－0.4% vs－0.3%)、食料品の売上も減少した。

小売業 (－0.3% vs－0.1%) と対照的に、その他の小売業の売上高は加速した (0.7%vs 0.4%)。

州および準州全体で、ビクトリア州(0.3%vs0.8%)、クイーンズランド州 (0.2%vs0.6%)、オーストラリア首都特別地域 (0.6%vs1.0%)、南オーストラリア州（－0.2%vs-0.1%）の売上高は減少した。

一方、西オーストラリア州 (0.5%vs－0.2%)、タスマニア（－0.4%vs－0.7%）、ノーザンテリトリー（－0.1%vs－0.2%）では増加した。
出典：統計局（2023年９月28日10:30）

ヨーロッパ地域

９月のスペインの消費者物価上昇率は前年同月比3.5％増

速報値によると、スペインの９月の消費者物価上昇率は、８月（前年同月比2.6％増）を上回り、同3.5％増となり、３カ月連続で上昇し、市場コンセンサスと一致した。

これは、2022 年 9 月の下落と比較して、主に燃料価格と、程度は低いが液体燃料価格の上昇により、ここ5か月で最高のインフレ率となった。

年間のコアインフレは、変動の激しい生鮮食料品やエネルギー価格を差し引いたものである。9月は5.8%に低下し、8月の6.1%から低下した。 9月のEU調和インフレ率は3.2％と、8月の2.4％から上昇したが、市場予想の3.3％を下回った。

前月比では、消費者物価は８月に0.5％上昇した後、９月に0.2％上昇し、市場コンセンサスの0.3％上昇をわずかに下回った。
出典：国立統計研究所（2023年９月28日16:00）

９月のスペインの景況感指数は－8.7

スペインの９月の景況感指数は、８月から2.1ポイント低下して-8.7となり、2020年後半以来2番目に低い数値となった。生産期待は低下した（8月は0.5対3.8）。

オーダーブックのレベルはマイナスのままであった（－14.2対－14.4）。さらに、在庫水準は依然として高いままであった (12.5 対 9.2)。経済セクター別では、消費者（－9.6対－7.7）と資本財（5.8対12.9）の両方でセンチメントが悪化した。

一方、中間財に対する信頼感は変化しなかった（－16.0）。
出典：産業省（2023年９月28日20:00）

９月のドイツの消費者物価上昇率は前年同月比4.5％増

速報値によると、ドイツの9月の消費者物価上昇率は、前年同月比4.5％増となり、８月（同6.1％増）から大幅に鈍化し、市場コンセンサス（同4.6％増）をわずかに下回った。
サービスと商品の価格上昇率が鈍化したため、これは2022年2月のウクライナ戦争勃発以来最低のインフレ率となった。

サービス価格は4.0%（8月は5.1%）と緩やかな上昇となったが、これは主に2022年9月のいわゆる9ユーロ航空券の廃止によるベース効果によるものである。さらに、商品のインフレ率は7.1%から5.0%に鈍化した。

これは食品価格（7.5%対9.0%）とエネルギーコスト（1.0%対8.3%）の両方の減速が原因である。後者は、燃料割引の終了を示した2022年9月と比較すると、特にベース効果の影響を受けた。

さらに、食料やエネルギーなど変動の激しい項目を除いたコア指数は4.6％増と１年ぶりの低水準に低下した。
出典：連邦統計局（2023年９月28日21:00）

９月のイタリアの消費者信頼感指数は105.4

イタリアの9月の消費者信頼感指数は、105.4となり、８月（106.5）から3か月連続で鈍化し、金融情勢の引き締めが引き続き消費見通しに影響を与えていることを示唆している。 この結果は市場コンセンサス（105.5）を若干下回った。

9月の経済情勢は前月比6.3ポイント低下の115.2となり、先行き見通しは0.9ポイント低下の113.2となった。また、現在の状況は8月の101.4から9月には100.2に低下した。 逆に、個人の意識は0.7ポイント改善して102.2となった。
出典：国立統計研究所（2023年９月28日17:00）

９月のユーロ圏の景況感指数は93.3

ユーロ圏の９月の景況感指数は、93.3となり、８月（93.6）から若干鈍化した。ただ、市場コンセンサス（92.5）は上回った。

これは、域内のインフレ圧力の継続的な影響と、全体の士気を低下させ続けている欧州中央銀行の積極的な政策引き締めを反映し、2020年11月以来の最低の数値となった。

特に、サービスプロバイダー（8月は4.0対4.3）、小売業者（－5.7対－5.1）、建設業者（－6.2対－5.4）、消費者（－17.8対－16.0）で改善が見られた。

価格面では、9月の消費者インフレ期待指数は2.9ポイント上昇して12.0となり、製造業の販売価格期待指数は0.5ポイント上昇して3.6となった。
出典：欧州委員会（2023年９月28日18:00）

９月のイタリアの景況感指数は96.4

イタリアの9月の景況感指数は、96.4となり、、８月（97.7）から鈍化し、2020年11月以来の低水準となり、市場コンセンサス（97.7）を下回った。

3か月連続で100の基準を下回るペースで低下が加速したのは、高金利環境によるイタリア経済の悪化を反映しており、政府の予想財政赤字の上方修正とGDP成長率の下方修正と一致している。

足元の状況は、特に受注（8月は－19.3対－19.9）と生産（－14.7対－12.9）で急激に悪化したが、経済全般（－23.7対－17.6）、受注（0.5対2.3）、および生産 (0.5 対 2.3)は改善した。
出典：国立統計研究所（2023年９月28日17:00）

北米地域

８月のメキシコの失業率は3.0％

メキシコの8月の失業率は、前年同月（3.5％）から低下して3.0％となり、市場コンセンサス（3.3％）を下回った。 その結果、メキシコの労働市場の逼迫が強まり、メキシコ銀行がインフレとの戦いを続ける中で最終金利を長期間維持する余地が加わった。

雇用者数は前年比126万人増の5918万1000人、失業者数は30万8000人減の180万人となった。
出典：国立地理地理研究所（2023年９月28日21:00）

第２四半期のアメリカの国内総生産は前期比2.1％増

アメリカの第2四半期の国内総生産は、前期比2.1%増となり、第1四半期（同2.2%増）から鈍化した。

個人消費の伸びは当初予想（0.8％対2次推計では1.7％）よりも大幅に伸びなかったが、非住宅設備投資（7.4％対6.1％）、輸出（－9.3％対－10.6％）、住宅投資では上方修正が見られた (－2.2%対－3.6%)。

政府支出は3.3％増加し、前回予想と一致した。一方、経済分析局は季節的な気象パターンや休日などの変動を取り除く年次改定を行った。

2022年通年の経済成長率は、個人消費、在庫投資、州・地方政府の支出と輸出の下方修正、輸入の引き上げを受けて、0.2ポイント引き下げ1.9％となった。 FRBは2023年の経済成長率を2.1％と見込んでいる。
出典：経済分析局（2023年９月28日21:30）

９月18日～23日のアメリカの新規失業保険申請件数は20万4000件

アメリカの９月18日～23日の新規失業保険申請件数は、2000件増の20万4000件となり、前週の７カ月ぶり低水準に近い水準で推移するとの市場予想（21万5000件）を大幅に下回った。

一方、継続保険金請求件数は12,000件増加して167万件となり、市場コンセンサス（167万5000件）を下回り、過去に記録した約8カ月ぶりの低水準に近い水準を維持した。

このデータは、労働市場が依然として歴史的に逼迫した水準にあることを裏付けるものとなり、連邦準備制度理事会（FRB）の積極的な引き締めサイクルの回復力が増し、11月の利上げの可能性への余地が増すことを示している。

一方、４週間移動平均は6250件減の21万1000件となった。また、季節調整前の保険請求件数は1,996件減の17万4590件となり、ジョージア州の減少(－2010件)がカリフォルニア州の増加(3108件)を相殺した。
出典：労働省（2023年９月28日21:30）

８月のアメリカの中古住宅販売件数は前月比7.1％減

アメリカの8月の中古住宅半場合件数は、前月比7.1％減となり、2022年9月以来の大幅な減少となり、市場コンセンサス（同0.8％減）を大幅に下回った。南部（－9.1%）、西部（－7.7%）、中西部（－7.0%）、北東部（－0.9%）で契約締結が減少した。

高金利により住宅ローン金利は7％を超え、潜在的な買い手層が減少することで住宅購入に影響を与えている。その結果、多くの購入者は、購入できる場所と住宅の種類についての期待を再調整する必要があることに気づいた。

前年同月比では、売上高は18.7% 減少した。
出典：全国不動産業者協会（2023年９月28日23:00）

要人発言

（ミネアポリス地区連邦準備銀行総裁）閉鎖などのリスクが生じた場合、FRBは対応を縮小する可能性があると語る

アメリカのミネアポリス地区連邦準備銀行総裁のニール・カシュカリ氏は次のように述べている。

「アメリカ政府機関の閉鎖や自動車労働者によるストライキの長期化は経済を減速させる可能性があり、これは連邦準備理事会が物価上昇を緩和するために手段を使う必要がなくなることを意味する」

同氏は水曜日のCNNのインタビューで「こうした下振れシナリオが米経済に打撃を与えれば、政府閉鎖や自動車ストライキで経済が減速する可能性があるため、インフレ率を２％に戻すために金融政策の手を緩める必要があるかもしれない」と述べた。

「そんなことは望んでいませんが、相互作用はあります」
出典：Bloomberg(2023年９月28日01:51)

中央銀行・国際金融機関

トルコ中央銀行は政策金利を50bps引き上げ

トルコ中央銀行は予想通り、9月21日に基準となる1週間物レポ金利を500bps引き上げて30％とし、借入コストを2003年9月以来の最高水準に押し上げた。総裁の管理下での中央銀行の4回連続利上げとなった。

ハフィゼ・ゲイ・エルカン氏は次のように述べている。

「60％近くに達するインフレを抑制する。 政策当局者らは、利上げの決定は、可能な限り早期にディスインフレを確立し、インフレ期待を定着させ、価格行動の悪化を抑制するために金融引き締めプロセスを継続することを目的としている」

中銀は、インフレ見通しの大幅な改善が達成されるまで、必要なときに、必要な範囲で段階的に金融引き締めを強化すると付け加えた。 政策金利は、インフレの主な傾向を抑制し、中期的に５％の目標を達成する金融・金融条件を提供するように決定される。
出典：トルコ中央銀行（2023年９月28日20:00）

政治・経済・産業・金融・技術

アメリカ政府機関閉鎖による19億米ドルのリスクー労働者やスペースXにお金はない

アメリカ政府機関の閉鎖は連鎖的な経済影響をもたらし、最初は穏やかに始まり、何百万人もの労働者が給料を失い、民間請負業者には賃金が支払われず、ワシントンの機能不全に対する消費者の不安が高まるにつれ、時間の経過とともに深刻化するだろう。

イーロン・マスク氏のスペースXから地元の連邦ビルの清掃サービスプロバイダーまで、連邦請負業者は10月1日の資金失効に伴い、1日あたり最大19億米ドルの収益の損失や遅延に備えている。
出典：Bloomberg(2023年９月27日18:00)

プライベート・エクイティの緩やかな大虐殺がゾンビの波を引き起こす

全盛期には、フェンウェイ・パートナーズはマンハッタンとロサンゼルスを見下ろす拠点から多くの企業を集めた。数十年後、ロードアイランド州の海辺の町で3人のチームが残党を管理している。

フェンウェイが賭けを終えるのを待ちくたびれて、割引価格で賭け金を現金化した大手年金顧客はいなくなった。同社は2006年以来、新たな旗艦ファンドの調達を試みていない。

同社の主な資産は、脳震盪を巡るスポーツ選手らの訴訟に悩まされているフットボール用ヘルメットメーカーへの20年間にわたる投資だ。フェンウェイは数年前から事業に参加するために新しい車両を立ち上げ、撤退までの時間をさらに稼いだ。
出典：BloombergA(2023年９月26日04:45)

中国の成長目標はバランスが崩れる一方、エコノミストは予測を下方修正

最新のブルームバーグ調査によると、中国は今年の経済成長率約５％目標をほぼ達成する見通しだが、進行中の不動産危機により達成できなくなるリスクが高まっている。

ブルームバーグがエコノミスト78人を対象に実施した最新調査の推定中央値によると、経済は2023年に5％拡大すると予想されており、アナリストらは不動産が国家にとっての最大の課題だと指摘しており、以前の調査から10bps引き下げられている。
出典：Bloomberg(2023年９月27日08:00)

疲れ果てた中国トレーダーらはゴールデンウイークに買いのチャンスを狙う

中国の不動産セクターに対する懸念が深まり、同国株の下落が続いたことを受け、トレーダーらは来るゴールデンウイークに新たな起爆剤を期待している。

消費部門の一部ではすでに明るい兆しが見え始めており、市場の混乱にもかかわらず、食品や旅行関連の支出が力強く回復している。休暇中に2100万人以上が飛行機で旅行すると予想されており、小売売上高も回復し始めている。
出典：Blomberg(2023年９月28日08:00)

中国の豚肉需要低迷、経済危機の新たな兆候

中国の秋の休暇は通常、豚肉の消費が最も盛んな時期であり、パーティや涼しい気候のせいで各家庭が国民に人気の肉を贅沢に食べたくなるからだ。

金曜日の中秋節には通常、友人や家族が集まり、豚バラ肉の煮込みや甘酢リブなどのお祝い料理を食べる。今年は、旧暦の祝日の後にすぐに1週間の国慶節の休暇があり、中国人に愛されるより高価な肉料理の需要が拡大するはずである。
出典：Bloomberg(2023年９月28日09:04)

ロンドンの値下げでイギリスの住宅割引率が2019年以来最高値に

ロンドンとイングランド南東部では、国内の購入者がほぼ5年ぶりの全米最大の値下げを確保しており、英国最大の住宅割引が見られている。

不動産ポータルサイトズープラの報告書によると、ロンドンとイングランド南東部では今月、新たに合意された住宅販売の希望価格に対する平均割引率は５％近くとなった。

これと比較すると、イギリスの他の地域の物件の割引率は2.8%、全国平均は4.2%で、2019 年3月以来最大の割引率となる。
出典：Bloomberg(2023年９月28日08:01)

イタリアの予算

イタリアは財政赤字を欧州連合が定めた上限を下回るのは2026年になる見通しで、当初の目標が遅れ、ブリュッセルとの対立の危険が生じる。

水曜日遅くに閣議承認された予算案によると、ジョルジア・メローニ首相の右派政権は、国内総生産の3％というEUの上限の下で赤字削減を1年延期した。 欧州連合は1月に制限を再課す予定だ。
出典：Bloomberg Five Things to Start Your Day(2023年９月28日14:01)

ノルド・ストリーム・パイプライン爆発事故から1年が経過

EUのエネルギー危機が最高潮に達するさなか、NATOはこのような事件が再び起こらないよう懸命に取り組んでいる。 軍事同盟は、重要な水中インフラの近くでの不審な活動をリアルタイムで検出できる技術を開発中である。

私たちが目撃した作戦では、同盟のメンバー14人がポルトガル沖での12日間の演習で海上ドローン、センサー、人工知能をテストしている様子が映っていた。

NATOが昨年の爆発に関してまだ正式に関係者を非難していないにもかかわらず、ロシアが同盟国のケーブルとパイプラインを将来の標的の可能性としてマッピングし続けている中での出来事だ。

これらの資産を安全に保つための賭け金は計り知れない。海底データ ケーブルは毎日約 10兆米ドル相当の金融取引と世界のインターネット トラフィックの約95%を伝送しており、世界の石油とガスの3分の2は海上で採掘されるか輸送されている。
出典：Bloomberg Brussels Edition(2023年９月28日14:09)

社会・環境

あなたは夢の仕事に応募した。 投稿は本物か?

政府のデータによると、現在米国には約900万件の仕事があるとされているが、一部の求職者と話をしてもそれはわからない。彼らの不満は、さまざまな理由から、掲載された求人をすべて埋めるつもりのない雇用主によって「幽霊にされた」ことに起因している。

労働力インテリジェンス企業レベリオ・ラボズによると、報告されているゴースティングの発生率は、多くの業界でパンデミック前の2倍になっている一方、平均的な求人情報が現在新規雇用につながる可能性は約半分にとどまっているという。
出典：Bloomberg(2023年９月27日18:30)

アメリカと日本、ルーターソフトウェアに潜む中国関連のハッカーに警告

アメリカと日本の当局者は、中国政府と関係のある国家支援のハッカーが自国に拠点を置く企業を標的にするために、ルーター内のソフトウェアを改変していることが発見されたと警告している。

アメリカと日本の法執行機関およびサイバーセキュリティ当局の勧告によると、BlackTechとして知られるこのグループは、政府、産業、テクノロジー、電気通信、防衛部門を標的にしているという。
出典：Bloomberg(2023年９月28日02:33)

今年のエルニーニョは恐怖と謎を生み出している

国立大気研究センターは、今年のエルニーニョは観測史上最も強力なものになる可能性があると述べた。

太平洋赤道直下の主要地域の表面温度は、12月、1月、2月に平年より2.4度高くピークに達する可能性があり、これは1997年～1998年の出来事と一致し、2015年～2016年の2.6度をわずかに下回る水準となる。

しかし問題は、世界中で記録的な海水温が記録された今年、これが世界の気象に何を意味するかということだ。
出典：Bloomberg(2023年９月27日21:06)

東京株式市場

日経平均株価は前日比499円38銭安

９月28日、東京株式市場の日経平均株価は、対前日比499円38銭安の３万1872円62銭で取引を引けた。

プライム市場の売買高概算は16億6147万株、売買代金概算は３兆9872億円。値上がりした銘柄数は241銘柄、値下がりした銘柄数は1539銘柄、株価が変わらなかった銘柄数は27銘柄であった・
出典：MINKABU(2023年９月28日15:46)

ニューヨーク株式市場

９月28日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は33,519米ドル44セント、S&P500総合4,269.65ポイント、ナスダック総合13,043.37ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は33,666米ドル34セント、S&P500総合は4,299.70ポイント、ナスダック総合は13,201.28ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、9月28日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。

ビットコインの9月28日の値動き

始値3,916,500円で寄りついたあと、最安値3,913,208円まで下落したが、3,930,034円まで買い戻されて上昇し、１時台には3,935,555円まで上昇したが、25,273円まで下落した。その後、3,928,714円まで買い戻されて上昇した。

９時台には3,970,774円まで上昇したが、3,954,001円まで押し戻されて下落し、10時台には3,941,527円まで下落したが、3,954,948円まで買い戻されて上昇し、11時台には3,965,295円まで上昇したが、3,946,772円まで押し戻されて下落した。

12時台には3,940,529円まで下落したが、3,945,999円まで買い戻されて上昇し、16時台兄は3,958,394円まで上昇したが、3,952,387円まで押し戻されて下落し、18時台には3,943,882円まで下落したが、3,948,702円まで買い戻されて上昇した。

19時台には3,974,983円まで上昇したが、3,967,990円まで押し戻されて下落し、20時台には3,952,303円まで下落したが、3,955,394円まで買い戻されて上昇した。

23時台には最高値4,019,000円まで上昇したが、押し戻されて、23次59分59秒には終値4,001,544円をつけ、９月28日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、105,792円であった。

9月29日の価格予想及び、注目のイベント

９月29日のビットコインは、始値4,001,000円で寄りついたあと、3,997,150円まで下落したが、4,023,514円まで買い戻されて上昇し、１時台には4,067,897円まで上昇したが、4,035,000円まで押し戻されて下落した。

２時台には4,034,170円まで下落したが、4,049,973円まで買い戻されて上昇し、３時台には4,065,553円まで上昇したが、4,005,912円まで下落した。その後、4,019,126円まで買い戻されて上昇した。

５時台には4,051,062円まで上昇したが、4,039,273円まで押し戻された。６時台には始値4,037,681円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
９月28日のビットコインは前日比（終値）で３日間連続プラスの値動きとなった。０時台には最安値391万円台をつけたあと上昇に転じ、23時台には最高値401万円台まで上昇した。

ローソク足の動きを一目均衡表で見ると、ローソク足は雲の上にあり、基準線、転換線とも右肩あがりとなっている。また、雲を形成している先行スパンだが、先行スパン１が雲の上部を形成している。

これらは明らかに価格が上昇することを示唆している。したがって、ビットコインの価格は上昇する可能性が高く、400万円台をキープしながら推移するものと思われる。

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この記事のライター

Tsuji Hideo

フリージャーナリスト。出版社勤務後、１９８４年４月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』（いずれも共著）がある。２００７年１１月から２０１６年１月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引（ＦＸ）の専門誌月刊「ＦＸ攻略．ｃｏｍ」の初代編集長を務める。ＦＸポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。