5月19日 0時台には最高値378万円台まで上昇
出典:Trading Viewビットコイン日本円チャート 1時間足
まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。
暗号資産の新しい動き
議員、下院公聴会でステーブルコイン法案の相違点を明らかに
下院の民主・共和両党は、安定したコインを規制する方法について意見が分かれているようだが、何らかの法律が必要であるという点では一致しているようである。
下院金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー委員長(ノースカロライナ州選出)と同委員会の前委員長マキシン・ウォーターズ議員(カリフォルニア州選出)は昨年、共同で法案を作成したが、木曜日の公聴会に先立って、2つの安定コイン法案が浮上した。
昨年以来、暗号における銀行破綻やその他の崩壊は、「重要な教訓」をもたらしていると、リンチは述べた。
「超党派の合意からさらに離れてシフトし、今は2つの異なる法案案を検討しているようだ」とリンチ氏は木曜日、デジタル資産、金融技術、包括に関する下院小委員会で述べた。
出典:cryptonews(2023年5月18日10:44)
パキスタン財務大臣、暗号通貨を合法化することはないと発言
パキスタン財務大臣は、金融活動作業部会(FATF)による規制を理由に、同国が暗号取引を合法化することはないと述べた。
水曜日、パキスタンのアイシャ・ガウス財務大臣は、同国が最近FATFのグレーリストから外れたため、政府は暗号取引を許可することはできないと述べた。
彼女は、上院財務歳入常任委員会のセッションで、「暗号通貨の取引は許可できない」と述べた。
出典:cryptonews(2023年5月18日06:00)
米議員、新用語を含む「Securities Clarity Act」を再提案
米国の法律家は木曜日に、デジタル資産の表示方法を明確にすることを目的とした法案を提出した。
下院議員 トム・エマー議員(ミネソタ州選出)とダレン・ソト議員(フロリダ州選出)は、ワシントンDCの暗号擁護団体の支援を得て、「証券クラリティ法」を再提出しました。
エマー氏は2020年に初めてこの法案を提出し、「投資契約資産」を、それが含まれる証券提供とは異なるものとして定義するものである。
出典:cryptonews(2023年5月18日17:00)
Memecoins:暗号通貨にとって悪いのか良いのか?
ミームコインはもっと害があるのか、それとももっと良いことなのか?というのが、ウェブ上で人々が問いかけている質問である。ミームコインはトレンドの中にある。
ペペコインは10億米ドル以上のシェアを失ったにもかかわらず、ソーシャルメディア上で多くの注目を集めている。
今回は、先日イーロン・マスクがTwitterのロゴをカエルのペペをイメージしたものに変更することを提案したborovik.ethが、フォロワーに質問に答えるよう求めるという、Twitter上での議論が行われた。
出典:GAGARINEWS(2023年5月12日09:29)
アメリカ下院のステーブルコイン公聴会では、規制のための競合法案に注目が集まる
5月18日に米国下院で行われた安定コインに関する公聴会では、州規制と連邦規制が重要な論点となった。
下院金融サービス委員会の新設されたデジタル資産・金融技術・インクルージョン小委員会は、安定コインを規制するための2つの法案を検討する中で、5人の専門家から証言を得た。
同小委員会で検討されていたのは2つの法案案だった。共和党の法案は、金融サービス委員会での安定コインに関する公聴会に先立ち、4月に公表された。
ランキングメンバーのマキシン・ウォーターズ氏はその後、前回の議会で提出されたものの成立しなかった法案をもとに、競合する草案を提出した。
出典:COINTELEGRAPH(2023年5月19日03:28)
債務上限対決はビットコインに何を意味するのか?
アメリカの債務不履行は、グローバルな金融システムを劇的に変化させ、グローバルな金融インフラとしてのビットコインの役割を増大させる可能性がある。
これは、ビットコインが悲惨なシナリオに対する理論的なヘッジとしての役割を果たすもう一つの例であり、人間社会にとって非常に悪いことだからこそ、ビットコインにとって良いことがあるということである。
ビットコインの中立的な通貨層は、国家債務のリスクから解放されているため、重要なバックストップを形成する可能性が非常に高い。米国のデフォルトは、何よりもまず、米国債を保有する国際的な意欲を減退させるだろう。
その結果、既存の債務の返済コストが急上昇し、米国は残酷な緊縮財政を余儀なくされる可能性が高い。その結果、世界経済全体が劇的に減速し、ビットコインにさらなる下落圧力がかかることになる。
出典:CoinDesk(2023年5月17日12:00)
ロシア人はマネーロンダリングでカナダの制裁を逃れる可能性がある
カナダの金融情報機関は、モスクワのウクライナ攻撃により経済制裁の対象となったロシア人が、シェル会社、暗号通貨、不動産取引を使って制裁を逃れようとする可能性があると警告している。
また、金融取引・報告書分析センターは、犯罪や汚職の収益を洗浄しようとする者は、家族や近しい関係者に所有権を移すことで資産を隠そうとするかもしれないと、新しい特別速報で述べている。
Fintracとして知られるこの連邦センターは、銀行、保険会社、証券会社、マネーサービス業、不動産ブローカー、カジノなどの取引データの安定した流れに目を通し、マネーロンダリングを検知しようとする。
Fintracは、警察やセキュリティーのパートナーに情報を開示し、捜査に役立てている。
出典:Global NEWS(2023年5月18日06:46)
Coinbase、サブスクリプション方式による手数料ゼロの取引を開始
Coinbaseは、会員に複数のメリットを提供するサブスクリプションベースのサービス「Coinbase One」の開始を発表した。
このサービスでは、会員に複数の特典を提供します。その特典の一部には、加入者の取引手数料がゼロになることや、より高いステーキング報酬が含まれる。
ツイートでは、Coinbaseのユーザーは、最初の1ヶ月間、このサービスを無料で試すことができるとしている。
出典:CRYPTO NEWS LAND(2023年5月19日06:25)
デジタル通貨・デジタル化の新しい動き
香港、「デジタル香港ドル」のパイロットプランを開始、潜在的なユースケースを探る
香港金融管理局(HKMA)は、デジタル革新に向けた重要な動きとして、小売レベルの中央銀行デジタル通貨(CBDC)の可能性を探ることを目的とした「デジタル香港ドル」パイロット計画を発表した。
この計画には、金融、決済、テクノロジー分野から厳選された16社が参加し、完全決済、プログラマブル決済、オフライン決済、トークン化預金、第三世代インターネット(Web3)取引決済、通貨資産の生成など、さまざまなカテゴリーで試験を実施する予定。
出典:Todayq News(2023年5月19日13:27)
各国の経済指標を見る
アジア地域
4月の日本の消費者物価上昇率は前年同月比3.5%増
日本の4月の消費者物価上昇率は、3月(前年同月比3.2%増)から上昇し、同3.5%増となり、1976年8月以来最も高くなった。
また、交通費(1.8%対1.6%)、衣類(3.8%対3.6%)、家具・家庭用品(10.0%対9.4%)、医療(1.7%対1.3%)、教育(1.3%対0.9%)が加速しました。一方、住宅(1.2%対1.3%)、雑費(1.2%対1.3%)はともにインフレ率がわずかに鈍化した。
同時に、燃料、光熱費、水道料金の価格は、主に電気料金(9.3%減、8.5%減)により、さらに低下した(3.8%減、2.8%減)。
4月のコアインフレ率は3.4%と、前2カ月の3.1%から3カ月ぶりの高水準となり、市場予想と一致しながら、13カ月連続で日銀の目標である2%を上回った。
出典:総務省(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日08:30)
日本の大企業の賃上げ率は3.91%
経団連は、2023年の春季労使交渉の1次集計結果を発表したが、それによると、大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は3.91%となり、2022年比1.64%上昇した。3%台後半の水準は1993年以来30年ぶりである。
集計は従業員500人以上の大企業を対象に、21業種241社をまとめた。平均賃上げ幅は1万3110円。賃上げ幅が1万円を上回ったのも1993年以来のことである。
造船業が6.06%増で最も高かった。自動車(4.02%)や電機(3.71%)は3%台後半以上の伸びを示した。日本経済新聞社が2023年の賃金動向調査では、定期昇給とベアを合わせた平均賃上げ率は前年比1.54ポイント高い3.89%だった。
出典:日本経済新聞(2023年5月19日14:29)
3月の日本の第3次産業活動指数は100.0
経済産業省は、3月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)を発表したが、それによると、100.0となり、前月比で1.7%減となった。11業種中、低下したのはは8業種。
「運輸業、郵便業」は13.1%減、「生活娯楽関連サービス」は3.8%減、
「医療、福祉」は1.3%減、「金融業、保険業」は1.8%減、「情報通信業」は0.9%減、「不動産業」は1.0%減、「電気・ガス・熱供給・水道業」は2.1%減、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は2.8%減であった。
また、3業種が増加した。「事業者向け関連サービス」は4.9%増、「小売業」「卸売業」は1.1%増であった。
出典:ロイター(2023年5月19日14:19)
ヨーロッパ地域
5月のイギリスのGfK消費者信頼感指数は-27
イギリスの5月のGfK消費者信頼感指標は、4月(-30)から改善して、-27となった。インフレが続いているにもかかわらず、イギリスの家計が経済と家計について楽観的になっていることから、4ヵ月連続で改善した。
また、5月の数値は15カ月ぶりの高水準となり、市場コンセンサスと一致した。GfKは、消費者が今後12カ月間の経済状況をどのように見ているか、個人的な財政状況、高価な買い物をする意欲のすべてが上昇し、貯蓄意欲の指標は横ばいであった。
GfKのクライアント・ストラテジー・ディレクターであるジョー・スタトン氏は、次のように述べている。
「今年の全体的な流れはポジティブで、多くの人が考えているよりも英国全体の根本的な経済状況を反映しているかもしれません。しかし、この厳しい時代から抜け出すには、まだまだ揺れ動く可能性があるため、誰もがしっかりと踏ん張らなくてはなりません」
出典:GfKグループ(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日08:01)
4月のドイツの生産者物価指数は前年同月比4.1%増
ドイツの4月の生産者物価上昇率は、7ヵ月連続で低下し、25ヵ月ぶりの低水準となる前年同月比4.1%増となった。これは、市場コンセンサス(同4.0%増)を上回り、欧州最大の経済圏におけるインフレ圧力が緩やかに低下していることを示している。
主な上昇圧力は資本財(6.8%)、特に機械(8.6%)、自動車(5.6%)、鉄鋼・軽金属加工品(5.3%)である。
その他、食料品(13.6%)などの非耐久財(11.4%)、家具(10.2%)、家電製品(9.5%)などの耐久財(8.8%)、ガラス、セラミック、加工石(20.3%)などの中間財で大きなコスト上昇を記録した。
さらに、エネルギー価格は2.8%上昇し、天然ガスの流通量は10.8%増加した一方、電気料金は2.9%減少した。エネルギーを除いた物価は前年同期比4.8%上昇した。前月比では、0.3%増とおなり、2022年9月以来の上昇となった。
出典:連邦統計局 連邦統計局(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日15:00)
3月のイタリアの建設業生産高は前年同月比3.4%減
イタリアの3月の建設業生産高は、2月(前年同月比0.1%減)からだらに落ち込み、同3.4%減となった。これは、借入コストの上昇を背景に、同国の建設部門が2ヵ月連続で、2020年6月以降で急激に縮小した。
前月比では、季節調整済みで、2月(前月比0.3%増)から鈍化し、同0.1%増となった。第1四半期、イタリアの建設活動は、前年同期比で0.4%縮小したものの、四半期ベースで1.1%増となった。
出典:国立統計局(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日17:00)
4月のスペインの消費者信頼感指数は73.0
スペインの4月の消費者信頼感指数は、3月(67.4)から上昇して73.0となり、3ヵ月ぶりの高水準となり、市場コンセンサス(78.9)には届かなかった。将来の期待(3月の80.1に対して83.1)、現在の状況(54.8に対して62.8)ともに改善した。
1年前の消費者モラルは55.5と低めであった。
出典:社会調査研究センター(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日19:30)
北米地域
3月のカナダの小売売上高は前月比1.4%減
カナダの4月の小売売上高は、事前予想では前月比0.2%増となる見込みである。3月の小売売上高は、自動車・部品販売店(4.4%減)、ガソリンスタンド・燃料販売店(3.9%減)の減少が牽引し、前月比1.4%減となった。
一方、ガソリンスタンド・燃料販売店と自動車・部品販売店を除いたコア小売売上高は0.3%増加し、4ヵ月連続の増加となった。
主な増加要因は、建材・園芸用品販売店(+1.6%)、スポーツ用品・趣味・楽器・書籍・雑貨販売店(+1.6%)で、主な減少要因は、衣類・衣類付属品・靴・宝石・鞄・革製品販売店(-1.2%)である。
出典:統計局(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日21:30)
中米地域
3月のメキシコの小売売上高は前年同月比2.5%増
メキシコの3月の小売売上高は、前年同月比2.5%増となり、2月(同3.4%増)っから鈍化し、市場コンセンサス(同2.9%増)を下回った。
自動車、スペアパーツ、燃料・潤滑油(6.9%増)、文房具類、レクリエーション、その他個人使用品(6.3%増)は増加した。
一方、が、ハードウェア、金具、ガラス製品(9.6%減)、家庭用品、コンピュータ(5.2%減)、食料品、食品、飲料、氷、タバコ(4.8%減)は減少した。
季節調整済み前月比では、2月(同0.6%減)から横ばいとなった。
出典:国立統計局(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日21:00)
南米地域
4月のアルゼンチンの貿易収支は1億2600万米ドルの黒字
アルゼンチンの4月の貿易収支は、1億2600万米ドルの黒字となり、前年同月(1億4500万米ドルの黒字)から縮小したが、これはインフレ率の高騰と低成長が同国の輸出を制限しているためである。
輸出は、一次産品(55.6%減)および農産物・原材料(29.5%減)の大幅な減少により、前年度比29.3%減の58億9100万米ドルに縮小した。
同時に、購買力の低下により、資本財(-22.5%)および燃料および潤滑油(-39.8%)の購入が減少し、輸入は12.6%減少して60億1,700万米ドルとなった。
出典:国立統計局(TRADING ECONOMICS 2023年5月20日04:00)
第1四半期のチリの国内総生産は前期比0.8%増
チリ中央銀行は、第1四半期の国内総生産(GDP)を発表したが、それによると、前期比0.8%増となり、2四半期連続で増加した。前年同期比では0.6%減となった。
出典:ロイター(2023年5月19日09:18)
要人発言
(日本銀行総裁)アメリカの債務不履行なら世界経済に甚大な影響
日本銀行総裁の植田和男氏は、アメリカの連邦政府債務の上限引き上げが失敗し、アメリカの国際がデフォルト(債務不履行)に陥ったら、アメリカの遺影財や世界経済に甚大な影響が及ぶことは間違いないとの見解を示した。
また、デフォルトの発生は、金融市場の混乱を招き、アメリカ国債の利払いが不可能になるだけではなく、金融取引のかなりの部分に重大な影響を受けることを覚悟する必要があると述べた。
出典:Bloomberg(2023年5月19日10:12)
(連邦準備制度理事会理事)過去の利上げの遅効性を注視
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)理事のフィリップ・ジェファーソン氏は、過去1年間の積極的な金利上昇がどのように経済に浸透するか、政策の遅効性と融資基準の厳格化をめぐる不確実性を理由に、辛抱強く見守る意向を示した。
ジェファーソン氏は木曜日、ワシントンで開催された全米保険委員会での講演で、「金融政策が長く、変化するラグをもって機能し、需要が金利上昇の効果を十分に感じるには1年という期間は長くないことを歴史は示している」と述べた。
出典:Bloomberg(2023年5月18日22:05)
(連邦準備制度理事会議長)インフレ抑制のために予想ほど金利を上げる必要はないかもしれない
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)議長のジェローム・パウエル氏は金曜日、銀行部門のストレスが、インフレ抑制のために金利をそれほど高くする必要がないことを意味する可能性があると述べた。
ワシントンD.C.で開催された金融会議で、中央銀行のリーダーは、中堅銀行の問題に対処するために使われたFRBのイニシアチブが、最悪のシナリオの発生をほぼ阻止したと指摘しました。
しかし、シリコンバレー銀行などの問題は、依然として経済界に波及する可能性があると指摘した。「金融安定化ツールは、銀行セクターの状況を落ち着かせるのに役立った。
一方、シリコンバレー銀行の問題は、信用状況の悪化につながり、経済成長、雇用、インフレに影響を与える可能性がある」と金融政策に関するパネルディスカッションの一部として述べた。
出典:CNBC(2023年5月19日11:19)
中央銀行・国際金融機関
FRB高官、6月の利上げ見送りを検討-ただし一時停止とは呼ばないでほしい
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)幹部は、来月の会合で利上げを行うか、それとも金融引き締め策を一時停止するかで、意見がますます分かれているようだ。
妥協案としては、来月の利上げを見送り、次の7月の会合で再び利上げに踏み切るというスキップも提案されている。
たとえば、ダラス地区連邦準備銀行総裁のローリエ・ローガン氏は、「インフレの中、6月休止のケースをまだ見ていない」と述べている。
さらに、アトランタ地区連邦準備銀行総裁のラファエル・ボスティック氏は「一時停止はスキップかもしれないし、ホールドかもしれない」と述べた。
出典:Bloomberg(2023年5月19日03:18)
家計の債務返済負担に懸念強まる
カナダ銀行(中央銀行)は報告書「金融システムレビュー」を発表したが、それによると、金利が上昇していることで、家計の債務返済ができるかどうかの懸念広がりつつあるとの見解を御使命sた。カナダ銀行の政策金利は現在4.5%である。
また、カナダの住宅ローン金利(固定金利)は、通常5年ごとに金利が更新され、超低金利時代に住宅ローンを利用した借り手はローン返済負担が増える恐れがある。
出典:ロイター(2023年5月19日11:54)
政治動向
債務制限に関する投票
アメリカのケビン・マッカーシー下院議長は木曜日、マッカーシー氏とジョー・バイデン大統領のトップスタッフに絞った交渉の結果、米国債務制限に関する協定がキャピトル・ヒルで成立するとの楽観的な見方を示した。
マッカーシー氏とチャック・シューマー上院院内総務は、破滅的な米国債務不履行を回避するための超党派の合意について、今後数日間の投票計画を立てている。
請求書の支払いに利用できる金額がすでに2021年12月以降で最も少なくなっているため、それまでに債務上限を引き上げるか停止しなければ、来月初めまでに米国政府が資金不足に陥るという懸念が強まっている。
出典:Bloombeg Five Things tp Start Your Dau(2023年5月19日14:01)
経済・産業・技術
ブラジルは2023年の国内総生産予想を1.9%増に修正
ブラジル財務省は、20203年の国内総生産(GD成長率予想を3月(1.6%)から上方修正し、1.9%とした。2024年の同予想は2.3%に笛おかれたまあmである。
また、財務相は来週の月曜日に2023年の歳出の見通しを発表するが、ブラジル中央銀行のエコノミストの予想は1%で、2024年は同1.4%の見通しとしている。
出典:ロイター(2023年5月19日09:39)
中国の景況感の低さに危機感
中国経済は、新型コロナウイルス流行後の景気回復が勢いを失い、信頼感の罠にはまる危険性があり、北京は金利引き下げなどの従来の手段では容易に解決できない問題を突きつけられている。
今週の公式データには、企業や消費者の景況感が低いことを示す証拠があちこちに見られた。中国の指導部はこの問題を認識しており、先月の政治局では信頼感の低さが経済への挑戦であると言及した。しかし、具体的な景況感改善策は小規模なものであった。
出典:Bloombeg Five Things tp Start Your Dau(2023年5月19日14:01)
国家間の協調・対立・紛争
アメリカと台湾は経済連携強化(第1弾)で合意にいたる
アメリカの通商代表部(USTR)は、アメリカと台湾の経済連携強化の枠組み「21世紀の貿易に関する米台イニシアチブ」の第1弾交渉で、税関・国境手続きの簡素化、アメリカと台湾をまたぐ事業活動の許可の合理化などで、双方が合意にした。
また、両国は、農業やデジタル貿易、労働・環境基準などの分野でも交渉を開始する。
出典:ロイター(2023年5月19日08:38)
ロシア国内の通過を禁止
エストニアのカジャ・カラス首相は、第三国との貿易の急増が制裁逃れを助長しているとの懸念から、EUの商品のロシア経由の全面禁止を呼びかけた。
130万人のバルト三国からカザフスタン、キルギス、グルジア、アルメニア、ウズベキスタンへの輸出は昨年から急増しているが、ロシアを経由してこれらの目的地に到達した商品の数は不明である。
出典:Bloomberg Brussels Edition(2023年5月19日14:04)
東京株式市場
株価が上昇した銘柄数は44%超
5月19日、東京株式市場の日経平均株価は、対前日(18日)比234円42銭高の3万808円35銭で取引を引けた。
プライム市場の売買高概算は12億7383万株。売買代金概算は3兆4097億円。値上がりした銘柄数は812銘柄(44.25%)、値下がりした銘柄数は945銘柄(51.49%)、株価が変わらなかった銘柄数は78銘柄(4.25%)であった。
出典:MINKABU(2023年5月19日15:46)
ニューヨーク株式市場
5月19日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種均株価は33,582米ドル95セント、S&P500総合は4,204.15ポイント、ナスダック総合は12,709.46ポイントで、それぞれの取引が始まった。
終値は、ダウ工業株30種均株価は33,426米ドル63セント、S&P500総合は4,191.98ポイント、ナスダック総合は12,657.90ポイントで、それぞれの取引引けた。
このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、5月19日のビットコインの値動きを時系列(1時間足)に沿って説明したものである。
ビットコインの5月19日の値動き
ビットコイン価格 | |
始値 | 3,776,923円 |
高値 | 3,786,000円 |
安値 | 3,658,717円 |
終値 | 3,719,932円 |
始値3,776,923円で寄りついたあと、最高値3,786,000円まで上昇したが、3,749,803円まで押し戻されて下落し、2時台には最安値3,658,717円まで下落したが、3,674,828円まで買い戻されて上昇した。
4時台には3,727,545円まで上昇したが、3,713,726円まで押し戻されて下落し、5時台には3,707,103円まで下落したが、3,710,001円まで買い戻されて上昇し、6時台には3,756,623円まで上昇したが、3,736,228円まで押し戻されて下落した。
10時台には3,706,466円まで下落したが、3,715,615円まで買い戻されて上昇し、16時台には3,729,998円まで上昇したが、3,715,445円まで押し戻されて下落し、18時台には3,710,554円まで下落したが、3,713,186円まで買い戻されて上昇した。
21時台には3,739,431円まで上昇したが、3,730,542円まで押し戻された。22時台には3,737,553円まで上昇したが、3,727,937円まで押し戻されて下落した。
23時台には3,710,141円まで下落したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値3,719,932円をつけ、5月20日の取引を引けた。
この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、127,283円であった。
5月20日の価格予想及び、注目のイベント
ビットコイン価格予想:3,900,000円~3,800,000円
経済指標 | 時間 |
特筆すべきものはなし |
政治・経済イベント(日本) | 時間 |
G7首脳会合(~21日)(広島県広島市) | |
MEX 金沢 2023 – 機械工業見本市(石川県金沢市) | |
IJK2023 – 第27回 神戸国際宝飾展(兵庫県神戸市) |
政治・経済イベント(海外) | 時間 |
オランダ・The Web3.Conference(アムステルダム) | |
カンボジア・ひろしまハウスアートギャラリープロジェクト(~6月1日) | |
モンテネグロ・EDCON(~23日)(ポドゴリツァ) | |
米・Web3 Marketing Book Signing And Author Q&A with Amanda Cassatt(フロリダ州マイアミ) | |
オランダ・ETHDam(~21日)(アムステルダム) | |
チェコ・Pizza Day Prague(~21日)(プラハ) |
要人発言 | 時間 |
特筆すべきものはなし |
5月20日のビットコインは、始値3,719,932円で寄りついたあと、3,744,998円まで上昇したが、3,668,000円まで下落した。その後、3,706,568円まで買い戻されて上昇し、2時台には3,719,381円まで上昇したが、3,713,563円まで押し戻された。
3時台には3,716,647円まで上昇したが、3,715,827円まで押し戻されて下落し、5時台には3,704,334円まで下落したが、3,706,936円まで買い戻された。6時台には始値3,707,483円で寄りついた後、上昇している。
今日のポイント
5月19日のビットコインは、対前日比(終値)でマイナスの値動きとなった。0時台には最高値378万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は371万円台をつけ、取引を引けた。
ローソク足の動きを一目均衡表で見ると、ローソク足は雲の下にあり、基準線、転換線ともやや右肩上がりとなっている。また、雲を形成している先行スパンは、先行スパン1が雲の上部を形成している。
二つの線が右肩あがりで、先行スパン1が雲の上部を形成していることは、たとえローソク足は雲の下にあっても、価格が上昇することを示唆していると判断していいだろう。
したがって、ビットコインの価格は380万円台から390万円台まで上昇するのではないだろうか。
▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは?特徴と今後の将来性・価格予想