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【2022年10月ビットコイン・暗号資産まとめ】この1カ月の値動きは低調で42万円超

2022年10月ビットコイン価格動向と状況


ビットコインTradingViewチャート日足

2022年10月のビットコインの価格の推移

2022年10月1日-31日
ビットコイン価格
始値2,813,214円
高値3,106,063円
安値2,680,461円
終値
3,044,547円

ビットコインは10月1日00時、始値2,813,214円で寄りついたあと下落し、2日には2,742,721円まで下落したが、2,760,294円まで買い戻されて上昇し、4日には2,949,799円まで上昇したが、2,927,755円まで押し戻されて下落した。

5日には2,857,132円まで下落したが、2,912,383円まで買い戻されて上昇し、6日には2,955,660円まで上昇したが、2,897,339円まで押し戻されて下落した。

11日は2,750,082円まで下落したが、2,782,585円まで買い戻されて上昇し、13日には2,869,998円まで上昇したが、最安値2,680,461円まで下落した。その後、2,853,000円まで買い戻されて上昇した。

14日には2,934,224円まで上昇したが、2,853,200円まで押し戻されて下落し、15日には2,823,159円まで下落したが、2,835,160円まで買い戻されて上昇し、18日には2,932,500円まで上昇したが、2,885,000円まで押し戻されて下落した。

21日は2,798,378円まで下落したが、2,833,900円まで買い戻されて上昇し、23日には2,925,000円まで上昇したが、2,885,417円まで押し戻されて下落し、24日には2,856,860円まで下落したが、2,879,844円まで買い戻されて上昇した。

26日には3,085,797円まで上昇したが、3,036,098円まで押し戻されて下落し、27日には2,951,223円まで下落したが、2,968,206円まで買い戻されて上昇した。

29日には最高値3,106,063円まで上昇したが、3,068,097円まで押し戻されて下落し、31日には3,013,273円まで下落したが、3,093,796円まで上昇した。

その後、押し戻されて、23時59分59秒には終値3,044,547円をつけ、10月の取引を引けた。この一カ月の値動きは最安値最高値ベースで、425,602円であった。

2022年10月のビットコイン・暗号資産関連の重要ニュース

今月は[雇用]に焦点をあててみました

雇用者の需要は引き続き堅調

9月のアメリカの非農業部門雇用者数は263000人増

アメリカの9月の比農業部門雇用者数は、26万3000人増となり、2021年4月以降で最も少ないが、市場コンセンサス(25万人増)を上回った。レジャー・サービス業(8万3000人)とヘルスケア(6万人)で顕著な雇用増が発生した。

一方、専門・ビジネスサービス(4万6000人)と製造業(2万2000人)でも大きな雇用増が報告された。金利と物価の上昇が経済に重くのしかかり、9月の雇用者数は年初来8カ月間の平均値(43万9000人増)から減少している。

それでも、2010年代の月平均16万7000人の雇用増加を上回り、雇用を新型コロナウイルス大流行前の水準から約50万人押し上げていることから、引き続き労働市場の逼迫を示唆している。

9月のアメリカのADP雇用統計(雇用者数)は208000人増

アメリカの民間企業は、学校が再開され、パンデミックの懸念が後退したため、雇用者数は8月(18万5000人増)から上昇し、20万8000人の雇用を創出し、市場コンセンサス(20万人増)をわずかに上回った。

しかし、雇用の伸びは安定しているものの、最近の3カ月間の平均を下回っていることに変わりはない。

軒並み低下する失業率

カナダの9月の失業率は、8月(5.4%)から低下して5.2%となり、市場コンセンサス(5.4%)よりも低下し、7月(4.9%)に近づき、カナダの労働市場は依然としてタイトであることを示している。

アメリカの9月の失業は、3.5%となり、市場コンセンサス(3.7%)より低下した。9月の失業者数は26万1000人減の575万人、就業者数は20万4000人増の1億5890万人だった。労働力率は62.4%から62.3%に低下した。

トルコの8月の失業率は、7月(10%)低下して9.6%となり、2013年3月以来5期ぶりの低水準に改善した。失業者数は10万人減の331万2000人、就業者数は36万6000人増の3101万4000人となった。

韓国の9月の失業率(季節調整済み)は、高インフレ、金利上昇、世界経済の成長鈍化に悩まされ続け、8月(過去最低の2.5%)から上昇して2.8%となった。9月には、19カ月連続で雇用が増加したが、経済の不確実性が高まる中、雇用は4カ月連続で鈍化した。

イギリスの8月の失業率は、3.5%となり、1974年以来の低水準で、7月(3.6%)を下回り、市場コンセンサス(3.6%)も下回った。経済活動不活発率は0.6ポイント(25万2000)増の21.7%で、少なくとも1971年以来最大の増加となっている。

オーストラリアの9月の失業率は、3.5%となり、8月(3.5%)と変わらず、市場コンセンサス(3.5%)とも一致した。失業者数は8800人増の49万9400人で、フルタイムの仕事を探している人は1300人増の33万6400人、パートタイムは7500人増の16万3000人。

中国の都市部における9月の失業率は、8月(5.3%)から上昇して5.5%となり、一部の都市で新型コロナウイルスが復活したことにより、市場のコンセンサス(5.2%)を上回り、6月以来の高水準となった。

メキシコの9月の失業率は、前年同月(4.2%)から改善して3.3%となり、市場コンセンサス(3.5%)からも改善した。就業人口は240万人増の5750万人、失業者は42万人減の200万人。

ブラジルの9月の失業率は、6月までの3カ月間の9.3%から改善して8.7%となり、市場コンセンサス(8.7%)と一致した。失業者数は約6.2%減に相当する約150万人減の950万人となり、2015年12月に終了した四半期以来の低水準を記録した。

日本の9月の失業率は、市場コンセンサス(2.5%)と8月(2.5%)から若干増加して、予想外の2.6%となった。失業者数は8万人増の183万人、雇用者数は13万人増の6743万人。労働力人口は18万人増の6,923万人で、離職者は9万人減の4,099万人。

シンガポールの第3四半期の失業率(季節調整済み)は、第2四半期(2.1%)から低下して、2.0%となった。これは、経済が新型コロナウイルスの混乱からさらに回復したためで、2016年第3四半期以来最も低い失業率となった。

減少する求人広告

9月のオーストラリアの求人広告は前月比0.5%減

オーストラリアの9月の求人広告は、前月比0.5%減の24万2138件となり、労働需要が堅調に推移し、失業率がさらに低下する可能性があることを示唆している。

「求人広告やオーストラリアの労働市場の他の先行指標が依然として強いという事実は、RBAが需要の伸びを鈍らせるために、現在の予想よりもさらに現金通貨レートを制限的な領域に持ち込まなければならない可能性を示唆している」

8月のアメリカの求人数は1010万人

アメリカの8月の求人数は、7月(1120万人)、3月(過去最高水準の1190万人)から減少し、2021年6月以来の低水準となる1010万人となり、市場コンセンサス(1075万人)を下回ったが、パンデミック前の水準を上回り、労働者の需要が強いことを示唆した。

減少幅が大きかったのは、医療・社会補助(-23万6000人)、その他のサービス(-18万3000人)、小売業(-14万3000人)であった。一方、8月に仕事を辞めたアメリカ人は420万人で、前月とほとんど変わらず、いわゆる辞職率は2.7%と横ばいであった。

新規失業保険申請件数は増加

1017日~22日の週のアメリカの新規失業保険申請件数は217000

アメリカの10月17日~22日の週の新規失業保険申請件数は、3000件増の21万7000件となり、市場コンセンサス(22万0000件)を下回った。

この結果は、10月の過去の発表で浮上した労働市場の緩みへの期待に歯止めをかけ、第3四半期のGDP成長率が予想を上回ったことと共に、最近のハト派的なレトリックを覆すものであった。

季節調整済みでは、新規失業保険申請件数は4512件増の18万3301件となり、ニューヨーク州(1914件増)とジョージア州(1120件増)が顕著な伸びを示した。週ごとの変動を除いた4週間移動平均は、6750人件の21万9000件。

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この記事のライター
フリージャーナリスト。出版社勤務後、1984年4月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』(いずれも共著)がある。2007年11月から2016年1月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引(FX)の専門誌月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。FXポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。
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