イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)はどこまで下がる?下落理由と上がる時期予想

この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムの運用について考えている方
✔ イーサリアムの今後の予想が気になる方
✔ イーサリアムの価格変化の要因を考えている方

イーサリアムの価格変化の要因は?いつ下がるか分からないから怖いと思っていませんか?

この記事では、イーサリアムの価格が下がる原因、今後の展望について紹介していきます。

現在、イーサリアムの運用について考えている方、ぜひこの記事を読んで今後の参考してください。

この記事の要約
  • 暗号資産(仮想通貨)全体としてダウントレンド
  • イーサリアムの価格が下がる原因はアップデートの延期やICOの影響
  • イーサリアムはアップデートにより今後価値が上がると考えられる

イーサリアム(ETH)が下がる原因

イーサリアム現在、時価総額2位であり、将来の期待される暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアムですが、もちろん価格が下がるときもあります。

どのようなときに価格が下がるのか、原因について解説していきます。

原因1:暗号資産(仮想通貨)全体のダウントレンド

暗号資産(仮想通貨)全体のダウントレンド

まず、暗号資産(仮想通貨)全体のダウントレンドが要因としてあげられます。2018年に各国の規制強化などが原因で暗号資産(仮想通貨)全体として価格が大暴落しました。

その後、上昇下落を繰り返し、全体としてダウントレンドが続いています。これは、2017年の年末からのイーサリアムの価格チャートです。見ていただくと分かるように、2018年に入ってから価格が暴落し、その後もダウントレンドが続いています。

原因2:イーサリアムのアップデート延期

アップデートの延期

イーサリアムでは、2019年1月17日に、大型アップデート(コンスタンティノープル)が予定されていました。しかし、セキュリティ面での脆弱性が危惧され急遽アップデートが延期されました。

イーサリアムのチャートを見ると、アップデート予定日まで価格が上がりその後急激に価格が下がっていることが分かります。

原因3:ICOの衰退による影響

イーサリアムはICO(新規暗号資産(仮想通貨)公開)の基軸通貨として扱われているため、ICOによる影響も大きいと考えられます。

現在、ICOは詐欺的なプロジェクトの蔓延による各国の規制強化などにより衰退が見られます。

そして、2018年の夏頃からICOプロジェクトにおいて大量のイーサリアム売却が始まり、11月から2月にかけて75万ETHが売却されました。これによりICOによるイーサリアムの保有量は大幅に減少しています。

売却に伴い、イーサリアムの価格も下がりました。

イーサリアム(ETH)は暴落しうるのか?

一時期、イーサリアムはビットコインを凌駕する勢いで成長を続けていました。暗号資産(仮想通貨)やICO、Dappsの基盤となるプラットフォームを提供者として将来性を期待されていました。

しかし、ここに来て暗号資産(仮想通貨)全体のダウントレンドに引きづられる形で、イーサリアムがカバーをしていた暗号資産(仮想通貨)周辺のトピックも盛り下がっています。

今後さらなる下落がありうるのか、暗号資産(仮想通貨)全体のトレンドと合わせて確認しておきましょう。

▼イーサリアムの暴落は起こるのか?詳しい解説はこちらから▼

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イーサリアム(ETH)の価格が上がる将来性

イーサリアムの価格ここまで、過去のチャートからこれまでのイーサリアムの価格の下がる原因について説明してきました。

では、今後のイーサリアムの価格変動はどのようになっていくのか、今後の要素について紹介していきます。

将来性1:コンスタンティノープルアップデート

コンスタンティノープルアップデート

延期になったコンスタンティノープルアップデートですが、現在2月27日頃に実装予定とされています。また、それと同時期にピーターズバーグアップデートも行われるようです。

チャートからアップデートの影響で価格が上昇してきていることが分かります。このアップデートでいくらまで上がるか楽しみですね。

将来性2:それ以降に続くアップデート

イーサリアムは4段階のアップデートを経てイーサリアム2.0を目指す計画をしています。

コンスタンティノープルは3段階目のアップデートであり、今後セレニティと呼ばれる4段階目のアップデートが控えています。また、イーサリアム2.0を目指す過程で、イーサリアム1.xと呼ばれるアップデートが行われるという話も出ています。

4段階目のアップデートであるセレニティでは、PoWからPoSへの移行によって計算量の大幅削減し、消費電力の削減が見込まれます。

また、シャーディングノ導入により、トランザクションの処理能力向上が見込まれています。

将来性3:技術の実用化

イーサリアムは分散型アプリケーションを開発するプラットフォームであり、分散型取引所やゲームなどが開発されています。分散型取引所では、取引記録を全てブロックチェーン上に記録することで、中央管理者がいなくても取引を行うことに成功しています。

Aethia(通称イーサゴッチ)というゲームは、イーサリアム版たまごっちと呼ばれ、リリース前にも関わらず30万人の事前登録が行われました。

今後もアップデートにより機能が向上し、このようなアプリケーションの開発が増えていくと考えられます。

それ以外にもスマートコントラクトを使った契約サービスを生かして、市場規模の大きい不動産業界で活用されることも期待されています。

イーサリアム(ETH)が上がる時期

この記事のまとめ
  • 暗号資産(仮想通貨)全体としてダウントレンド
  • イーサリアムの価格が下がる原因はアップデートの延期やICOの影響
  • イーサリアムはアップデートにより今後価値が上がると考えられる

現在、暗号資産(仮想通貨)全体としてダウントレンドが続いています。

しかし、イーサリアムは今後もアップデートを控えており、実用性も高い通貨であるため価値が上がっていく可能性も十分あると考えられます。

アップデートの情報などはしっかりと調べておくことがおすすめです。

イーサリアム(ETH)
この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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