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【ビットコイン価格ニュース】前日比(終値)+1.20%。価格は920万円台を中心に推移するがさらに下落することも考えられる

7月10日  14時台には最高値961万円台まで上昇


出典:Trading Viewビットコイン日本円チャート 1時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産・デジタル通貨の新しい動き

DBS、ステーブルコインや仮想通貨ステーキングへの拡大を検討

シンガポール最大の上場銀行のデジタル資産取引所は、ステーブルコインの上場や利回り獲得またはステーキングサービスなど、提供するサービスを強化することで、より多くの投資家を引き付けようとしている。

DBSデジタル取引所(DDEx)の最高経営責任者リム・ウィー・キアン氏(56歳)は、2023年11月の就任以来初のメディアインタビューで、顧客の要望に基づく計画はまだ初期段階にあるとストレーツ・タイムズに語った。

当社は、複数の管轄区域で認可されている発行者による、時価総額で最大のステーブルコインの1つを綿密に研究している。DDExへのステーブルコインの上場に関しては、顧客の要件、市場動向、規制上の考慮事項に従っていく」と同氏は述べた。
出典:The Star(2024年7月10日)

スタンチャートの暗号資産部門、アラン・ハワード氏が支援する企業買収で交渉

関係者によると、英スタンダード・チャータードの仮想通貨子会社ゾディア・マーケッツは、億万長者のヘッジファンドマネジャー、アラン・ハワード氏が支援するデジタル資産事業の一部を取得するため協議している。

関係者によると、ゾディア・マーケッツは、店頭取引と決済サービスを提供するエルウッド・キャピタル・マネジメントの買収で合意に近づいている。関係者によると、買収は今月中に完了する見通し。

今回の協議は、Standard Charteredがデジタル資産への取り組みを強化する中で行われた。Bloomberg Newsは2月、Standard Charteredがビットコインとイーサリアムの取引デスクを設置する計画だと報じていた。

関係者の1人によると、エルウッド・キャピタルの買収により、ゾディア・マーケッツはジャージーで仮想資産サービスと投資事業のライセンスを取得し、店頭決済サービスに注力する同社の取り組みを後押しすることになる。
出典:BNN Bloomberg(2024年7月9日11:24)

「ビットコイン・ロドニー」は裁判を待つ間、刑務所から出たいと望んでいた。連邦判事は別の考えを持っていた

数十億ドル規模の詐欺を実行した罪で起訴されている「ビットコイン・ロドニー」として知られるオンラインの暗号通貨インフルエンサーは、火曜日、裁判を待つ間拘留するよう命じられた。

ロドニー・バートン市は1月にマイアミ国際空港で逮捕され、無認可の送金事業を営む共謀罪1件と無認可の送金事業を営んだ罪1件で起訴された。

ボルチモアの米国連邦地方裁判所のリチャード・ベネット判事は、バートン市は「極めて逃亡の恐れがある」として、裁判が始まる前に保釈を求めるバートンの要求を却下した。裁判の日程は決まっていない。
出典:THE BALTIMORE BANNER(2024年7月9日15:28)

共和党が「暗号通貨取り締まり」の終結を宣言、上院が国防総省にブロックチェーンの利点の調査を命令

暗号通貨エコシステムは米国政治の世界で脚光を浴び続けている。共和党全国委員会 (RNC) 綱領委員会が、大統領候補ドナルド・トランプ市の2024年共和党綱領の草案を承認し、暗号通貨のイノベーションへの支持が含まれている。

この綱領は11月の選挙を前にした党の優先事項を示しており、2023年以来高まっているデジタル資産セクターへのコミットメントを初めて反映している。

2024年のGOP Platform Make America Great Againという文書によると、トランプ市と彼の仲間の共和党員は民主党が暗号セクターを「違法に」標的にするのを止めたいと考えている。

「共和党は民主党の違法で非米国的なクリプト取り締まりを終わらせ、中央銀行デジタル通貨の創設に反対する」と文書には書かれている。

「私たちはビットコインを採掘する権利を守り、すべてのアメリカ人が自分のデジタル資産を自己管理する権利を持ち、政府の監視とコントロールから解放された取引を行うことを保証する」
出典:KITCO(2024年7月10日03:20)

ドイツでのビットコイン売却、価格下落で批判も

「クジラ」と呼ばれるクジラが最大規模の仮想通貨ビットコインの保有高を減らしているのではないかとの懸念が高まる中、ビットコイン価格は先週から10%近く下落した。

ドイツ政府は大規模な機関投資家として認定されており、大量のビットコインを売却している。最近の相次ぐビットコイン売却を受け、ドイツ政府は月曜日に入り、約19億ドル相当のビットコインを保有している。

1月にザクセン州の警察が犯罪者から5万ビットコイン (当時の価値で22億ドル相当) を押収したことを受け、政府はビットコインを保有していた。連邦刑事警察機構 (FCPO)は先月、900ビットコインを売却し、ビットコインの売却を開始した。

月曜日に9, 983.722ビットコインが五つの取引所に売却されたことを考えると、これはささやかな売却額であり、FCPOが店頭で取引したデジタル通貨1, 000単位は含まれていない。

ドイツ当局によるビットコイン売却は、マウントゴックスの債権者への補償によって大量のビットコインが市場に供給されるのではないかと懸念される中で行われた。これらの債権者はビットコインに固執するのではなく、現金による補償を求めているためだ。

それでも、どちらの出来事も長期的なビットコインの見通しにとって重要ではないと考える専門家もいれば、ドイツは保有するビットコインの売却を急ぎすぎだと考える専門家もいる。
出典:VettaFi(2024年7月9日)

アルトコインのシグナルはまちまち

時価総額トップ20のアルトコインのシグナルはまちまちだ。中には直近の上昇を利用できなかったものもある。例えばDOGEは2%の損失で取引されている。MATIC、NEAR、BCH、UNIも同じだ。

Ethereumはなんとか3000ドル以上を維持していたが、この日は0.8%下落した。この不確実性は、市場全体のセンチメントにも反映されている。

人気のあるFear and Greed Index (恐怖と貪欲指数) によると、後者は現在恐怖の中にあるが、昨日よりはわずかに良くなっている。もちろん、これはすべてのアルトコインに当てはまるわけではない。

BittensorのTAOは過去24時間で急騰し、11%も上昇して今日のトップになった。一方、最も下落した暗号通貨はEthereum Name Service (ENS) で、7.1%下落した。
出典:CryptoPoatto(2024年7月10日18:02)

各国の経済指標を見る

アジア地域

6月の韓国の失業率は2.8%

韓国の6月の失業率(季節調整済み)は、2.8%となり、4カ月連続で横ばいだった。失業者数は85万7000人で、前年同月比5万人(6.2%)増だった。

一方、就業者数は2890万7000人で、前年同月比9万6000人(0.3%)増だった。労働力参加率は6月に65.3%となり、前年同月比横ばいだった。
出典:韓国統計局(224年7月10日08:00)

6月の中国の消費者物価上昇率は前年同月比0.2%増

中国の6月の消費者物価上昇率は、前年同月比0.2%増となり、前2カ月の同0.3%増からわずかに低下し、市場コンセンサス(同0.4%贈)を下回った。消費者インフレは5カ月連続で上昇したが、景気回復が脆弱な中、3月以来の最低水準となった。

端午節中に豚肉価格が急騰したにもかかわらず、食品価格は12か月連続で下落した(2.1%減vs. 2.0%減)。

一方、非食品インフレ率は安定(0.8%)し、衣料品(1.5% vs. 5月の1.6%)、住宅(0.2% vs. 0.2%)、医療(1.5% vs. 1.5%)、教育(1.7% vs. 1.7%)の価格がさらに上昇した。

同時に、中国の一部の公益企業による今年初めの公共料金値上げの影響が限定的だったため、輸送費は引き続き下落(0.3%減vs.0.2%減)した。食品とエネルギー費を除いたコア消費者物価は、5月と同じ前年同月比0.6%上昇した。

前月比では、0.2%現となり、今年3回目の下落となったが、市場コンセンサスは0.1%現であった。
出典:国家統計局(2024年7月10日10:30)

6月の中国の生産者物価指数は前年同月比0.8%減

中国の6月の生産者物価指数は、前年同月比0.8%減となり、市場コンセンサスと一致し、5月(同1.4%減)から回復した。

2023年1月以来最も緩やかな工場出荷価格の下落を記録したが、最新の結果は、世界的な商品価格の変動と一部の工業製品に対する国内需要の不足を反映し、21か月連続の生産者デフレとなった。

生産手段のコストは大幅に緩やかに減少した(5月の-0.8%対1.6%減)が、これは主に加工(2.0%減対2.6%減)によるもので、鉱業(2.7%対1.2%減)と原材料(1.6%対0.5%)の両方の価格が上昇した。

同時に、消費財の価格は引き続き下落し(0.8%減 vs. 0.8%減)、主に食品(0.2%減 vs.0.7%減)、日用品(0.1%減vs. 横ばい)、耐久財(2.1%減vs. 1.8%減)が牽引し、衣料品価格は横ばい(5月は0.4%)となった。

前月比では、0.2%減となり、5月の8か月ぶりの0.2%上昇から転じた。2024年上半期を考慮すると、生産者物価指数は2.1%減となった。
出典:国家統計局(2024年7月10日10:30)

中東地域

5月のトルコの鉱工業生産性は前年同月比0.1%減

トルコの5月の鉱工業生産性は、前年同月比0.1%減となり、4月(同0.7%減)から回復した。製造業の生産量がより緩やかなペースで減少したため(0.4%減vs.1.6%減)、工業活動の減少は2期連続となったが、その程度はより緩やかであった。

同時に、鉱業および採石業(11.2%に対して2.2%)、電気、ガス、蒸気、空調供給(1.6%に対して0.9%)の生産成長は鈍化した。前月比(季節調整済み)では、1.7%増となり、4月(5%減)から回復した。
出典:統計局(2024年7月10日16:00)

5月のトルコの失業率は8.4%

トルコの5月の失業率(季節調整済み)は、5月(8.5%)から低下して8.4%となり、2012年11月以来の最低となった。失業者数は前月比2万7000人減少して301万1000人となり、雇用者数は27万3000人増加して過去最高の3292万となった。

一方、活動率は前月の54.2%から54.5%に上昇した。 15~24歳の若者の失業率は0.3%上昇し、15%となった。
出典:統計局(2024年7月10日16:00)

ヨーロッパ地域

5月のイタリアの鉱工業生産性は前月比0.5%増

イタリアの5月の鉱工業生産性は、前月比0.5%増となり、4月(同1%減)から回復し、市場コンセンサス(同0.1%増)を上回った。

消費財の生産量は上昇(4月の0%に対して0.7%)、中間財(1.2%減に対して0.7%)とエネルギー財(2.2%減に対して3%)は回復した。対照的に、資本財の落ち込みは大きかった(0.2%現に対して1%減)。

前年同月比では、3.3%減となり、16期連続でマイナスとなった。
出典:国立統計局(2024年7月10日17:0)

南米地域

6月のブラジルの消費者物価上昇率は前年同月比4.23%増

ブラジルの6月の消費者物価上昇率は、前年同月比4.23%増となり、5月(同3.93%増)から上昇したものの、市場コンセンサス(同4.35%増)を下回った。7か月にわたる緩和期間に続き、消費者物価が上昇したのは2か月連続となる。

インフレ率は中央銀行の上限である4.5%を下回ったままだが、デフレーション傾向の中断は、財政支出の増大と不確実な経済環境によりCPIが過度に上昇する可能性があるという一部の政策担当者の懸念と一致している。

食品・飲料(5月の3.56%に対して4.71%)、輸送(4.32%に対して4.56%)、ヘルスケア(5.63%に対して6.09%)の価格は上昇が加速した。逆に、住宅・公共料金はインフレが緩和した(3.5%に対して3.05%)。前月比では、0.21%上昇した。
出典:ブラジル地理統計研究所(2024年7月10日21:00)

要人発言

パウエルFRB議長、雇用市場の減速を強調し、利下げが近づいている可能性を示唆

ジェローム・パウエルFRB議長は火曜日の議会証言で、FRBは冷え込む雇用市場と高止まりする物価に直面していると述べ、過去2年間のインフレとの戦いに集中していたFRBの姿勢が変わり、利下げに近づいていることを示唆している。

パウエル議長は上院銀行委員会で、FRBは過去40年間で最悪のインフレ高騰を克服するという目標に向けて「かなりの進歩」を遂げたと述べた。

「インフレは過去2年間で著しく緩和した」と同議長は付け加えたが、依然として中央銀行の2%目標を上回っている。パウエル議長は「インフレ高騰だけが我々が直面する唯一のリスクではない」と強調した。

「利下げが遅すぎたり、少なすぎたりすると、経済活動と雇用が過度に弱まる可能性がある」と述べた。パウエル議長は、議会への半年ごとの証言2日間の初日に上院委員会で演説した。水曜日には下院金融サービス委員会で証言する予定。
出典:AP NEWS(2024年7月10日01:40)

政治・法律関連

米下院、SECの会計規則を維持するバイデン大統領の拒否権を支持する見通し

バイデン政権は、仮想通貨取り締まりで重要な勝利を収める寸前だ。デジタル資産を保有しようとする従来の投資銀行に対する規制上の障害を取り除く決議案は、水曜日に下院で投票に戻されるが、バイデン大統領の拒否権を覆すのに十分な票数を獲得できない可能性が高いと、FOX Businessは報じた。

投票を直接知る関係者によると、証券取引委員会のスタッフが発行した会計公告で、銀行による仮想通貨の保管をほぼ禁止しているSAB 121を廃止する決議案は、H.J. Res.109として知られる共同決議案に対するバイデン大統領の拒否権を覆すために必要な下院の3分の2の多数を獲得できないだろうという。
出典:FOX BUSINESS(2024年7月9日17:50)

経済・産業・技術・金融

失業率がサーム・ルールを発動:景気後退の兆し?

先週、米国の6月の非農業部門雇用者数は206, 000人増加し、失業率は5月の4.0%から4.1%に上昇した。最新のFOMC議事録では、景気減速と物価圧力の低下が指摘され、FRBの利下げに対する市場の期待が再燃した。

失業率が4.1%に上昇し、サーム・ルールが発動された。エコノミストのクラウディア・サーム氏が開発したこのルールは、全米の失業率の三カ月移動平均が過去12カ月の最低水準から0.50ポイント以上上昇した場合に景気後退の始まりを特定する。

2024年6月のU-3金利は4.1%、三カ月平均は4.0%、過去一年間で最も低かった2023年7月の3.5%で、この基準は満たされている。
出典:FXSTREET(2024年7月9日11:48)

進捗状況:マイノリティ企業諮問委員会が初会合

米国商務省マイノリティ企業開発庁 (MBDA) は最近、5 月 31 日に初めてかつ初開催となるマイノリティ企業諮問委員会 (MBEAC) の会合を開催した。

「MBE 諮問委員会のメンバーは、MBE が体系的な障壁を突破し、新しい機会にアクセスできるよう支援してきた実績があるため選出されました」と、この会合にも参加した MBDA の次官代理エリック・モリセット氏は述べた。

委員会は 19 人のメンバーで構成されており、そのうち 9 人は民間セクターのメンバー、もう 1 人は企業設立、労働開発、金融政策、国家安全保障、エネルギー、農業、運輸、住宅を支援する 10 の連邦機関からそれぞれ 1 人の代表者。

メンバーは MBDA がサービスを提供する企業に機会をもたらした実績があり、2 年間の任期を務める。
出典:MBDA NEWSLETTER(2024年7月10日04:35)

中国の弱い消費者物価上昇率は、国内需要の回復が「非常に限定的」であることを示している

中国の消費者物価上昇率は6月に予想をわずかに下回り、1年以上の低迷が続いているが、アナリストは住宅サービス需要が改善する中、今後数カ月でより速い回復を予測している。

中国国家統計局(NBS)は水曜日、インフレの主要指標である中国の消費者物価指数(CPI)が6月に前年同月比0.2%上昇し、5月の0.3%上昇を上回ったと発表した。

この数値は、中国の金融データプロバイダーであるWindが調査したエコノミストが予測した0.41%の上昇率には及ばなかった。

一方、工場出荷時の商品のコストを測定する中国の生産者物価指数(PPI)は先月0.8%下落し、5月も1.4%下落し、21か月連続で下落した。
出典:South China Morning Post(2024年7月10日09:38)

OCR 5.50%:インフレ率目標に近づく

制限的な金融政策は消費者物価を大幅に抑制しており、委員会は総合インフレ率が今年後半に1%~3%の目標レンジ内に戻ると予想している。

インフレ率の低下は、国内の物価上昇圧力の後退と、ニュージーランドに輸入される財とサービスのインフレ率低下を反映している。企業による慎重な雇用決定と労働供給の増加を反映し、労働市場の圧力は緩和している。

企業と消費者の投資支出と投資意向を含む経済活動の水準は、制限的な金融スタンスと一致している。現在および予想される政府支出は、経済全体の支出を抑制する。しかし、保留中の減税が民間支出にプラスの影響を与えるかどうかは定かではない。
出典:ニュージーランド準備銀行(2024年7月10日)

フランスの借り入れコストは依然としてドイツを上回る「吹き飛び」に直面している

ベテラン投資家のデビッド・ロシュ氏によると、フランスの借り入れコストは、議会選挙後に政治的・経済的な現実が明らかになる中、ドイツを上回る「吹き飛び」に直面している。

しかし、元欧州中央銀行総裁のジャン=クロード・トリシェ氏はCNBCに対し、現在の不確実性にもかかわらず、行き詰まりを打開するための「アイデアの連合」が形成されると考えていると語った。

フランスの債券市場は、日曜日に行われた決選投票の結果、左派連合である新人民戦線が予想外の勝利を収めたことを受けて、比較的平穏な状態が続いている。どの単一政党や連合も絶対多数を獲得できず、フランスは宙ぶらりんの議会と戦うことになった。

10年債利回りは水曜日、約70ベーシスポイント (bp) となり、6月28日に付けた12年ぶりの高水準である85 bpから低下した。エマニュエル・マクロン大統領が解散総選挙を実施して国民に衝撃を与える前の49 bpから上昇した。

フランスの債務は歴史的にドイツの債務よりもプレミアムが大きいが、その差は2010年初頭の欧州債務危機以来の水準に達している。
出典:CNBC(2024年7月10日01:25)

日本の卸売物価上昇率、円安で輸入コスト上昇

日本の卸売物価上昇率が6月に加速したことが、水曜日のデータで明らかになった。円安で原材料輸入コストが上昇し、中央銀行による短期的な利上げに対する市場の期待が維持された。

世界的な商品価格の上昇とガソリン・燃料補助金の段階的廃止も卸売物価を押し上げ、インフレ圧力が高まっていることを示した。

このデータは、日銀 (BOJ) が7月30~31日に開催する次回の金融政策決定会合で精査する要因の一つとなる。日銀は次回会合で新たな成長見通しを発表し、現在のゼロ近辺から金利を引き上げるかどうかを議論する。

日銀のデータによると、企業が商品やサービスに対して相互に課す価格を示す企業物価指数 (CGPI) は6月に前年同月比2.9%上昇し、市場予想の中央値と一致した。

上昇率は前月の2.6%(改定値) から加速し、2023年8月以来の高い伸びとなった。指数は122.7と、7カ月連続で過去最高を更新した。円ベースの輸入物価指数は6月に前年同月比9.5%上昇し、5月の7.1% (改定値) から伸びが加速した。

円安で原材料の輸入価格が上昇していることが示された。上昇率は2023年2月以来の高水準となった。
出典:cna(2024年7月10日08:15)

協調・対立・紛争

人工知能兵器の開発

ますます多くのテクノロジー企業が、米国とその同盟国が戦争を行う方法を変えると主張する人工知能兵器を製造している。

パーマー・ラッキーは、これらの企業の一つを率いている。彼はフェイスブックにOculus VRヘッドセットを売却した後、20歳代前半で億万長者になった。

現在、彼の会社であるアンドゥリルは国防総省にAI兵器を販売しており、国防総省は一部を自分のものにし、一部をウクライナに送っている。創業から七年後、アンドゥリルは世界の約10カ国に武器を販売していると述べている。

アンドゥリルのドローンは、ロシアの電子妨害信号を回避して、ロシアの標的を捜索するように離陸前にプログラムすることができる。しかし、この技術は、何か問題が発生した場合に誰が責任を負うのかという問題を提起している。
出典:NPR up first(2024年7月10日20:23)

東京株式市場

日経平均株価は前日比251円82銭高

7月10日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比251円82銭高の4万1831円99銭で取引を引けた。プライム市場の売買高概算は18億9666万株、売買代金概算は4兆7650億円。

値上がりした銘柄数は638銘柄(38.80%)、値下がりした銘柄数は931銘柄(56.63%)、株価が変わらなかった銘柄数は75銘柄(4.56%)であった。
出典:MINKABU(2024年7月10日15:51)

ニューヨーク株式市場

7月10日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は39,272ドル45セント、S&P500総合は5,591.26ポイント、ナスダック総合は18,512.09ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は39,721ドル36セント、s&P500遭遇5,633.91ポイント、ナスダック総合18,647.45ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は7月10日のビットコインの値動きを時系列(1時間足)に沿って説明したものである。

ビットコインの7月10日の値動き

ビットコイン価格
始値9,216,901円
高値9,617,656円
安値9,188,666円
終値
9,327,343円

始値9,216,901円で寄りついた後、最安値9,188,666円まで下落したが、9,286,023円まで買い戻されて上昇し、1時台には9,340,000円まで上昇したが、9,309,300円まで押し戻されて下落した。

2時台には9,258,762円まで下落したが、9,286,010円まで買い戻されて上昇し、3時台には9,400,000円まで上昇したが、9,342,739円まで押し戻されて下落し、4時台には9,307,133円まで下落したが、9,340,950円まで買い戻されて上昇した。

5時台には9,377,710円まで上昇したが、9,350,501円まで押し戻されて下落し、6時台には9,326,468円まで下落したが、9m、334,374えんまで買い戻されて上昇し、7時台には9,419,462円まで上昇したが、9,358,884円まで押し戻された。

8時台には9,390,498円まで上昇したが、9,376,942円まで押し戻されて下落し、10時台には9,272,320円まで下落したが、9,354,125円まで買い戻されて上昇し、14時台には最高値9,617,656円まで上昇したが、9,541,900円まで押し戻されて下落した。

23時台には9,286,190円まで下落したが、買い戻されて、23時59文59秒には終値9,327,343円をうtけ、7月10日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、428,990円であった。

7月11日の価格予想及び、注目のイベント

20ビットコイン価格予想:9,450,000円~9,250,000円

経済指標時間
英・国内総生産(5月)(前月比0.1%増)(前年同月比1.0%増)15:00
米・消費者物価上昇率(6月)(前年同月比3.1%)(前月比0.1%増)21:30
米・コア消費者物価上昇率(6月)(前年同月比3.4%増)(前月比0.2%増)21:30
米・新規失業保険申請件数(7月1日~6日)(23万6000件)21:30
政治・経済イベント(日本)時間
日本・アラブ経済フォーラム(東京都)
MHS 2024 – 国際モダンホスピタルショウ(~12日)(東京都)
第9回関西放送機器展(大阪府大阪市)10:00~17:00
EdgeTech+ West 2024(~12日)(大阪府大阪市) 10:00~18:00
政治・経済イベント(海外)時間
マレーシア・国会第2回審議(第3会期)(~18日)
サウジアラビア・2024 Esports World Cup(~8月25日)(リヤド)
ロシア・産業総合博覧会「イノプロム」(エカテリンブルク)
仏・7th Ethereum Community Conference(パリ)09:00~18:00
豪・Connecting Green Hydrogen APAC 2024(メルボルン)
インド・Nascent Edge’s Games NexTech Convention(~12日)(バンガロール)08:30~18:00
米・All American Sports Betting Summit(~12日)(ケンタッキー州ルイスビル)08:30~18:00
オランダ・Business Intelligence And Analytics Summit(アムステルダム)08:30~18:00
英・CoinSummit London(ロンドン)08:30~18:00
英・FinTech Futures Banking Tech Insights(ロンドン)09:00~18:00
ベルギー・Polkadot Decoded 2024(~12日)(ブリュッセル)09:00~17:00
WTO知的所有権の貿易関連の側面に関する(TRIPS)協定理事会
サウジアラビア・Global EV & Mobility Technology Forum 2024(リヤド)
ベルギー・Modular Summit 3.0(~13日)(ブリュッセル)09:00~18:00
スペイン・Mallorca Blockchain Days V(~14日)(マルマ)09:00~18:00
ベルギー・Le Cafe Crypto(~27日)(ブリュッセル)09:00~18:00
ベルギー・ETHGlobal Pragma Brussels(ブリュッセル)10:00~18:00
ベルギー・Web3 Padel Tournament Clash Of The Builders(ブリュッセル)12:00~18:00
ベルギー・House Of ZK Brussels(ブリュッセル)13:00~19:00
要人発言時間
米・アトランタ地区連邦準備銀行総裁ラファエル・ボスティック氏発言7月12日00:30

7月11日のビットコインは、始値9,331,316円で寄りついた後、9,390,292円まで上昇したが、9,339,816円まで押し戻された。1時台には9,385,000円まで上昇したが、9,336,735円まで押し戻されて下落した。

2時台には9,294,286円まで下落したが、9,323,276円まで買い戻されて上昇し、3時台には9,352,397円まで上昇したが、9,323,981円まで押し戻されて下落し、5時台には9,247,456円まで下落したが、9,286,244円まで買い戻された。

6時台には始値9,288,123円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
7月10日のビットコインは、前日比(終値)で、2日間連続プラスの値動きとなった。14時台には最高値961万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は932万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の上にあることから、トレンドは上昇トレンドにはいっていると考えるが、ローソク足の動きは明らかに下落傾向を示している。

基準線は緩やかな右肩上がりから右肩さがりになっているし、転換線は明らかに右肩下がりを示している。また、雲を形成している先行スパンは、「先行スパン1」が雲の上部を形成している。

さらに、遅行スパンは、ローソク足の上に位置している。これらのことから、ローソク足の動きは明らかに下落傾向を示していることから、価格は下落する可能性が高いのではないかと思われる。

したがって、現時点(6時台)では920万円台から930万円台で水位しているが、920万円台から910万円台まで下落することも考えられる。

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ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは?特徴と今後の将来性・価格予想

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この記事のライター
フリージャーナリスト。出版社勤務後、1984年4月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』(いずれも共著)がある。2007年11月から2016年1月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引(FX)の専門誌月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。FXポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。
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