
トップアナリストによる今買うべき3銘柄:建設資材2社とドックゴー(2023年10月25日)
2023年10月27日 Masuko Takashi
次は、IDセキュリティおよびアクセス管理のためのソフトウェア・パッケージを専門とするハイテク企業、サイバーアーク・ソフトウェアを見てみましょう。ウェブサイトを運営するすべての企業にとって、オンラインおよび全般的なデジタルセキュリティの維持は最重要事項であり、データの保護はそれ自体が一大産業となっています。
サイバーアークの主力製品であるIDセキュリティプラットフォームは、ユーザーが選択したあらゆるデジタルリソースまたは環境へのエンドツーエンドのアクセスセキュリティを提供します。あらゆる場所・デバイスから操作可能で、人間と機械の両方から起動できます。金融サービス、医療、小売、エネルギー、政府など、機密データを保持する幅広い業界で受け入れられています。
継続的に増大するハイエンドサイバーセキュリティのニーズが、サイバーアークの株価を支えています。同社の株価は年初来で約21%、過去12カ月間では84%上昇しており、NASDAQ100指数を大きく上回るパフォーマンスを見せています。
堅調な株価パフォーマンスに加え、同社は堅実な業績も報告しています。直近の四半期報告(2023年第4四半期)では、総売上高が2億2,310万ドルと前年同期比32%近く増加し、アナリスト予想を1,336万ドル上回りました。このうち1億5,030万ドルはサブスクリプション顧客によるもので、前年同期比70%の大幅増となりました。非GAAP(米国会計基準)EPSは0.81ドルで、予想を34セント上回りました。
BTIGのアナリスト、グレイ・パウエル氏は、「特権アカウント管理市場の継続的な成長を促進する複数の要因(セキュリティ侵害報道の増加、SEC規制、サイバー保険、デジタルトランスフォーメーションなど)があり、サイバーアークが強固なリーダーシップを維持し、シェアを拡大していくことを見込んでいます」と述べています。
パウエル氏は「買い」レーティングを付け、目標株価の317ドルは、今後12カ月で20%の上値余地を示唆しています。
サイバーアークの過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が25人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の297.84ドルは、今後12カ月で13%の上値余地を示唆しています。
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本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、TipRanks’ ‘Perfect 10’ List: Unveiling 2 Top Tech Stocks With the Highest Smart Score原文の翻訳を中心にまとめています。
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