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アナリストによる今買うべき配当株ベスト5(2024年2月)

ストーリーハイライト

配当株への投資は、キャピタルゲインと定期的なインカム(配当収入)をもたらします。TipRanksの株式スクリーナーツールを使って、成長が期待できる配当株ベスト5をご紹介します。

配当株は、投資家に定期的なインカムと長期的なキャピタルゲインの機会を提供します。歴史的に、これらの銘柄のボラティリティは市場全体よりも低く、リスク回避志向の投資家にとって賢明な選択肢となっています。投資家が最良の配当銘柄を特定できるよう、TipRanksの株式スクリーナーツールを利用しました。

以下の紹介する銘柄はアナリストから「強気買い」のコンセンサス評価を得ており、TipRanksのスマートスコアでアウトパフォーム相当の8、9、10を獲得しています。さらに、アナリストの平均目標株価は、15%を超える上昇可能性を示唆しています。また、これら銘柄の配当利回りは5%を超えています。

投資家が検討すべき5銘柄は以下の通りです。

リオ・ティント(NYSE:RIO)

英国を本拠とするリオ・ティントは、グローバル鉱業・金属会社で、鉄鉱石、アルミニウム、銅、その他の金属を採鉱・生産しています。平均目標株価の79.50ドルは、今後12カ月で21%の上値余地を示唆しています。また、この銘柄のスマートスコアは9で、配当利回りは5.8%です。

ハノン・アームストロング・サスティナブル・インフラストラクチャー・キャピタル (NYSE:HASI)

米国の投資会社であるHASIは、エネルギー企業に資本と専門知識を提供し、二酸化炭素排出量を削減するソリューションに注力しています。平均目標株価の37.14ドルは、今後12カ月で46.6%の上値余地を示唆しており、スマートスコアは「パーフェクト10」です。同社は6.09%のしっかりとした配当利回りを提供しています。

B2ゴールド (NYSE:BTG)

B2ゴールドはカナダの鉱山会社で、マリ、ナミビア、フィリピンなどで金鉱を所有・運営しています。平均目標株価の4.27ドルは、今後12カ月で74.3%の上値余地を示唆しています。スマートスコアは9で、配当利回りは6.33%となっています。

アグリー・リアルティ (NYSE:ADC)

米国の不動産投資信託(REIT)で、商業施設関連不動産の取得、保有、管理を行っています。平均目標価格の66.29ドルは、今後12カ月で16.2%の上値余地を示唆しています。また、スマートスコアは「パーフェクト10」で、配当利回りは5.19%です。

アライアンス・バーンスタイン (NYSE:AB)

多角的な投資戦略と個別資産管理サービスを展開しているグローバル投資運用会社です。平均目標株価の39.00ドルは、今後12カ月で16.1%の上値余地を示唆しています。また、スマートスコア9で、配当利回り8.04%は有望です。

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、5 Best Dividend Stocks to Buy Now, According to Analysts – February 2024原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
米国株投資の銘柄分析はTipRanks
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