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2024年に大きな上値余地がある2つのETF

ストーリーハイライト

この記事では、今後1年間に40%以上の上昇ポテンシャルを持つ2つのETFを詳しく見てみます。

ETFは個別銘柄に比べ、経費率や売買委託手数料が低いため、ポートフォリオを分散させる上で費用対効果の高いソリューションです。さらに、単位価格が低いため、投資資金が限られている投資家にとって特に魅力的です。TipRanksのETFスクリーナーを活用して、今後12カ月間に大きな上昇が期待できるETFを調べ、2つ厳選しました。

この2つのETFを詳しく見てみましょう。

SPDR S&P石油&ガス機器&サービス ETF (XES)

SPDR S&P石油&ガス機器&サービス ETF は、S&P Oil & Gas Equipment & Services Select Industry Indexに連動する投資成果を目指します。同インデックスは、石油・天然ガス業界関連の機器・サービス企業をカバーしています。XESの運用資産は3億1,942万ドルで、ハリバートンなどの上位10銘柄がポートフォリオの42.72%を占めています。0.35%の経費率は比較的低いものです。

TipRanksによれば、XESは「中程度の買い」のコンセンサス評価を得ています。これは、ポートフォリオの各保有銘柄のコンセンサス評価に基づいています。保有35銘柄のうち、28銘柄が「買い」、4銘柄が「中立」、3銘柄が「売り」です。XESの平均目標価格の114.51ドルは、今後12カ月で44.7%の上値余地を示唆しています。XESは過去6カ月間で6%下落しています。

SPDR S&PバイオテックETF (XBI)

SPDR S&PバイオテックETFは、S&P Biotechnology Select Industryインデックスに連動する投資成果を目指します。同インデックスは、バイオテクノロジー業界のパフォーマンスを示します。XBIの運用資産は70億ドルで、モデルナなど上位10銘柄がポートフォリオの17%を占めています。経費率は0.35%です。

TipRanksによれば、XBIのコンセンサス評価は「中程度の買い」です。保有124銘柄のうち、111銘柄が「買い」、13銘柄が「中立」のコンセンサス評価に基づきます。XBIの平均目標価格の132.68ドルは、今後12カ月で41.8%の上値余地を示唆しています。同ETFは過去6カ月間で11.1%上昇しています。

結論

ETFの選好銘柄を探している投資家は、アナリストが予想する堅実な上昇ポテンシャルに基づき、XESとXBIを検討できるでしょう。

免責事項

ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、XES and XBI: 2 ETFs with Massive Upside Potential in 2024原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
米国株投資の銘柄分析はTipRanks
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