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暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)とは? 特徴と今後の将来性・買い方

カルダノロゴ
この記事を読んでほしい人
✔ カルダノについて知りたい方
✔ カルダノを購入できる暗号資産(仮想通貨)取引所を知りたい方
✔ カルダノで儲けたい方

ここではカルダノについて紹介をしていきます。

カルダノは、2016年の10月に市場デビューをしました。その約1年後となる2017年11月頃から、1ヶ月の間に価格が10倍にまで高騰したことで大きな注目を集めています。

またオンラインゲームやオンラインカジノで使われるという設計から、需要の高さを期待された通貨です。

そんな期待のカルダノについて、詳しく見ていきましょう。

この記事の要約
  • カルダノは「イーサリアム開発者の一人が作った」「Plutusというスマートコントラクト」「Daedalousというウォレット」が特徴
  • カルダノはカジノやオンラインゲームに使うというもともとの開発方針を変更し、暗号資産(仮想通貨)の完成形を目指すため5段階のロードマップを発表した
  • カルダノのメリットは「開発や広報が活発」「世界中に上場している」、デメリットは「知名度がまだ高くない」
  • カルダノは日本では購入できないため、海外取引所を利用する必要がある

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カルダノ(ADA)の特徴

まずはカルダノの特徴から見ていきましょう。

カルダノには、大きく分けて3つの特徴が挙げられます。それぞれについての詳細は以下です。

特徴1:イーサリアム開発者の一人が作った

カルダノの特徴の一つ目は、イーサリアム(ETH)の開発に携わったチャールズ・ホキソン氏によって作られました。

通貨単位が「ADA」となっており、その通貨の発行上限数は450億枚です。

「カルダノ」自体はオンラインゲームやオンラインカジノのためのプラットフォームとなっていて、そこで使われる通貨が「ADA」となっています。

特徴2:スマートコントラクトの「Plutus」を採用

カルダノは、イーサリアムでもお馴染みのスマートコントラクトが特徴です。そしてこのカルダノのスマートコントラクトは、独自のものとなっています。

そのスマートコントラクトは「Plutus」というものです。

「Plutus」はイーサリアムよりも、高度で複雑な取引を瞬時に記録することが出来るとされています。実用の際に、より柔軟な使い方が出来る設計と言えるのです。

ウォレットが特殊

カルダノを使用するためには、特殊なウォレットである「Daedalous(ダイダロス)」をダウンロードする必要があります。

このダイダロスは、セキュリティ性が高いことが特徴です。高いセキュリティ性があるがために、オンラインゲームやオンラインカジノで獲得したコインを直接送金することができます。

ダイダロスという独自ウォレットがあることで、高いセキュリティの中でスピーディな送金を可能にするのです。

これら大きく分けて3つの項目が、カルダノの特徴となっています。

カルダノ(ADA)の仕組み

カルダノは、もともとのオンラインゲームやオンラインカジノでの使用のみの開発目標から現在は変更がなされています。特定の目的への利用ではなく、暗号資産(仮想通貨)の完成形を目指す方針へ変更されているのです。

その方針変更の中で、合計で5段階となるロードマップが公開されています。ロードマップが明確に表記されており、ここに沿って開発が行われているため透明性の高い通貨と言えるでしょう。

現在では5段階のうち、3段階目の開発の一部が進められています。この3段階目が完了すると、カルダノの実用に向けた準備が完了したことになるのです。

その他にはカルダノは、3つの組織によって支えられています。それはカルダノ財団、IOHK、エマーゴです。これらの組織はそれぞれが別々の役割を果たし、それは以下となっています。

  1. 1.カルダノ財団:監督機関及び教育機関としての役割
  2. 2.IOHK(Input Output Hong Kong):エンジニアリング及びテクノロジー企業として開発機関の役割
  3. 3.エマーゴ(Emurgo):Cardanoのマーケティング機関としての役割

カルダノ(ADA)のメリット・デメリット

続いては、カルダノのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット1:他の通貨と比較して開発が活発

5段階のロードマップが発表されており、実際に3段階目の一部まで開発が進んでいます。他の通貨でありがちな、研究や開発が途中止まりになってしまうということがないのです。

開発が活発であることと同時に、開発の予定がどこまで予定通りに消化されているかも分かりやすくなっています。

明確な開発ロードマップを掲げていること、開発専門の組織を有していることがメリットの一つです。

メリット2:世界中の取引所へ上場

カルダノは特定の大手取引所への上場に留まらず、世界中のさまざまな取引所に上場を果たしています。

世界中の取引所に上場することで、保有者が増えその分だけ知名度が上がるのです。また定期的に上場を繰り返しているため、都度注目を集めるキッカケにもなっています。

その他カルダノ自体としてのイベント、サミットなども定期的に行われているのです。開発と同時に、広報活動が活発であることがメリットの一つです。

デメリット1:絶対的な知名度を得られるか疑問

カルダノは、開発も広報も活発なことがメリットにありました。開発が途中で止まっていたり、その後どうなっているか分からない通貨が多い中で期待の持てるものと言えるでしょう。

しかし絶対的な知名度を得られるか?の疑問が残り、そのことがデメリットと言えます。暗号資産(仮想通貨)業界自体の盛り上がりが無いと、大きな知名度を得ることは難しい状況です。

今の状況では活発であっても、ビットコインやイーサリアムを超える知名度は得られません。カルダノ(ADA)自体も、途中でオンラインゲームやオンラインカジノでの利用から暗号資産(仮想通貨)の完成形を目指すと方向転換をしました。

期待の出来る中身と、知名度とのギャップがデメリットとなっています。

カルダノ(ADA)の実用化・将来性

カルダノのもともとの利用目的であったオンラインゲームやオンラインカジノでは、実用化や将来性は無かったと言えるでしょう。利用者が限られる上に、他の決済方法がそもそも多く取り揃えられているからです。

しかし軌道修正をし、暗号資産(仮想通貨)の完成形を目指したことで将来性が出てきたといえます。開発ロードマップも2段階が完了したことで、デビッドカードの利用でフィアットとの互換性を達成しているのです。

開発ロードマップがしっかりと進んでいけば、実生活内での決済手段となると考えられます。実用性は問題ないため、残りは業界自体の盛り上がりによる将来性の確保が必要です。

カルダノ(ADA)の価格遷移と価格予想

ここからはカルダノのここまでの価格推移と、今後の価格予想を見ていきましょう。

2017年の価格推移

2017年価格推移

2018年の価格推移

2018年価格推移

2019年の価格推移

2019年価格推移

カルダノの価格推移まとめ

価格の推移は、上記の3つの画像から見て分かる通りです。2017年には1ヶ月という短期間で10倍の高騰を見せたものの、その後は下がり続けていきました。

カルダノ自体には、大きな悪いニュースはありません。暗号資産(仮想通貨)業界の下火状態に引っ張られているのが現状です。

最終的には0.1ドル近辺に押し戻され、その価格帯で留まっています。

カルダノ(ADA)の価格予想

短期的には大きく価格が動く予想はありません。カルダノに多少のニュースがあろうと、大して価格が動くことはないでしょう。

ほぼ同じ価格を推移しているため、もしボックス圏内を下抜ければ拾っても良いと思われます。実用化の可能性が高い通貨のため、ビッグニュースが出る可能性も高いからです。

ただし多少のニュースでは価格が高騰しないため、じっくりと価格推移を見守った上で購入すると良いでしょう。

カルダノ(ADA)の動向

カルダノ(ADA)の紹介として、最後の項目を見ていきましょう。ここからチェックしていく内容は、カルダノの最新のニュースです。

最新動向1:2019年は積極的にイベント実施

カルダノは、2019年度には複数のイベントを開催し広報活動に力を入れました。その内の二つが特に、大きなイベントとなっています。

一つはカルダノ財団のスイスダボスでのイベントで、PeakViewsとのコラボ形式でパネルディスカッションが行われました。Twitterで内容も公開されたこともあり、盛り上がったイベントとなっています。

もう一つはカルダノの開発組織の一つである、IOHK(Input Output Hong Kong)によるサミットの開催です。米国のフロリダで行われ、暗号資産(仮想通貨)のエキスパートらによる講演などが行われました。

カルダノの広報活動が、しっかりと機能した年と言えます。

最新動向2:追加で上場を確定

同じく2019年度の出来事として、カルダノは新たな上場を果たしています。

  • オーストラリアのBW .com
  • インドネシアのHuobi Indonesia
  • 韓国のBIT-HI

定期的な上場を変わらず果たしていることから、2019年も活発に活動していることが確認できます。

カルダノ(ADA)を購入できる取引所ランキング

カルダノ(ADA)は、日本国内の取引所で購入出来るサイトはありません。そのため海外の取引所で購入する必要があります。

海外の多くの取引所で上場しているものの、出来るだけ言語などのサポートのある取引所を選びましょう。使いやすさ、取引所の規模、手数料などからおすすめは二箇所のみです。

1位:バイナンス

バイナンス(Binance)
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムネムリスクビットコインキャッシュ+100コ以上
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(-0.05%~0.3%)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(5.19%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

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  1. 世界最大級の取引高・利用者数
  2. 取扱コイン数が100種類を越えている
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説明不要の大手取引所です。

最大の魅力は取扱通貨が多いことと、手数料の安さとなっています。カルダノも例外なく、安い手数料で購入できるのでおすすめです。

2位:BitMex

続いては「BitMex」です。

こちらはレバレッジ取引をしたい方におすすめとなります。

カルダノ(ADA)の特徴まとめ

この記事のまとめ
  • カルダノは「イーサリアム開発者の一人が作った」「Plutusというスマートコントラクト」「Daedalousというウォレット」が特徴
  • カルダノはカジノやオンラインゲームに使うというもともとの開発方針を変更し、暗号資産(仮想通貨)の完成形を目指すため5段階のロードマップを発表した
  • カルダノのメリットは「開発や広報が活発」「世界中に上場している」、デメリットは「知名度がまだ高くない」
  • カルダノは日本では購入できないため、海外取引所を利用する必要がある

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カルダノの紹介をしてきました。ポイントは暗号資産(仮想通貨)内では、比較的高い透明性と活発性を有している点です。

現在は価格が落ち着いている状態となっており、さらに下がるようであれば買いたい通貨の一つとなっています。広報もしっかりと機能しているため、ビッグニュースが出る可能性も高めと言えるからです。

現在焦る必要はないためじっくりと価格の推移を見定め、より安い価格の時に買い集めていくことがベターと言えます。

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この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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