仮想通貨の今後

ビットコインに関するメディアの報道は実に最低なものだ(ニック・カーター氏)

ニック・カーター(@nic__carter)氏の記事を許諾を得て日本語化しています。

https://medium.com/s/story/media-coverage-of-bitcoin-is-still-a-total-disaster-7d0d34d98971

ワシントン・ポストの報道が示す 仮想通貨に関するジャーナリストの誤った見方

私は、仮想通貨について無知もしくはそれを勉強しようとしないジャーナリストたちが、すでに理解されている仮想通貨の弱点について長々と語る姿に飽き飽きしています。先日、ワシントン・ポスト紙が経済担当記者のマット・オブライエン氏による「ビットコインは実に最低なものだ」と題する記事を掲載しました。この記事は、誤った思い込みを元に書かれており、人を欺くような実態に満ちていると感じます。今回、この記事にある主張をいくつか取り上げ、オブライエン氏をはじめとしたジャーナリストたちが間違っていることを証明したいと思います。

勘違い: 通貨は本来、安定的なものである

通貨が本来持ち合わせているが、ビットコインにはない性質がひとつある。安定した価値を維持することだ。

この考え方はビットコインは通貨であり、通貨の定義を「タイプxには、yzという性質がある」という分類論的と対象をなす、「xyであるべきだ/yをすべきだ」と規範論的に行っていることを前提にしています。私はビットコインを完全な金融制度としてのプロトコルであり、商品通貨としての価値の一体型と分類したいと思います。つまり、金のような準備通貨になりうる可能性があるということです。商品市場は上下します。つまりそれと同じなのです。

加えて、通貨は本来的に、その価値の安定を維持させるために作られていません。金融政策は、GDP成長目標、失業率、インフレ率、貿易均衡などのさまざまなマクロ経済の目標のために実行されます。もし安定性を目指すのであれば、FRBは今のような2パーセントのインフレ目標を掲げず、0パーセントのインフレを目指すはずです。私は話をすり替えているでしょうか?これはビットコインの使われ方、何を対象としているかという理解に関する問題です。ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモト氏がビットコインを通貨と定義したことがあるのか、私は知りません。彼はビットコインを電子取引の一体型、P2P電子マネー、そして電子取引システムと定義しています。彼はビットコインをプロトコルであり、かつベアラー(持参人)型でデジタル型の価値の一体型であると考えています。

ビットコインが通貨であるという解釈は、多くの場合、プロトコルであるビットコインに対してある特定の見方を押し付ける部外者が行うものです。そうした前提にとらわれない中立的なアナリストであれば、ビットコインは金に似たものだと説明することでしょう。実際、ナカモト氏は金採掘(ゴールドマイニング)になぞらえてPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を説明し、続いて金融価値を生む可能性を秘めた、どこへでも運ぶことができる希少な非鉄金属と類似したものとしてビットコインを論じました。間違いなく、彼の考えはビットコインは金のような金融商品で、デジタル領域において同様の特性を奪回するだろうというものです。ビットコインのシステムを理解するのに、これが最も合致していると私は思います。

勘違い: ビットコインはボラティリティ(価格変動制)の存在を念頭に考案された。

「なぜビットコインはあれほどまでに上下するのか?その理由のひとつは、それを元に考案されたからだ」

これは奇妙な歴史の上書き、もう少し優しい見方をするならば、ビットコインの存在意義をあまりにも歪めて解釈しているといえます。国際金融のトリレンマでは、自由な資本移動、固定相場、独立した金融政策を同時に実現することはできません。ビットコインは自由な資本移動と独立した金融政策を念頭に考案されました。ビットコインを担保にする人はいません。だからビットコインは実世界の財バスケットと連動させることはできません。これは金と同じで、どちらも金融商品としてのプレミアが急に現れました。これは意図されたものではなくたまたまそうなっただけです。言うまでもないことですが、ナカモト氏はビットコインを不安定なものになるように考案していません。ビットコインの単一バリデータへの依存を避けつつ、デジタルマネーの二重支払い問題を解決しようと思ったのです。ボラティリティは新たに出た特性であり、それを目的として作られたのはありません。

勘違い: 計算処理におけるオーバーヘッド(間接的なコスト)の元になっているのは、取引認証である。

「分散ネットワークにおける問題は、ネットワークを分散させる唯一の方法が、ネットワーク内の各メンバーが過去全てのビットコインの取引を記録することである。そのことで誰が消費可能なビットコインを有しているかを知ることになるのだが、 それが多大なコンピューティング能力を必要とするのである」

これはよくある誤解です。プルーフ・オブ・ワークとマイニングにより、ネットワークは履歴の共有にしっかり集中できるようになり、サブジェクティビティやブロックチェーン外での調整をする必要はありません。創出されたユニットに価値が付されるという事実は、マイナーが短期および中期にわたり適切な行動をするよう動機付けがなされることを意味します。そしてそれらのユニットがある一定の金銭的価値を有するという事実は、マイナーがビットコインを入手するためにその金額を上限として支払う用意があるということです。これがネットワークに割り当て得られた膨大な計算能力、つまり効率的なマイニング・ハードウェアと大量のバリューの組み合わせを生んでいるのです。

取引認証と記録保存を行うのは、マイナーではなくフルノードです。ビットコインのデータを維持するコストは、処理能力と保存コストを通じてフルノードに負担させるので外部性があります。これはマイナーの負担ではありません。この基本的な特質は多くの人には通じないものです。

勘違い: ビットコイン市場のボラティリティは異常である。

「しかし、この市場固有のボラティリティですら、なぜビットコイン市場がローラーコースター状態なのかを完全に説明できない。他の何かがあるに違いない。それが何かといえば、市場操作しかない」

市場のボラティリティはビットコイン固有のものではありません。ペッグされていないどの金融財産でも有する特性です。ポスト紙はこのようなフラジリスタ思想を自分たちの心の中にしまっておくべきです。

市場操作? 1,000億ドルものネットワークが実際に操作されていると考えているのでしょうか? ビットコインが世界で多数の人に対して有用で際立った特徴のあるサービスを提供し、その結果として価値を有することが、それほどまでに理解しがたいのでしょうか? ポスト紙は、マーケットが長期的には有能ではないという証拠を有しているのでしょうか? もしそうならば、ノーベル経済学賞を受賞できることでしょう。

2018年に何度も発生してきた乱高下もきっと市場操作であろう」

ビットコインを他のがらくたアルトコインと混合してはいけません。金融の世界では市場操作は多くありますが、ビットコイン市場を操作することは極めて不可能です。もし市場操作グループの一派であれば、ビットコインではなくアルトコイン市場において、5,000万ドルから3億ドルのレンジをターゲットとすることでしょう。

勘違い: ビットコインは資産価値があることでしか、通貨として使用されることはない。

「ビットコインを送金手段たる機能としているものは何か。ビットコインの価格が上がり続けるだろうという期待感である・・・」

ビットコインが機能しているのはそのような理由ではありません。ビットコインはその価値を流通させる良質の決済機関であるから、送金手段として機能しているのです。万一ビットコインが今後10年、1,000ドルで横ばいであるならば、ビットコインは送金時の早道であり続けることでしょう。

2014年1月に始まった18か月の弱気市場の間でも、人々はビットコインを利用してきました。実際のところ、使用量はその期間ずっと成長を続けました。

ビットコインは取引者に相反する恩恵を与えてくれます。最高の信頼性、稼働性、詳細な履歴、プロトコル開発をするコミュニティという他では手に入れられないということです。一方、金やドルが裏付けできない価値を有することで、金融資産の中では異質な位置を占めています。人々がビットコインを選ぶのはそうした理由があるからです。

勘違い: デフレになりやすい性質があるビットコインなど、誰も使わない。

「もしそれほど遠くない未来にビットコインが1,000ドルになると考えるのであれば、なぜ今100ドルのビットコインを使おうとするのか? そんなこと誰もしない」

なんという見当違いでしょうか。私のウェブサイトCoin Metricsを見てもらいたいです。誰でも無料で見られるデータを置いてあります。昨日のブロックチェーン上でのビットコインの取引高は25億ドルでした。これはOpendimeや、Lightningをはじめとしたセカンドレイヤー・ネットワーク、XapoCoinbaseでの内部取引といった、ブロックチェーン外での取引を全て除いた取引高です。

2017年、ビットコインは1日あたり200億ドル分の送金が日常的に行われており、ピーク時には1日で約1,600億ドルの送金がなされました。実際、多くはフェイク取引です。これに対して懐疑論者はきっと、ブロックチェーン上での出来高は世界にある多数の取引所で行われる決済でしかない、もしくはカジノに似たアルトコイン市場に参入しようとする個人の取引でしかない、と反応するでしょう。前者はおそらく正しいです。ビットコインは主に、エンドユーザーの需要に応じるネットワークというより、取引所と有力なユーザーが支配する機関ネットワークであるという十分な論拠があるからです。 ネットワーク処理者が取引をバッチ処理する傾向にあるという大まかな経験則に基づくと、ネットワーク内の3-4割がこの手法で処理されています。

この点には何も間違いはありません。ビットコインは、ビットコインを日々の経済システムに繋がる数多くのエンドポイントに対して、全世界的の決済ネットワークとして機能しているからです。この経済システムにおいて、ユーザーは個人レベルで取引をしています。なんと先鋭的なことか! 中央集権的ではない、干渉を行わない中立的な中央銀行が絶えず、小銀行(取引所、業者、カストディアン)から成る世界的ネットワークの間を自由に動き回ります。素晴らしいコンセプトです。

「アルトコイン・カジノの入り口たるビットコイン」という見方については、万一これが正しいのであれば、ビットコインはアルトコインと共に、直近半年間で8-9割下落する惨事を目の当たりにしたことでしょう。しかしながらビットコインは弱気相場の中でも、アルトコインと比べて強い動きを示しました。どの指数を見ても、ビットコインは優位性を取り戻しているのがわかります。これが、ビットコインが荒れているアルトコイン相場への参入手段としてのみ使われているという考えの批判です。

せっかくなので、201712月からのBletcheley Index上でのビットコイン指数を載せておきます。1月に市場の収縮が始まった以降でも、ビットコインは他の仮想資産相場に対して強い動きを示しています。

もしビットコインが他の仮想通貨の投機の手段でしかないとしたら、このような動きを予期しなかったでしょう。明らかに、ビットコインそのものに対する需要があるのです。

勘違い: ビットコインは流動性がなく、ゆえに市場操作される。

「流動性がないことで、少数の詐欺師があまりにも簡単に価格を大きく釣り上げてしまう」

これは正しくありません。その上、Tetherの状況に関する欠陥だらけの解釈による考えに基づいています。基本的にビットコインは極めて流動性が高く、登録交換所において高い取引高を記録し、Cumberland, Circle, Genesis, Octagonといった相対取引を行うプロバイダー(OTCサービスプロバイダー)と同じくらいの額が取引されていると思います。

仮にもしTetherの取引高や、BitMEXといった総合取引所での全取引高、シカゴ商品取引所とシカゴオプション取引所でのスワップ取引や先物取引の全取引高を差し引いたとしても、ビットコインは十分な取引がなされています。ビットコインから法定通貨(fiat)への交換相場(右下図)も十分な流動性があります。

完全に規制がなされている先物取引市場も見てみましょう。状況ははっきりしています。

昨日、シカゴ商品取引所では7,077枚の取引がなされました。21,500万ドル相当です。流動性は十分あり、かつ拡大しています。

勘違い:ベアラー資産は危険で違法である。

「つまるところ、なぜビットコインがこれほどまで多くの詐欺師を惹きつけるのか? 全ての取引は非可逆的だからである」

よいところもあれば悪いところもあります。ビットコインはデジタル式のベアラー資産で、完全に新しいものです。もちろん、これを使って人を騙そうとする奴もいます。その意味ではこれまで発明された中で最適な通貨ですドルを使った詐欺師なんてこれまでいましたか?

「もしビットコインを盗んだら、それを持ち続けなければならない」

もしビットコインを手に入れたら、それを持ち続けなければなりません。もしビットコインをマイニングしたら、それを持ち続けなければなりません。財産権はとてつもなく大事です。まさしくそのことが、安全なウォレットと管理ソフトウェアを開発しようという動機づけになるのです。私たちはその目標に向けてすでに半分までは来ています。

勘違い: ビットコインはそれでも信頼できる仲介業者に依存している。

「より魅力に乏しく、より高価であるが、より攻撃されやすい金融システムを有する方が、他者を信頼しなければならない。もっと正確に言うならば、他者を信頼しなければならないことを認めることよりも適している、とビットコイナーは考えるのである」

ビットコインを使うことは、個人への信頼を当てにすることではありません。もしノードを実行し、ハードウェア・ウォレットか、厳重に管理されたペーパー・ウォレットを使い、十分な運用保全を維持するならば、準備万端です。もちろんビットコインを得るには、Gemini, GDAX, Squareを使わければならないでしょう。しかし、ビットコインを取引所に預けるよう強いることは誰もしません。長期間、取引所へ預け入れるのであれば、当該機関に対して相当な信頼を置かなければなりません。ビットコイナーであれば誰でも、人々にそのようなことを声高に勧めることはしません。

もっと広い視野で見た場合、ビットコインは信頼性を完全に排除していません。このことは、評論家たちがしばしば行う筋違いの論点です。ビットコインは単一機関を信頼する必要性を軽減しています。その代わり、典型的なFOSS(フリーソフトウェア、オープンソースソフトウェア)の仕様を通じて、コードが十分に精査されること、マイニングを強調する経済制度が今後も続くこと、そして個々のログは難解であるということに信頼を置けばよいのです。これらの点は全て正しく、これからもそうあり続けるという論拠も多くあります。逆の視点で言うと、単一組織によるマネーサプライの管理は常に権力の乱用に遭うという論拠も多くあります。もし私の言うことを信じないのであれば、現在トルコで起こっていることを見てください。シニョリッジ(通貨発行権)は一種の麻薬です。そして、その習性を断つことはほぼ不可能です。

「ビットコイン取引所は、それを自覚するかどうか関係なく、何らかの信頼性の尺度を有する必要である」

中央集権型の取引所にはその尺度が必要です。ビットコインには、Hodl HodlBisqのようなユーザーの資金を保有しないP2Pの取引所が存在します。もうひとつのP2P取引所であるLocalBitcoinは、単一の仲介人への依存を減らしています。中央集権型の取引所でも、利用者の求めに応じて、定期的に支払能力の証明を行うことができます。そして他の金融商品同様に、仲介業者や取引所が実用的な体制の下で規制が行わるのであれば、そうした業者が準備金の一部を運用し、利用者の資金を喪失しないよう促されます。

大局的には、中央集権型の取引所への依存は避けられないということです。非中央集権型と利便性をトレードオフする人が多いでしょうし、われわれもそれを避けることはできません。われわれは取引所に適切に事業を行うよう要求することはできます。長い期間培った堅牢性、回復力、統合性を有する取引所や仲介業者は多くあります。逆に、適切な運営が行われない取引市場は破綻します。

要約すると・・・

この記事の問題点は、この評論家がビットコインは劣った経済システムだと決めつけて、その考えを確かなものにするために様々なデータを探してきた、ということです。ビットコイン相場は不安定だ、それは認めます。ビットコインはまだ新しい商品貨幣です。現在進行形で金融商品となりつつあり、少数の熱心なグループのものから世界的なユーザー基盤のものに育ちつつあるものです。もちろん、ビットコイン市場は不安定であり右肩上がりの成長とは言えません。そう願っているのはフラジリスタだけです。

ビットコインを担保にする人も、財バスケットに組み込もうとする人もいません。そこが重要です。ビットコインはとりわけ、単一の権威の影響を避けるために考案されました。ビットコインには現在のあるべき価値に基づく値段が常に付けられます。15分くらい相場を操作することは可能かもしれませんが、1,000億ドルもの資産相場が操作されるという考えは極めて怪しいのです。

確かにビットコインは、ソブリン通貨への依存度を縮小したい個人に逃げ道を与える取引所に依存しています。ときにはハッキングに遭い失敗を見る取引所もありますが、そうした淘汰はごく自然なことです。ビットコインは悪影響を受けることなく順調に進み続けています。確固とした確実性と取引保証のおかげで、日々、何十億単位の取引量が生まれているくらいに人気になっています。この取引量はビザの処理能力に一桁及ばないだけです。そう、たったの1/10負けているだけです。その差も来年には縮まることでしょう。ビットコインには他にはない信頼性、レリジエンス、抵抗力を有しています。ビットコインを人間に例えるならばまだ4年生ではありますが、9歳の貨幣としてはこれは極めて素晴らしい実績と言えます。

評論家たちはこうした事実を無視し続けることでしょう。データを読み取る能力がないからではなく、データの読み取りを拒否したいからです。評論家たちはビットコインがもたらそうとする世界を深く憂慮しつつ、温情に満ちながらも楽に金儲けできる体制を好んでいます。評論家のような職業がもうかる体制です。ビットコインは所有者に対する責任とハードマネーとしての基準を保証しています。それは救済制度、モラルハザード、専制的インフレ政策の存在には脅威です。ビットコインの世界で富を得る唯一の方法は、それを得るために努力することです。縁故主義は機能しません。ビットコインの中央銀行は政治やロビー活動に対して完全に無関心だからです。このことは、ポスト紙に寄稿するような評論家たちの感覚に背くものです。

 

つまり、この記事を支える論点そのものが間違っているのです。

 

通貨が本来持ち合わせているが、ビットコインにはない性質がひとつある。安定した価値を維持することだ。

ビットコインは安定した価値を維持する目的で考案されたものではありません。正直に言うとナカモト氏はそのように意図したわけでもなく、現在のシステムもそうではありません。人為的な安定性、つまりボラティリティを低くすることで、失敗に終わりやすい状態で置き去りにされます。 これは一切の担保がないステーブルコイン(安定通貨)の運命です。ビットコインは電子マネーに関する二重払いの問題を解決し、予測可能な金融政策を提供するために作られたものです。その目的はこの9年半の間で達成できており、今後もその状況が続くことでしょう。 そこにもってきてボラティリティの低さを求めるなんてばかげており、金融システムにつきもののトレードオフ、金融市場がより広範に機能する方法について無知をさらけ出すだけです。

ビットコインはまだ登場したばかりで日が浅い資産です。成熟期にまで達していません。5000万から1億人の所有者もしくは利用者がいますが、世界人口で見たらそれは1−2パーセントほどです。ビットコインを主に利用している層はまだ明確ではなく、これに続く利用者層もまだ確立していません。ここで話しているのはマネーであり消費者用アプリではありません。だからこそ、計画的かつ慎重な発展がなされるのです。ガバナンスは組織化しづらく、コンセンサスは得られにくいものです。インターネットは1日にして成りませんでした。管理者による承認を必要とせずに価値を送金するためのプロトコルだって同じでしょう。

マーケットはビットコインに対する評価を継続的に見直しています。そのため、ビットコインのアドプションが拡大しつつ不安定という背景がある中では、ビットコインの交換レートは不安定で、ゆえに誰もビットコインを持つよう強いることはありません。あくまでも本人の意思次第です。幾分信頼できる金融体制の下で生きる西欧人にとって、ビットコインは理にかなった存在ではないでしょう。一方で金融当局への不信感を抱く人々、例えばイラン人、ベネズエラ人、トルコ人にはビットコインはしっくりくることでしょう。本当のところ、ビットコインを無力化された人々へ持ち込むメカニズムはまだ足りていないか、存在していません。しかし彼らにも、敵性国家がコントロールもせず鋳造もしていないマネーを有する権利があります。ビットコイン支持者がこの経済システムを世界中の人が利用しやすくしようと努力しているのは、そのためです。

ビットコインが複雑性を有するからといって、評論家たちがビットコインに関するわかりやすい事実を明らかに誤って捉えることは許されません。最終的には、彼らはそうして無知をさらけ出すことで痛手を負うことになります。広く理解されているシステムの基本的な部分について、素人感丸出しで誤解しているようでは、自らの品位を台無しするだけでなく、読者がその人の記事に疑問を感じることになります。ワシントン・ポスト紙のオーナー、ジェフ・ベゾス氏はこのことを理解し従業員に対しもっと重要なことを求めるべきです。

もしここに書いたことが心に響いたら、またはビットコインというまだ新しい経済システムについて知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

hasufly氏とLarry Sukernik氏からの貴重なご意見に感謝します。

この記事は著者のNic Cater氏の許可を得て書いています。

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