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暗号資産(仮想通貨)の追証なしのレバレッジ取引を解説【取引所ランキング・メリット・注意点】

取引
この記事を読んでほしい人
✔ 暗号資産(仮想通貨)FXで余計な出費をしたくない方
✔ 追証なしでFXをする方法が知りたい方
✔ 今後の暗号資産(仮想通貨)がどうなるかわからない方

暗号資産(仮想通貨)FXでは自分の出したお金にレバレッジをかけて取引をするといった話は聞いたことがあると思います。そしてもし損失が出たら追加証拠金を支払わなければならない場合があります。

「追加証拠金を払うのが嫌でFXをしたくない」、「FXで余計な出費をしたくない」と思っている方もいるのではないでしょうか?

この記事では追証なし(追加証拠金)でFXをする方法についてご紹介します。

この記事の要約
  • 追証は強制ロスカットの可能性を予告してくれる
  • 追証なしの取引は予告なしの強制カットとなる可能性がある
  • レバレッジ取引でロスカットをされたくない人は追証ありの取引所
  • 追証なしの取引所は「GMOコイン」がおすすめ

レバレッジにおける追証とは?

暗号資産(仮想通貨)FXでは、取引の為に入金したお金「証拠金(しょうこきん)」に対して、レバレッジを掛けられます。

暗号資産(仮想通貨)FXでは、最大4倍のレバレッジが利用でき、証拠金は4倍の取引資金と同じです。

例えば、10万円の入金で最大レバレッジが4倍である取引所で取引した場合、最大で40万円分の取引を行うことができます。

しかし、証拠金維持率といわれる指標が一定の値を下回った時、証拠金維持率を上げるために追加で入金するよう勧告されます。これがいわゆる、追証(追加証拠金)と呼ばれるものです。

追証(おいしょう)を払わないとどうなるのか?

強制ロスカットの警告サインではFX取引追証を払わないとどうなるのでしょうか?

結論から言うと、追証を入金せず証拠金維持率がさらに下がっていったとき、強制ロスカットが発生し取引が強制的に終了してしまいます。

追証自体に法的な拘束力はないので、強制ロスカットの警告サインともいえるでしょう。

強制ロスカットとは

以上で算出した証拠金維持率が、取引所の定める値よりも下回った場合、強制ロスカットが実行される可能性があります。

必ずしも一定の基準を下回ったら強制ロスカットが実行されるわけではなく、取引所が何らかの方法で証拠金維持率が一定基準以下であることを確認した時、その取引は強制的に終了します。

証拠金維持率の計算法

ここでは概略について説明します。詳しい説明については「【証券外務員が説明する】初めてのビットコインFX講座~第二回」を参照します。

証拠金維持率の算定方法は以下の通りです。

(入金額+評価証拠金額) ÷ (必要証拠金額+注文証拠金額)× 100

※評価証拠金額 = 入金額-必要証拠金-注文証拠金±利益or損失

仮に5万円を入金して20倍のレバレッジ取引を行いたい場合は

評価証拠金額=5万円(入金額)-(5×20)/20(必要証拠金額)=0

証拠金維持率=(5万円+0円)/5万円=100%となります。

追証なしのメリット

余計な出費をするのを防いでくれる追証は強制ロスカットの可能性を予告してくれるものであると述べましたが、追証なしで取引をするのにもメリットがあります。

それは「余計な出費をするのを防いでくれる」ということです。

暗号資産(仮想通貨)の相場が下落し続けているのに気づかず、自分の証拠金維持率が下がったからといって、追証を入れ続けるというようなケースも見受けられます。

追証なしでできる取引所の場合

暗号資産(仮想通貨)の相場が不振になった→証拠金維持率が下がる→追証を払う→証拠金維持率が回復する→不振につきまた証拠金維持率が下がる→追証を払う・・・というような負のスパイラルを避けることができます。

暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引で追証なしの取引所とは

GMOコインのトップページ

ここでは2つの暗号資産(仮想通貨)取引所についてご紹介していきます。

筆者としておすすめなのは手数料無料で取扱暗号資産(仮想通貨)の種類が豊富な「GMOコイン」です。もし、取引所で迷っている方はGMOコインで口座開設をするようにしてください。

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強制ロスカットが起こる可能性がある時、他社のサーバーでは注文が通らない問題もめずらしくありません。

大手が後ろにいるからこそ、GMOコインの安定性は魅力です。
「証拠金維持率が下がってきた・・・」→「半分ほど決済、証拠金維持率を上げよう」といった対策もしやすくなります。

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※現在、日本からの新規受付停止中

BitMEXは海外の取引所です。

相場が急変し口座残高がマイナスになってしまった場合でも、マイナス分は取引所側が保証してくれるため、証拠金が0以下にならない、「ゼロカット」システムを採用しています。

国内の取引所ではめったに見れないシステムですのでとても魅力的ですが、ホームページの説明がわかりにくいのが少し難点です(英語から訳しているため)

追証なしのレバレッジ取引をやる際の注意

損失を未然に防ぐ追証なしの取引は余計な出費を防ぐのが魅力ですが、注意も必要です。

追加証拠金というものがなぜ存在するのかに気を付けながら取引をしていきましょう。

追証は損失を出さないシステムでもあるということ

追証はもともと強制ロスカットによる損失を未然に防ぐための警告的なものであるということを忘れてはいけません。

追証なしの取引をしたい場合には常に証拠金維持率を確認しておきましょう。

強制ロスカットは損失を確定させてしまうので、必要に応じて証拠金を入金するのも賢い選択の一つかもしれません。

追証なしの取引上は予告なしのロスカットがあるかも

追証なしの取引は、追証という警告がないため、予告なしの強制カットとなる可能性があります。

「市場が活気づいて暗号資産(仮想通貨)の価格が上がったのに、勝手に売却されて結果的に損失がでた・・・」なんてことも十分にあり得るのでくれぐれも気を付けてください。

こまめに自分の暗号資産(仮想通貨)口座を確認しましょう。

暗号資産(仮想通貨)FX 追証 まとめ

 

この記事のまとめ
  • 追証は強制ロスカットの可能性を予告してくれる
  • 追証なしの取引は予告なしの強制カットとなる可能性がある
  • レバレッジ取引でロスカットをされたくない人は追証ありの取引所
  • 追証なしの取引所は「GMOコイン」がおすすめ

ここでは、追証なしの取引についてのメリットと注意点について説明してきました。

暗号資産(仮想通貨)FXでは自分の投資の方針に合わせて取引所を選ぶことがとても重要となってきます。

レバレッジ取引でロスカットをされたくない場合

「これから暗号資産(仮想通貨)市場が盛り上がってくると思うからレバレッジ取引でロスカットをされたくない」と考えている人は追証ありの取引所を選ぶようにしましょう。追証が警告がわりとなって、気づいたら強制ロスカットされてた、なんてことはなくなるでしょう。

暗号資産(仮想通貨)の今後の市場がよくわからない場合

「今後の暗号資産(仮想通貨)がどうなるかわからない」という方はなるべく追証なしの取引所を選びましょう。

突然強制ロスカットをされる可能性はありますが、上記に示したような、追証の負のスパイラルを未然に防ぐことが出来ます。追証なしの取引所は「GMOコイン」がおすすめです。

もちろん、分からない時は「取引せずに、待つ」のも大切。
振り返れば、過去にビットコインが暴落しても、キチンと底値を待ってから買った人は億万長者。

ここぞと言う時に備えて、資金を温存するのも賢い選択です。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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