リキッド(Liquid)のスプレッドは広すぎる？

この記事を読んでほしい人

✔　Liquidで暗号資産(仮想通貨)取引を始めようと思っている方
✔　Liquidのスプレッドを知りたいという方
✔　各暗号資産(仮想通貨)取引所のスプレッドを比べてみたいという方

「Liquid (Quoinex)のスプレッドは狭い？」「ほかの取引所と比べてどの程度違うの？」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、Liquidのスプレッドについてお伝えしていきます。

Liquidの手数料について詳しく知りたい方、少しでもコストがかからない取引所を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね！

この記事の要約

リキッド(Liquid)のスプレッドは狭い

暗号資産(仮想通貨)取引所には

の2つの市場があり、どちらも売値と買値に差があります。

一般的に取引所の方が販売所よりスプレッドが狭いとされていますが、どちらにもスプレッドは存在します。

Liquidの場合は取引所だけなので、販売所と比べるとスプレッドが狭いと言えます。

「スプレッド」とは買値と売値の差額のことです。

上記は、bitflyerのビットコイン販売所での取引画面ですが、購入価格と売却価格に差がありますよね。

価格差は23,233円、これがスプレッドです。

スプレッドが23,233円の場合、23,233円以上値上がりしなければビットコインを購入しても利益は発生しません。

スプレッドはできるだけ狭い方がいいことは、言うまでもありません。

取引手数料とスプレッドの違いは何でしょうか。

取引手数料は売買が成立するたびに支払わなければなりませんが、スプレッドは取引と別に支払うことはありません。

全ての暗号資産(仮想通貨)取引所は、「取引所」と「販売所」のどちらか、あるいは両方を持っています。

「販売所」では、取引所が提示する金額で暗号資産(仮想通貨)の売買を行います。取引の相手は「暗号資産(仮想通貨)取引所」です。

販売所の最も大きなメリットは、ネットショッピングと同じ感覚で暗号資産(仮想通貨)の売買ができることです。これまでに金融商品の売買経験がないユーザーでも、手軽に始めることができます。

販売所のデメリットとしては、スプレッドが広いことが挙げられます。取引手数料が無料の場合でも、スプレッドを実質的な手数料ととらえることができます。

「取引所」では、自分以外のユーザーが取引の相手です。お互いの売買金額や数量が一致した場合、取引が成立します。

取引所のメリットは、スプレッドが狭いことです。売値と買値は一つの金額に収束するため、スプレッドが大きく開きにくくなっています。

取引所のデメリットは、取引の相手が見つけなければ取引できないということです。希望する金額が一般的な市場価格と離れていたり、一度に大量の売買を行いたい場合などは、いつまでたっても取引できないこともあります。

bitFlyerは、販売所と取引所の両市場がある暗号資産(仮想通貨)取引所です。同じタイミングのビットコイン(BTC)価格を比較した場合、次の通りとなっています。

市場	売値(円)	買値(円)	スプレッド(円)
取引所	1,024,844	1,024,547	297
販売所	1,054,395	1,003,218	51,177

単純に「高く売りたい」あるいは「安く買いたい」ということだけにフォーカスした場合は、販売所より取引所の方が適しています。

Liquidでは、現物取引の取引手数料は無料です。

レバレッジ取引の場合は、ポジション管理料やロスカット手数料が発生する場合があります。

各暗号資産(仮想通貨)取引所のビットコイン(BTC)取引手数料は、以下の通りです。

取引手数料とスプレッドのバランス、さらに自分がどのような取引を行いたいかなどを総合的に判断して、利用する暗号資産(仮想通貨)取引所を決めてください。